ランニングのための靴下を二種類使っている。一枚の踵が破れた。洗濯物の乾きも悪くなるので、もう一足を発注した。ネットで探すと適当な安いものは以前使っていて同じように踵が破れたものがあった。使い勝手は分かっていて価格もまあまあなので発注したのだ。久しぶりに履いてみると問題になったウレタンの混紡が暖かかったが、夏には向かないのを思い出した。冬はこれが気持ちよく使える。走りは相変わらずだが足元が冷たくなく快適に走れた。
同じ靴下を購入したのは三年前の夏で、アマゾンが取り扱っていたので送料無料で14ユーロ。今回は送料3,75で16ユーロである。送料はもう一つの靴下を購入したのだが、全部で4ユーロほど高価になっている。品質は全く改良されていないと思うがインフレが厳しいご時世で仕方がないのかもしれない。
そこで今急に思いついた。昔から日本でも何度かなされたようだが、結局マルクからユーロのデノミネーションでその交換相場に当たる二分の一以下の支払いで済んでいたのは最初の数年間で、直ぐに半分以上の額面で支払うようになって、今では当時マルクと同じ額のユーロでは物が買えなくなってきた。つまりインフレはこの十数年で倍以上になっている。それが実感である。実際独逸の場合はユーロ市場になって儲けているのでその通り成長しているのだが、成長しなかった国が破綻するのは当然だろう。日本もハイパーインフレにならない時期に百分の一の切り下げすべきだったのではないだろうか。
日本のネットを読むと、低所得者を支援するベーシックインカム(最低限所得保障制度)の導入と時事通信にあった。こう来たかと思った。しかし 朝日新聞を読むと、生活に最低限必要なお金を国民全員に給付する「ベーシックインカムの導入」を明記 とあった。全く意味が異なる。もちろん後者が本当のべーシックインカムで、朝日が書いている通り「国民全員に一律に配る」のが大前提である。しかし、最初の時事などは低所得者支援となっていて全くあり得ない支給の仕方である。この相違はその考え方の原則にかかわり、ベーシックインカムへの大きな誤解を生じさせることになっているので明白にしなければいけない。
要するにあらゆる国民保険などをチャラにすることで初めて可能になる究極の経費削減と小さな政府を構成することでその国に住む市民全員が最低限の生活を保障されることである。その所得や時間を有意に使うことで、湧き起こる創造性豊かな社会の活気に、個人消費を中心に経済の活性化がはかられるとともに、非生産的なあらゆる国の事務管理などの無駄が一掃できるというものである。もしこれが本気ならば支給額の見通しを示すべきではないだろうか。勿論小池都政が行ってきた在日朝鮮人疎外や排外主義とは正反対であり、居住する外国人が最も得するようになっているシステムである。勿論市民を「セレクション」するなどということはこの原則にはあり得ない基本であることはその目的からして明らかなのだ。そして即不履行になる年金も養護などのあらゆる福祉支給を補うだけの支給額に至るかどうかが味噌である。これを本気になってやるならば、権力の集中を招くような議員数の削減とかは必要なく、生活に困らないのでより多くの人が代議士として薄給で国政に参加できるようになるのに違いないからである。
南ドイツ新聞無料のお試し期間が終わる前に、キリル・ペトレンコ関連の演奏会記事を中心に60件ほどをDLした。内容の程度如何に拠らず、ミュンヘンでの活動に関しては地元紙であるからBRと並んである程度網羅している筈だからだ。それでも初期には、今ほど情報量が無く、ケントナガノの方が多めな感じすらある。
参照:
腰痛日誌五日目、柔軟 2017-01-11 | 生活
月2500スイスフランの魅力 2016-06-05 | マスメディア批評
外国人に手厚い社会保障 2014-12-05 | 文学・思想
十分検討に値するやり方 2014-12-13 | 文学・思想
カズオ・イシグロで馴染み 2017-10-06 | 雑感
ハイテク製品の収集効果 2015-05-01 | テクニック
同じ靴下を購入したのは三年前の夏で、アマゾンが取り扱っていたので送料無料で14ユーロ。今回は送料3,75で16ユーロである。送料はもう一つの靴下を購入したのだが、全部で4ユーロほど高価になっている。品質は全く改良されていないと思うがインフレが厳しいご時世で仕方がないのかもしれない。
そこで今急に思いついた。昔から日本でも何度かなされたようだが、結局マルクからユーロのデノミネーションでその交換相場に当たる二分の一以下の支払いで済んでいたのは最初の数年間で、直ぐに半分以上の額面で支払うようになって、今では当時マルクと同じ額のユーロでは物が買えなくなってきた。つまりインフレはこの十数年で倍以上になっている。それが実感である。実際独逸の場合はユーロ市場になって儲けているのでその通り成長しているのだが、成長しなかった国が破綻するのは当然だろう。日本もハイパーインフレにならない時期に百分の一の切り下げすべきだったのではないだろうか。
日本のネットを読むと、低所得者を支援するベーシックインカム(最低限所得保障制度)の導入と時事通信にあった。こう来たかと思った。しかし 朝日新聞を読むと、生活に最低限必要なお金を国民全員に給付する「ベーシックインカムの導入」を明記 とあった。全く意味が異なる。もちろん後者が本当のべーシックインカムで、朝日が書いている通り「国民全員に一律に配る」のが大前提である。しかし、最初の時事などは低所得者支援となっていて全くあり得ない支給の仕方である。この相違はその考え方の原則にかかわり、ベーシックインカムへの大きな誤解を生じさせることになっているので明白にしなければいけない。
要するにあらゆる国民保険などをチャラにすることで初めて可能になる究極の経費削減と小さな政府を構成することでその国に住む市民全員が最低限の生活を保障されることである。その所得や時間を有意に使うことで、湧き起こる創造性豊かな社会の活気に、個人消費を中心に経済の活性化がはかられるとともに、非生産的なあらゆる国の事務管理などの無駄が一掃できるというものである。もしこれが本気ならば支給額の見通しを示すべきではないだろうか。勿論小池都政が行ってきた在日朝鮮人疎外や排外主義とは正反対であり、居住する外国人が最も得するようになっているシステムである。勿論市民を「セレクション」するなどということはこの原則にはあり得ない基本であることはその目的からして明らかなのだ。そして即不履行になる年金も養護などのあらゆる福祉支給を補うだけの支給額に至るかどうかが味噌である。これを本気になってやるならば、権力の集中を招くような議員数の削減とかは必要なく、生活に困らないのでより多くの人が代議士として薄給で国政に参加できるようになるのに違いないからである。
南ドイツ新聞無料のお試し期間が終わる前に、キリル・ペトレンコ関連の演奏会記事を中心に60件ほどをDLした。内容の程度如何に拠らず、ミュンヘンでの活動に関しては地元紙であるからBRと並んである程度網羅している筈だからだ。それでも初期には、今ほど情報量が無く、ケントナガノの方が多めな感じすらある。
参照:
腰痛日誌五日目、柔軟 2017-01-11 | 生活
月2500スイスフランの魅力 2016-06-05 | マスメディア批評
外国人に手厚い社会保障 2014-12-05 | 文学・思想
十分検討に値するやり方 2014-12-13 | 文学・思想
カズオ・イシグロで馴染み 2017-10-06 | 雑感
ハイテク製品の収集効果 2015-05-01 | テクニック