Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

週末の小片付けもの

2024-07-15 | 
手が空いているときに片付けもの。ヴュルツブルクのそれも片付けたいが、嘗てそこからの放送も非圧縮でそれをDATで録音していた。そのプレーヤーの開閉窓のゴムが伸びて来て異音を出すが、再生中には問題がない。夏の間にと思っているカセットデッキ同様に修理していない。

それを再生しようと思ってモーツァルトフェストの過去の録音を探した。クーベリック指揮他があるのだが、一度ケースごと落として中身と一致しないものがあって、そこにはザルツブルクでのドホナーニ指揮の「コシファンテュッテ」が入っていた。それは所定のところに戻すと、そこに入っているものがまた異なった。これは片っ端から頭出しする仕事もしたくないので、ちょこちょこと音出しをする。

放送もPCM36kHzサムプリングレートだったので、録音もそれに合わせてあって、現在のハイレゾからするとCDにも満たないのだが、新車にも搭載されている圧縮AAC音声のデジタルラディオDABよりはいい。逆にDABで問題なく入信可能ならばPCで録音するのと同じように走行中に録音可能か。

DSRを録音している期間はその放送が終るまでの90年代の中盤である。BR関連は当時のものもあるがそれ以前のアーカイヴからの放送を録音している。ベルリンからはアバド時代で丁度下手な演奏が耳についた時期である。どうしても生で聴く機会を作ろうとも思わせなかった。録音してあるヒンデミートなどでもCD化されたもののように編集が出来ていない生なので繰り返すには聴くには絶えないものが多い。

しかし久しぶりに音出しすると、そのデジタルの水準に拘わらずにしっかりした音が出て気持ち良い。所謂スタディオクオリティーでなくてもBGM程度に流しておくにはこれで十分であり、逆にPCオーディオでのハイレゾにはない音の落ち着きがある。DACは同じものを通していて、DSD化されることで余計にそのように感じるのだろう。

オーディオ趣味の発想からすると、こうしたバランスの取れた音響が家庭での音楽鑑賞として求められるものなのだろう。そうした市場も今や留意するほどもでもなく収縮して仕舞っているのだろう。

土曜日は20時過ぎには起きていられなくなった。アルコールも少し入っていたがやはりここ暫くの天候に合わせるだけで疲れが溜まっていたのだろう。24時過ぎに完全に起き上がって、再び就寝した。それでもぐっすりと眠れた。朝晩が冷えるぐらいの方がやはり気持ちが良い。

週明けから暑くなりそうで、そして直ぐに雷雨に見舞われるらしい。夕方までに走っておかないと時間がないかもしれない。錆取りブラシが配送されるので、急いで錆を落として、軽くヤスリがけして、錆落としを塗布しておけば、翌日火曜日には下地塗りが可能となる。それも12時間ぐらいすれば乾くだろう。

その様子で目張りなどの準備を考えればよいだろう。もし下塗りの材料が足りなければ材料を取り寄せたりで、もう一週間ほど時間が掛かるかもしれない。足りると思うのだが、缶の半分以下になっているのでなんとも分からない。前回は厚塗りしたようだが今回は最早色目に拘らず薄く塗れる。



参照:
手作業での車の塗装 2017-09-01 | 生活
視覚を超えるバロック音響 2024-07-14 | 音
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