
クランクなどで、大回りしすぎて曲がりきれないときは、
切り返しをやって、曲がりなおしてください。
「切り返し」は、ハンドルを逆に回してバックするものですが、
“逆”に回すよりも“まっすぐ”でバックしたほうが
ミスが少なくなりますので、パイロットアカデミーの教習では、
「ハンドルまっすぐでの切り返し」を教えています。
ハンドルを回した状態で前進すると前輪より後輪が内側を通るのと反対に、
ハンドルを回した状態で後退すると、後輪より前輪が外側を通ります。
これを“外輪差”と呼びます。
例えば、クランクコースにおいて、
“左”へ曲がるコーナーを曲がりきれなかったときに、
ハンドルを“右”に回してバックすると、左側に“外輪差”が生じます。
この外輪差によって、左の角にぶつかったり、
再び前進する際に左が狭くて曲がりにくくなったりすることがあります。
慣れない車(「試験車」はその典型でしょう)に乗るときは、
できるだけ内輪差も外輪差も作らないようにしておきたいので、
「ハンドルまっすぐでの切り返し」を覚えておくと良いでしょう。
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2009/10/20 23:30現在、自動車カテゴリーで第14位です。
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