
先日、JR某線が支障物との接触のため長時間にわたり運休した。
「支障物との接触」ということからして意味不明だが、
復旧に時間が掛かり過ぎたのも不可解だった。
そして、それに輪を掛けて解らなかった、というより、腹が立ったのが、
駅のアナウンスだ。
「復旧の目処は立っていません。ご理解とご協力をお願いいたします。」
と言っていたのだが、
「ご理解」と言われても(おそらく駅員も)状況が呑み込めていないし、
「ご協力」って、何を“協力”しろと言うのだ。
定められたアナウンス原稿を読んだだけなのか、
それとも、つい口の勢いで出てしまったのか、
どちらにしても、言葉に心がこもっていない。
トラブル発生時には、
まず、状況を説明して、対処方法(復旧の目処とか代替手段とか)を示すこと、
そして、その駅の責任ではないにしても、「謝る」というのが必要なはずだ。
ところが、「ご理解とご協力」というのは、
乗客側に何かを求める言葉なので、
そこに小生は違和感を持ち、腹が立ったのだろう。
それにしても、特にJRは、
「ご理解とご協力」という言葉を安易に使っているように思えてならない。
例えば、
「3号車は女性専用車両です。ご理解とご協力をお願いいたします。」
というのも、
何だか、我々が「ご理解」できていないみたいで、失礼な気がする。
「ご協力をお願いいたします。」だけで充分ではなかろうか。
JRに言わせれば、「ご理解」のできない人たちも一定数いるようなので、
意味が無いわけではないのかも知れないが。
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