
パイロットアカデミーは指定教習所(いわゆる公認教習所)でないので、
教習生の方には試験場で技能試験を受験してもらうのですが、
「何回くらい受験すれば合格できますか?」と尋ねられることがよく有ります。
しかし、それは、
「何年くらい浪人すれば○○大学に入れますか?」と同じくらいナンセンスな質問です。
大事なことは「何回受験したか」でなく「どれだけ勉強(=練習)したか」だからです。
練習もしないで文字通り“一発”で受験するならいざ知らず、
ちゃんと練習して受験するなら、基本的には1回で合格するつもりで受験してください。
とは言うものの、
慣れないコースを初めて乗る試験車で走るのだし、
試験官(=警察官)が隣に乗っていることだけでも緊張しますから、
技能が仕上がっていたとしても、「1回で」というのは難しいかも知れません。
でも、2回目はそういう言い訳ができません。
また、1回目受験後に試験官から不合格理由を指摘されますから、
その弱点を補習してから受験すれば、ぐっと合格に近づくはずです。
しかも大学受験と違って自分で受験日程が設定できますから、
練習が足りないと思えば、もっと練習した後で受験予約すれば良いのです。
ここで意外に陥りがちな失策は、「補習しない」こと。
試験官から不合格理由を指摘された時に、その場で頭の中で理解したつもりで、
「次の時にそれを直しさえすればいいんだな。」と思ってしまうのでしょうね。
それも分からないではないですが、実際に体を動かして練習してみないと
試験官が指摘した本当の意味すら正しく理解できないことがあります。
また、指摘されなくても実は減点されていた所や練習不充分な課題も有るでしょうから、
きちんと補習してから再チャレンジしてください。
大学に現役合格できなかったなら、浪人中は勉強しましょう。ということです。
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