Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

運転席の窓を開ける場面

2007-09-14 17:53:57 | Weblog
試験で、窓を開ける必要が有るのは、外の音を聞く時と車体後方の確認をする時です。
具体的には、
1.踏切で停止した時
2.緊急車両のサイレンが聞こえた時
3.バックする時
になります。

1.踏切で停止した時
教本には「電車の音を聞く」と書いてありますが、警報機の音を聞くというのが現実的に理解しやすいでしょう。
また、しっかり停止して左右を確認することを意識付ける意味も有ります。
窓は全開しても間違いではありませんが、音を聞くだけなので10cm~15cmほどで充分です。
今の車はリモコンでウインドー操作できますので、左側(助手席側)の窓を開けても良い理屈ですけど、
試験の時にはそういうリスキーなことはしないほうが無難ですな。

2.緊急車両のサイレンが聞こえた時
路上運転中に緊急車両のサイレンが聞こえたら、その音の発生源を確認するために窓を開けます。
その緊急車が視野内にいて音で場所を確認するまでも無い場合でも、試験中には窓を開けてください。
(試験官へのアピール)

3.バックする時
方向変換(いわゆる車庫入れ)や鋭角の路地を切り返して通過する時など、
バックする時には窓を全開にして、窓から顔を出して後方の確認をしてください。

それぞれ必要な時に窓を開け、その原因が無くなったら窓を閉めます。普通は。
「運転席に着いたらすぐに窓を全開にしちゃえ。運転中は開けっ放しで、降りる前に閉めればオッケー。」
のように教える個人指導業者もいるやに聞き及びますが、
確かに、そうすれば試験の際に窓の開閉を理由に減点される心配は有りません。
でも、それで本当に教習の目的を果たせているのか、極めて疑問ですよね。


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