
路上駐車車両などの障害物を回避するために中央線をはみ出す時は、
対向車の状況を確認するのは当然でしょうが、
障害物を越え終わった先に自分の入るべきスペースがあるかどうかも
気に留めておきましょう。
前に車がいる場合は、とりあえず、前の車の動きに注目です。
同じスピードのままで障害物を越えて行ったなら、
その先スムーズに流れていると思われますが、
前の車が障害物を越えて自分の車線に戻る時に、もし減速したなら、
障害物の先は流れが悪くなっていることが予想されるわけです。
そんな時には、障害物回避を始めてはいけません。
前の車がセンターラインを越えたからと言って、
後続の自車が漫然と何も考えずに追従するのは以ての外です。
対向車や歩行者の問題もありますし。
なお、前に車がいないとき(自車が先頭)などには、
センターラインを越えて初めて、障害物の先の状況が見えることがあります。
そんな場面で、元の車線に自分の入るスペースが無いことに気づいたなら、
まずはブレーキで減速してください。
そのうえで、障害物回避を中断することを第一に考えてください。
障害物の手前で、元の車線に戻るのが基本です。
もしそれができないようでしたら、対向車の邪魔をしないよう、
できるだけ左(障害物側)に寄って停まりましょう。
ただし、これは、元の車線に戻れない場合の非常手段であって、
こちらを基本に考える(そういうドライバーは実は多いのですが)のは
筋が違いますので、勘違いしないように。
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2009/10/28 23:00現在、自動車カテゴリーで第14位です。
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