Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

奥が深い「左へ曲がります」

2016-09-10 15:57:42 | Weblog

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トラックなど大型車が左ウインカーを出した際に
スピーカーから「左へ曲がります」と声が出る車があります。
その一方、人間の声ではなく、
「ピー、ピー、ピー」と電子音が出るタイプのものもあります。

これはもちろん、左折時の巻き込みを防止するためであり、
音を鳴らすこと自体に反対する人は少ないでしょう。
そして、人間の声と電子音とのどちらが良いかについては、
多くの人が「ドライバーの好みで良い」と考えているようです。
強いて言うなら、
「電子音より声の方が人間味があって好きかな」といった感じですね。

しかし、歩行者の安全を考えるなら、
できれば「声」で報せた方が望ましいのです。

と言うのは、
ウインカーの意味が分かっていない歩行者がいるからです。
自動車を運転する我々は、
左ウインカーを出している車は左折するということを理解しています。
しかし、小学生やお年寄りの中には
それが分かっていない人も多いという事実は無視できません。
左ウインカーが左折の合図であることが分からない人に、
「左ウインカーを出している」ということを示す電子音を出したところで、
やっぱり、意味が分からないのです。

単に「俺はこちらが好きだ」とか、ましてどちらがコストが安いとか、
そういうことではなく、
人間の声で「左へ曲がります」と言うのには
それなりの意味があるということです。


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ハンドルの下半分を持つのはそんなにラクですか?

2016-09-08 18:29:30 | Weblog

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ハンドルは、両腕を上から載せて、
「10時10分」の位置で持つのが正しいとされています。
体格や姿勢によっては「9時15分」でも良いですが、
「ハンドルの下半分を持たない」ということは意識してください。

下半分でハンドルを握っていると、
咄嗟の時に対応できない、というのが直接の理由です。

しかし、それよりも問題なのは、
もしドライバーに「ラクしよう」という心理が湧いているなら、
それこそが危険だからです。
積極的に「ラクしよう」とは思っていないとしても、
体がラクを求めているのだとしたら、
やはり「ドライバーとしての自覚に欠ける」と言わざるを得ません。

たしかに、人間の腕は、
上に挙げておくより下に下ろしておいた方がラクです。
しかし、自らの力だけで挙げたままにしておくならともかく、
ハンドルの上に腕の重さをもたれ掛けさせるのが、そんなに疲れますか。

それを「疲れる」というなら、
運転するという行為すべてが体に負担を掛けていますよ。
厳しい言い方になりますが、
「ラクしよう」と思っているなら、
免許なんか取らずに、他人の運転する車に乗せてもらった方が
よほどラクじゃないですか。

これが、運転に支障が出ないなら
できるだけ力を浪費しないやり方が望ましいに決まっています。
しかし、先に書いたように、
ハンドルの下半分を持つのは、ハンドル操作に影響する話ですから、
ドライバーがホンの少しの労力を惜しむべきではありません。

そういうクセは早い段階で矯正しましょう。


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なぜハンドルの内掛けをするのか

2016-09-06 13:49:39 | Weblog

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ハンドルは外側からつかみます。

これを聞いて何ら不思議を感じない人は、
正しいハンドルの持ち方をしているはずですから、
気にしなくて大丈夫です。

ただ、特に過去に運転経験のあった人など、
ハンドルの内側から手を掛けるのを見かけることがあります。
これは「内掛け」と呼ばれ、
教習ではご法度とされている行為です。

では、なぜ内掛けをするのでしょうか。
それは、その方がハンドルに力を入れやすいからです。

例えて言うなら、つるべ井戸の綱を引くがごとく、
右手と左手を交互に下へ力を入れるために
ハンドルを切りたい側で内掛けすることになります。
(「つるべ井戸」が分からないですか?)

昔の車はハンドルを回すのに力が必要でしたから、
特に重たいトラック等を運転していた人は、
内掛けハンドルで「うんしょ、うんしょ」と回すくせが
付いてしまっているのかも知れません。

でも、今の車はほぼすべて(試験車・教習車に限っては例外なく)
パワーステアリングが装備されていますから、
非力な人でも簡単にハンドルを回せます。
ですから、内掛けで力を入れる必要が無いのです。

それどころか、内掛けしていると、
ハンドルを逆に回しにくくなるため咄嗟の時に危険ですし、
ハンドルの微調整も難しいので、
「道に合わせてハンドルを回す」という基本が疎かになってしまいます。

内掛けハンドルにはデメリットばかりでメリットなし。
教科書通りに握ってください。


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車種が異なることを不合格の言い訳にしないで

2016-09-04 17:39:26 | Weblog

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試験に不合格だった教習生から
「車種が異なるので車両感覚がつかめなかった」
と聞くことがあります。

もちろん試験車と同じ車を使って練習できれば
受験に有利には違いありませんが、
その逆に、試験車両で練習しなかったことを
不合格の言い訳にしないでください。
否、そんな心づもりだから不合格になるのです。
…とまで言うのは厳しすぎますか。

たしかに、車種によって
車幅やホイールベースが異なったり、
ドライバーから見える景色が違ったりします。
しかし、トラックで練習してセダンで受験するわけでなし、
同じセダン車を運転する以上、
その「車によって異なる」ということを念頭に置いて、
ハンドルを回すタイミングや回す量を多少調整するだけで、
対応できるはずです。

もし、それで対応できないのだとしたら、
「ここでこのくらいハンドルを回す」などと
変な目標を覚えてしまっている証拠とも言えます。
それは、免許を取った後も
「教習車と同じ車種でないと運転できない」
と言っているのと同義ですよ。
それじゃあ、運転免許を貰えなくても文句は言えませんよね。


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不合格に費やした時間と費用を上回るメリットも

2016-09-02 15:58:03 | Weblog

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まったく練習しないで受験するのは無謀というもの。
それで合格できる人がいないわけではないですが、
その可能性は極めてゼロに近いです。

では、練習不充分で受験するのはどうでしょうか。
これも、合格できる可能性は低いのですが、
不合格を無駄にしないのであれば、
一概に反対するつもりはありません。

試験で不合格になると、試験官は、
その理由を教示してくれます。
言ってみれば、自分の運転の弱点を教えてくれるわけで、
それを参考に補習して次回受験に臨むなら、
「価値ある不合格だった」と言えます。

また、受験を経験することで、
教習生の目つきが変わる(真剣みが出てくる)のも、
この商売をやっていて何度も経験しているところです。

もちろん、受験するには、
平日に時間を割いて試験場に行かなければなりませんし、
5000円強の受験料も必要です。
また、不合格になることで精神的なダメージを受けてしまう人も
いるかも知れません。

でも、それらを上回るメリットを感じられるなら、
練習不充分のまま受験してみても良いのではないでしょうか。


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