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国土交通省は15日、
ハイブリッド車が静かすぎる(低速走行時には殆ど無音)ので歩行者に危険なため、
エンジンに似た音が出る装置を搭載するよう自動車メーカーに義務づける方針を固めたそうだ。
「なぜ、エンジン音? メロディとかソフトクラクションとかではダメ?」
と考える人も多いようだが、そんなのは、すでに有識者会議で検討され尽くしているのだ。
国土交通省>第2回「ハイブリッド車等の静音性に関する対策検討委員会」議事概要(pdfファイル)
なるほど、これを読むと確かに、
「車が近づいている」と直感的に認識させるには、
メロディー等より、やはり“エンジン音”が適していると理解できる。
しかし、それにしても、
これまで“静粛性”を追求して開発を進めてきたというのに、何と皮肉なことか。
メーカー出身の小生としては、エンジニアたちのやりきれない気持ちに同情したい。
しかし、静かすぎて危険であることを指摘されているのも事実なのだから、
ここは意識を切り替えて、今後の開発に取り組んでほしいと願っている。
ところで、東京と神奈川を結ぶ京急線の一部の車両は、
加速するにつれて「ドレミファ~」と歌うような音を出すモーターを載せている。
そんな、“粋”というか、“洒落”というか、夢のある新技術をここでも期待したいところだ。
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2009/10/16 23:00現在、自動車カテゴリーで第15位です。
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