Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

クラッチはゆっくり繋がない

2007-09-08 12:39:20 | Weblog
MT(マニュアル)車のクラッチ操作は、初めは慣れないので苦労します。
教習生の皆さんは、発進の際に、
本に書いてある「クラッチペダルをゆっくり上げていく」を実践しようとしますが、
ここでは敢えて「クラッチはゆっくり繋がない」ことを推奨してみます。
(教習中、それも初めの1~2時限に限るという条件付で。)

もちろん、発進時のクラッチはゆっくり繋ぐのが基本です。
しかし、最初から最後までペダルをゆっくり上げていったのでは、
どこで半クラッチが始まりどこで完全に繋がったのか体感できないことが多いようです。
いつの間にかスムーズに車が動き出してしまうので傍目には上手な運転に見えますが、
指導している立場から見ると本当に教習目的を達せているか心配な時があります。

MT教習の1回目・2回目には、ぜひクラッチペダルをサッと速めに上げてみてください。
エンストやノッキングを過剰に恐れないでください。
教習中ですからエンストもノッキングも恥ずかしくありません。
そして、何回も試行しながら
「このぐらいのクラッチだとエンストする/しない」という加減を摑んでいってください。
その何回かの試行の中で、アクセルとの調和が取れていけばなおベターです。

実際の教習場面では、教習生の個性(“慎重”とか“大胆”とか)も勘案しなければならないので、
一概に「お勧めの方法」とは言い切れませんが。


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