Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

燃えたぎる掃除機

2024-07-21 | 生活
六月にヴュルツブルクに二泊した。四人用の部屋で寝室二つでベット三つで四人が宿泊できた。下に比較的若いオーナーが住んでいて、子供がまだ小さかった。喧しいこともなく、先方にとっては我々二人は手間が掛からず静かな宿泊客だったろう。気が付いたのは電子レンジがないことぐらいだったか。だから一番の問題は冷凍室がなかった事か。もう一つは天井裏にバスがおいてあるのでシャワーを浴び難かったことである。広々していて気持ちよかったので、それぐらいは我慢できた。

そこから市街地までもそれほど遠くはなかった。翌日の試飲へのアクセスもアウトバーンを使うことで悪くなかった。ワイン産地に囲まれるようなところなら更によかったろう。

今回ミュンヘンからヴュルツブルクへは敢えて北回りのA3を利用した。それ程自宅から遠いところでなくても方向から通らないところはある。抑々527kmあるマイン河がどの辺りから流れているのかも知らなかった。フレンキッシェシュヴァイツなどは何度か行っていても方向が異なるからだ。

今回初めて見た光景はアウトバーンの休憩所から見た街の全景だ。小さな街であり、左奥に城郭まで見えている。マインの河幅も狭く、くねくねしている。ワイン地所も山の上まで広がっていて、地形も土壌も単純である。

暑い週末である。走り終わって肉屋から戻って来て、車内に掃除機をかけた。四半世紀以前に部屋で使っていたフィリップスのHR6400Bという製品で、電気入力940Wと書いてある — プラグインの充電は8Aぐらいか。谷に下りて来てワイン地所のところで車内の足拭きマット叩いておいたので、砂や枯葉などを吸い上げた。5セントを吸い込んでしまったが、掃除機のゴミバックを新しくしてあったので直ぐに取り出せた。フィルター類も新しくなっている。運転席から逆時計回りに掃除していく。トランクをその儘しておいて最後の助手席を吸い込んでいるときに焼けた匂いがして、見ると煙を吐いていた。近所の人は、掃除するのを暑い今日にするべきじゃなかったねいうが、そうじゃなくて焼けたと汗みどろで掃除する。

トランクルームは改めてとして、これで次には椅子類の皮革にクリームを塗って、その他の場所も拭き掃除しようと思う。気が付いたのはドアの合わせのところなどの汚れで、一度綺麗に拭ってみようかと思う。パッキングのゴムなどが傷むかもしれないが、薬品で拭うことでの様子を見てみたい。こうなれば新車では手控えるようなことを試してみたい。遮音にも関係するところで、今後の参考になるかもしれない。窓ガラスも八月の終わり頃にガラスクリーナーで拭いておこう。

最も関心があるのは最終的には車の電子関連インターフェースからエンジンデータなどを取れるかどうかも試してみたいのだが、PCの方に不必要なソフトウェア―を入れないと使い切れない。ボードコムピュターでは読めるようにしたのだが、それだけではダイナミックスな関連した情報はみれない。

新車になると処理する情報量が軽く百倍以上で恐らく千倍に近くなっているので到底古いPCぐらいでは読み切れない筈だ。エンジニアも必要な情報だけを読み込んで仕事をしているのだと思う。



参照:
脱スクラップ盗難車 2024-07-20 | 生活
エマニュエル夫人の家 2024-06-20 | アウトドーア・環境
コメント
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