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本免技能試験での「方向変換」課題(※)は、
車体の取り回しなんかよりも、
安全確認で減点されることが多いようです。
※「方向変換」
車庫部分にバックで車を入れて、向きを変えて出口に向かう課題です。
一般には「車庫入れ」とも呼ばれています。
まず、車庫前で、車庫の中の安全確認が必要です。
子供が遊んでいたりしないか、障害物が無いか。
そして前進しつつ車体を少し斜めにして車体後部を車庫に向けたら(※)
車を停めて、後ろの安全を確認してください。
※ 試験場によっては車体を斜めにしてはいけない所もあるようです。
それぞれ試験官からの指示に従ってください。
バックを始めたら、
扇の要(円弧の中心)となる後輪を見ながら、
縁石の近くに寄せて行きます。
もちろん縁石に載らないようにしてください。
車体が扇型を描き始めたら、
バックの時は前輪が“外輪差”を作りますので、
外側にふくらむ部分(ボンネットの前角)を見ていきます。
車体が車庫の奥に向いたら、
今度は、真後ろを見て、バックしていきます。
そして、車庫の壁(試験場や教習所ならポール)にぶつかる前に車を止めます。
こんなふうに、
要は、「危ない所、危ない所」を順に見ていくということです。
安全に、確実に、バックしてください。
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