帰宅後初めて走った。二日間はお休みしていた。左膝の調子もあるが、なによりも足の指が逝かれてしまっていたので爪切りをして養生していた。内出血だけでなく出血しているところもあり、指が弱くなっていたのだろうか ― 嘗て長い距離を登った時に一回の登攀で靴に穴が開いてしまったことを思い起こした。柔軟体操に音が上がる。まだまだ身体が凝っている。沢往復で少しが解れるだろうか。
知らぬ間に里には秋が近づいていた。背伸びをしながら上を見上げると、黄色い光が輝いていた。外気温も摂氏14度と秋に突入していた。なるほど日陰では涼しかった筈で、日向での走り難さに比べてもそれほど快適ではなかった。
帰宅すると想定通り幾つもの用件が山積みになっていた。いつものことながら中々片付かない。そうこうしていう内に来たる日曜日にはボンでのコンサートがあるので、これまた忙しい。
想定外は、LINUXの二機とも同じようにストレージにアクセス出来なくなっていて、その原因は未だに分からない。この間にアクセス権などを強化する方向にはあったが、WIFIに限らず同じようにアクセスできなくなった原因は追究していかなければいけない。正直LINUXの動きなどが遅くて、マルティメディア対応以外にも若干不満を持つようになってきている。またストレ―ジの容量があと一週間も持たなくなってきていて、外付けとして拡大しなければいけなくなってきている。現在使用中の1TGを購入してからまだ丸二年も経過していないので、倍の2TGを購入してもどれほど長く使えるか正直不安だ。価格も安くなっていない。しかし3TGとなると100ユーロもする。
今回の収支決算を見ると、宿代が素泊まりで一泊10ユーロと昨今からすると破格の価格で、朝食・食事・飲み代など八食分ぐらいで140ユーロとこれも格安だった。昨今は一泊60ユーロでは効かなくなっているので、今回はその範疇に収まった。冬と夏の相違もあり、シャワーが使えないことも大分違うだろう。
その他では落石でパートナーのヘルメットを壊したので、弁償代が必要になった。既定の参加費を全く徴収しなかったこともあり、燃料代を含めて100ユーロで話を付けた。その他では、確保の時に下降道具でもあるATCを落としてしまったので、これは損失である ― 調べてみると丸々五年以上使っていた。
ヘルメットの件とこの紛失は、自分自身にとっては今回の最大の反省点である。前者は懸垂下降時に早めに降り口で準備するかそれとも最後まで上で待っているかにすればこのようなことは起きなかった。素人ではなくてもどうしても下を覗きこみたくなるので仕方がないのだ。後者は稜線に出る最後の確保地点で明らかに気が緩んでいた。そもそもザイルの設置などに問題がある道具であるが、手が縺れて落としてしまったのだ。勿論その後に懸垂下降の必要があったとしてもそれなりの対処は出来るのだが、気の緩みの事実が顕著に表れてしまったのである。
それ以外の装備は出かける時と同じようにそこにある。そのように装備が整頓されているのは、パートナーが経験あるクライマーであることを如実に示している。小さな拘りもよく分かっているのだ。クライミングにおいてはそうしたこまごまとしたことで意思疎通が出来ているかどうかでクライミングスピードが全く異なって来る。今回ほどストレスなく登れたためしはないのである。流石にミュンヘン工学出身の人だけあって、その辺りの理がよく分かっている。
参照:
限界まで出せる登攀実力 2016-09-07 | アウトドーア・環境
収容所送りとなる人たち 2011-04-04 | 雑感
知らぬ間に里には秋が近づいていた。背伸びをしながら上を見上げると、黄色い光が輝いていた。外気温も摂氏14度と秋に突入していた。なるほど日陰では涼しかった筈で、日向での走り難さに比べてもそれほど快適ではなかった。
帰宅すると想定通り幾つもの用件が山積みになっていた。いつものことながら中々片付かない。そうこうしていう内に来たる日曜日にはボンでのコンサートがあるので、これまた忙しい。
想定外は、LINUXの二機とも同じようにストレージにアクセス出来なくなっていて、その原因は未だに分からない。この間にアクセス権などを強化する方向にはあったが、WIFIに限らず同じようにアクセスできなくなった原因は追究していかなければいけない。正直LINUXの動きなどが遅くて、マルティメディア対応以外にも若干不満を持つようになってきている。またストレ―ジの容量があと一週間も持たなくなってきていて、外付けとして拡大しなければいけなくなってきている。現在使用中の1TGを購入してからまだ丸二年も経過していないので、倍の2TGを購入してもどれほど長く使えるか正直不安だ。価格も安くなっていない。しかし3TGとなると100ユーロもする。
今回の収支決算を見ると、宿代が素泊まりで一泊10ユーロと昨今からすると破格の価格で、朝食・食事・飲み代など八食分ぐらいで140ユーロとこれも格安だった。昨今は一泊60ユーロでは効かなくなっているので、今回はその範疇に収まった。冬と夏の相違もあり、シャワーが使えないことも大分違うだろう。
その他では落石でパートナーのヘルメットを壊したので、弁償代が必要になった。既定の参加費を全く徴収しなかったこともあり、燃料代を含めて100ユーロで話を付けた。その他では、確保の時に下降道具でもあるATCを落としてしまったので、これは損失である ― 調べてみると丸々五年以上使っていた。
ヘルメットの件とこの紛失は、自分自身にとっては今回の最大の反省点である。前者は懸垂下降時に早めに降り口で準備するかそれとも最後まで上で待っているかにすればこのようなことは起きなかった。素人ではなくてもどうしても下を覗きこみたくなるので仕方がないのだ。後者は稜線に出る最後の確保地点で明らかに気が緩んでいた。そもそもザイルの設置などに問題がある道具であるが、手が縺れて落としてしまったのだ。勿論その後に懸垂下降の必要があったとしてもそれなりの対処は出来るのだが、気の緩みの事実が顕著に表れてしまったのである。
それ以外の装備は出かける時と同じようにそこにある。そのように装備が整頓されているのは、パートナーが経験あるクライマーであることを如実に示している。小さな拘りもよく分かっているのだ。クライミングにおいてはそうしたこまごまとしたことで意思疎通が出来ているかどうかでクライミングスピードが全く異なって来る。今回ほどストレスなく登れたためしはないのである。流石にミュンヘン工学出身の人だけあって、その辺りの理がよく分かっている。
参照:
限界まで出せる登攀実力 2016-09-07 | アウトドーア・環境
収容所送りとなる人たち 2011-04-04 | 雑感