Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

世界の頂点への長い道程

2012-12-01 | 生活
世界の頂点に立ったクライマー・アレクサンダー・フーバーの講演会に行く前に二時間ほど登った。十二回目である。相棒に合わせて五級上から六級上までの間で登った。奴さんは五級マイナスの凹角を上手くこなせなかったのに続いて、オヴァーハングが綺麗にこなせなかったので、調子が悪かったのだろうが、力で登っているので庇が大きくなったりするとどうしても力が尽きてしまうのだろう。

それに引き換え、昨年とは異なって私自身は、難易度に合わせて技術力を発揮するだけで、庇が大きくてもハングがきつくても難易度は難易度だけの難しさで、少々息使いが変わるだけである。凹角を完璧に登れなければ幾ら力があってもオヴァーハングも登れないことを自覚して貰えればよい。

その後六級プラスの垂壁と傾斜のある五級マイナスを登って貰ったのだが、どれも駄目であった。やはり五級が限界であることを自覚しただろうか?最後に急いで六級マイナスの短いところを登って貰ったが、やはりこれも駄目だった。

同姓のアレクサンダーの講演でVIDEOや写真に九級などの場面が多かったが、基本技術的には同じであることを理解してくれただろうか。特に腕を伸ばしての体の左右への降りでの体重移動でこそ、オヴァーハングやリスに進路を見出せることが分っただろうか。

準会員になった支部のおばさんになどに挨拶した。相棒は週二回ペースに関わらず筋肉痛になっているようだ。私自身は伸ばす肘と寧ろ足に来ているので同じオヴァーハングなどを登っていても全く技術力が違うことを端的に語っている。決して相棒も技術的に進歩していない訳ではないのだが、こちらの技術の向上が大き過ぎるので、同じようの登っていると結構身体にきているものと思われる。当然であろう。そして私自身は、相棒に合わせるために、ウェーミングアップやクールダウン時に最も強い負荷が掛かるような練習をしているのである。見る見るトレーニング効果が出てきている。



参照:
腕力で無しに知力で 2012-11-30 | アウトドーア・環境
闖入する手習いの町医者 2012-11-18 | 生活
コメント (2)
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