Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

曖昧模糊とした風景

2023-10-25 | 雑感
勘違いしていた。朝のベットで金曜日はバーデンバーデンだから準備をと考えていた。週末にやっと夏時間が終わるので一時間朝が楽になることと11月の始まりの催し物を混同していたのだろう。

月曜日の夕刻に雨の束の間で走ったが、ここ暫くはそういう日々が続く。来週後半になって漸く秋の長雨も終わりそうだ。この間にワイン地所も全てが黄色くなって、そして一度風が吹けば全てが落葉に。栗もなにもかもが終わる。

幸い急な冷えはないようだが、10度前後を裸で走るとやはり疲れた。翌朝頭が重かったのもそのせいで、夜中に鏡を見た時も眼の周りが腫れ気味だった。眼の疲れ感と眼の下の隈が連動しているのはこれでも再確認できたが、やはり二時間に一回ぐらいの眼の体操を習慣付けてみようかとも思うが、時間が取れるかどうか。眼鏡の調子はいいのだが疲れる時は酷く疲れる。

そして気温が下がると空腹度が増す。今夏は先立って腹具合が悪く夏太りをしなかったので、ここで量を増やすと肥満に繋がるかもしれない。中々頭の痛いところで、運動量も落とせずにダイエットを遂行しないといけない。

洗濯ものもヒーターが入っていない所での自然乾燥も難しくなって、タイミングを計る。幸い窓ガラスだけは屋根裏部屋も完全に済ましてあったので、室内の光度は最大限に保たれている。降雨で更に洗われた天窓の雫が球になって乱反射するので少しは窓の雪の様な効果が表れている。僅かなつかの間の陽射しでも室温に貢献する。

先日目にしたヒーターを入れる目安という記事でその外気温の差は家屋の建設時期やその対策基準によって異なっていて、数度の差があった。つまり窓ガラスの清掃だけでも陽射しの具合によって外気温が摂氏6度のところが4度とかに変わるのは間違いない。

これでお勉強は週末にもできることになったので少し楽になった。ラフマニノフのお勉強はなかなか大変だ。一つはそのピアノ曲にそれ程馴染みもなくて、コロナ前に交響的舞曲演奏公演で初めて納得したのだが、その他の曲はお得意のディエスイーレスの動機が繰り返して耳につくだけで、それ以外は暑苦しかったりのメランコリーが永遠に続くものとしか感じない。やはり、ピアノ曲でのポリフォニー的な扱いや和声に馴染みがないからだろう。

勿論交響的舞曲だけでなくて、パガニーニの主題による変奏曲などは子供の時から放送で流れると名曲だと直ぐに感じたのだが、ピアノ協奏曲になるとまた違う難しさがある。オペラも酷い演奏乍観てはいるのだが、チャイコフスキーよりは分かりやすかったのかもしれないがそれ以上ではなかった。トルストイの影響とからしい。今回は交響曲一番と二番と初めてなので、全貌が否応なくわかる。

アメリカでもピアニストであるよりも、先ずは作曲家として紹介されて、自演指揮者と活躍していて、これも理解を妨げている。個人的にはピアノの名人として子供の時に意識に入って来ていて、そしてパガニーニ主題へと比較的素直な認知をしていて、特に長い交響曲となると中々追いつかなかった。



参照:
あまりにも壊れ易い世界 2020-02-23 | 音
クリスマスイヴの夢 2020-12-26 | 音
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