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ハンドルを「回す」ことを「切る」と言うことがあります。
これは「舵を切る」にならった表現で、
車のタイヤは船の舵のように水を切るわけではありませんが、
慣例的に「切る」と言っているものです。
しかし、
「ハンドルを回す」と「ハンドルを切る」とは
実は、ちょっと使い方が異なります。
例えば、
「カーブに入ったらハンドルを回し始める」のを
「ハンドルを切り始める」と言っても通じますが、
「カーブの後半ではハンドルを逆に回してまっすぐに戻す」を
「ハンドルを逆に切って」では、不自然ではないですか?
こう考えてみると、
「回す」は、どちらへ回すのでも使えますが、
「切る」は、自分が行きたい方へ向かう時にだけ使える表現、
と言えそうです。
当ブログでも、そのように使い分けているつもりです。
ちなみに、『広辞苑(第七版)』には、
「切る」の項にいくつか説明があるうちの一つに「方向を変える」とあり、
その例として「ハンドルを―る」と載っていました。
シンプルで明快な説明ですね。
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