Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

索引 2023年05月

2023-05-31 | Weblog-Index



退屈させないかマサオ 2023-05-31 | 文学・思想
相好を崩す愛嬌次第 2023-05-30 | 雑感
達する聖フランシスコ 2023-05-29 | 音
悦びのハ長調への賛歌 2023-05-28 | 雑感
若い女の子たちに従う 2023-05-27 | 生活
纏めたアプストラクト 2023-05-26 | 文学・思想
巡礼初日に向けての衣装 2023-05-25 | 音
超音波洗浄だけで積極的 2023-05-24 | 生活
下向き▼の意味合い 2023-05-23 | 文学・思想
三位一体の神の眼 2023-05-22 | 文化一般
赤か白か、有りの侭 2023-05-21 | 試飲百景
帰納的に求められる結論 2023-05-20 | 女
秋の試飲会の予約を 2023-05-19 | 生活
よりダイナミックへと 2023-05-18 | ワイン
創造の霊感と呼ばれるもの 2023-05-17 | 音
報告から批評への相互関係 2023-05-16 | 文化一般
台詞が音楽を導く 2023-05-15 | 音
指揮棒一振りの衝撃度 2023-05-14 | 音
印象的な響き方のその時 2023-05-13 | 雑感
蕾が膨らむところ 2023-05-12 | 生活
課金無しでは作動しないよ 2023-05-11 | 女
どうするヤコブの梯子 2023-05-10 | 文化一般
ピカピカに光る健康 2023-05-09 | 生活
イザ九月はベルリンへ 2023-05-08 | 生活
次はエディプスコムプレクス 2023-05-07 | 文化一般
期待される再生の時 2023-05-06 | 女
母体回帰のその奥を覗く 2023-05-05 | 文化一般
畳上の水練の馬鹿さ 2023-05-04 | 文学・思想
得ることの多い交流関係 2023-05-03 | 女
永遠に未完成な芸術 2023-05-02 | 音
期待される女流な表現方法 2023-05-01 | 女
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

退屈させないかマサオ

2023-05-31 | 文学・思想
眼鏡を発注した。結果的に10年前よりも二割五分ほど高くついて、1800ユーロを超えた。車以外でこの価格で購入するものはあまりない。歯医者の抜歯ブリッジ等の費用よりは安いが、やはり大金だ。オーディオ機器等でも自宅での一品で3600マルクを越えた機器はあまりなかったと思う。ソファーがもしかしたらとは思うが、そんなにいいものでもない。20年前のワークステーション、あと思い当たるのはカシミアのコートとか、他にはそんなに高価な買い物はしない。確かに最高級のグローセスゲヴェックスをダース以上買えばそれに届く。ルツェルン音楽祭の最高級券や昨年のミュンヘンでのプラティナティケットを6枚ほど買えばその額に至る。

製品保証は二年しかついていないようだ。ティタンの塗装が気になる所でもある。最低五年は完璧に使いたい。それでも月30ユーロとなる、毎日1ユーロの勘定だ。現状では仕事が捗らない。つまり文字を読むのが億劫な状況から苦もなく読めて作業効率以前に出来るだけ文字を避けてという状況から脱却して、まさしくMASAOのコンセプトであるコムペテントとなる訳だ。しかし一体何時頃から億劫になってきたかというとコロナ前の2018年に歯が欠けているのでその頃から弱り目だったと思う。五年ぐらいかもしれない。スポーツ用の眼鏡を作ったのが2015年であるからまたその前。要するに三年ぐらいはとても快調に使っていたことになる。

ネットでも調べたら書いてるように、眼鏡矯正した眼の不調は殆どが過矯正の影響とあった。それも近視の過補正と近場の矯正不足で最悪の状況である。これはやはり逸早くなんとかしないと厳しい。フライブルクに研磨を発注して一週間ぐらい掛るらしいが、出来るだけ早い方がいい。

聖霊降臨祭月曜日の中継録音放送は、既に終わったシュヴェツィンゲン音楽祭から、エベーヌ四重奏団の演奏会でフレンチプログラムだったから流した。残念ながらチェロ奏者が故障で代理のオランダ人が弾いていた。その影響ははっきりは聴いていなかったが、全体の印象としていつもの密な印象はなかった。こういうことはあり得る。通常の出来のコンサートだった。

眼鏡のコンセプトの「アンダーステートメント」は普通の言葉だと思うが、アカデミックな背景があって、ギリシャからのレトリックの中での表現方法だとはあまり考えていなかった。英語圏でのそれとして代表的に挙がっているのは「モンティーパイソン」の運びだとされている。レトリックにおいては過剰の表現によって違う意味を表出させる二重の意味とかも広義には含まれるそうだが、その二つは厳密には異なるだろう。

例えばショスタコーヴィッチの交響曲などにおけるそれは昨今は二重の意味を其の儘に表現されることが多いように思うが、冷戦時代の特にヴォルコフの「ショスタコーヴィッチの思い出」が出版された頃迄はどちらかというとその裏の意味をアンダーステートメントとして行間を読むという言葉で表現されていたものに近かったと思う。

上の「コムペテント」に対するアンダーステートメントはまさしく、そこで表現されるものは「コムペテント」を客観視した視座であるともいえる。「マサオ」の名前が意味する「本物の男性」に対するアンダーステートメントというのが面白味になる筈なのだ。それは「退屈するのかしないのか」、それに尽きるかもしれない。



参照:
相好を崩す愛嬌次第 2023-05-30 | 雑感
膝を打つ予定調和 2022-06-17 | 生活
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする