
“常識的”なメーカーでは、
自社の製品を購入してくれた客からの意見を、
それが良い事であっても、悪い事であっても、
大事にしています。
特に、低価格製品を製造している会社では、
「製品に不満があったので次からこの会社の製品は買わない」
と思われるのが(ありがちですが)一番怖いようです。
なので、わざわざ意見を言ってくださるお客さまは、
まさに「神様」のような存在らしいです。
ところで、お客さまからの(悪い事に関する)意見は、
「クレーム(苦情)」と「コンプレイン(不平)」
とに区別されます。
例えば、
「このボールペンは書けない」というなら「クレーム」であり、
「このボールペンは握りにくい」というのは「コンプレイン」という具合。
どちらも、より良い製品を作るための貴重な意見には違いありませんが、
クレームは、製品として機能していないのですから、
緊急に対策を打たなければならない大問題です。
一方、コンプレインは、今後の改善につなげていければよいものですし、
もしかしたら使い手によって感じ方が異なるかも知れません。
これを教習に置き換えて考えてみますと、
「教習中に指導員が居眠りをしていた」とか
「間違ったやり方を教えた」というのは、クレームですよね。
しかし、
「教え方がヘタだ」とか、
まして、「試験に合格できなかった」というのは、
コンプレインに属する性格のものでしょう。
もちろん、
「コンプレインだから対策を打たない」と考えているわけではないので、
教習生からのご意見は、
クレームであれ、コンプレインであれ、
忌憚なく言っていただけるとありがたいです。
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