山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

フロントガラス マークの効果(ホンダ)

2010-10-19 23:55:11 | 運転・車・道路の事
本日の讀賣新聞夕刊第1面にこんな記事が載っていました。

概要
 ホンダは、狭い路地での接触事故を防ぐために、全車種のフロントガラス2カ所に小さなマークをつける方針を明らかにした。このマークは一辺4~5ミリのセラミック製の黒い三角であり、フロントガラス左右の両端、視線よりもやや高い位置につけられる。
 このマークがあると、無意識のうちに運転手の視線が安定するという効果があることがホンダの実験済みである。すれ違いや右左折の時に、車幅を確認しやすくなり、接触事故を大幅に減らすことができる。現在、日本を始め、世界各国で特許を申請中である。
 実験ではクルマ1台がやっと通れる幅3メートルの左折路を車で通過し、3000件以上の運転手の視線の動きを調べた。その結果、運転が得意な人は、視線を水平方向に動かしていたが、運転が苦手な人は、視線が上下に左右に乱れる傾向があることがわかった。マークをつけると、運転が下手な人でも視線が水平方向に動き、運転操作にぶれがなくなることがわかった。
 これは、かつての乗用車のボンネットに取り付けられていたフェンダーミラー等に代わる運転時の目印として、ホンダが研究を進めていたものである。
[ホンダ フロントガラスマークで事故防止]

感想
 フロントガラスに小さなマークをつけるだけで視線が安定するというのは、不思議なものだ。それに、車幅が把握しやすくなるというのは、新聞に記載されているイラストを見て、なるほどと思った。 このマークがついているからホンダ車を選ぶということも多いにありそうだ。
 ところで、この記事に載っている「フェンダーミラー」というのは、何なのだろうか? と思って調べてみた。かつて、ボンネットのある車では、バックミラーがボンネットの前のほうに設置されていたが、それを「フェンダーミラー」というようだ。かつては、フェンダーミラーをつけなければいけないと法令で決まっていたそうだが、1983年にその法令が撤廃され、今ではドラミラーの車が大部分となっている。
 そういえば、昔、実家で父が乗っていた車は、ボンネットの前のほうにバックミラーがついていたが、最近の車はいつのまにか、みんなドアミラーになっているな、と自分が運転をするようになってから気が付いた。きっとドアミラーのほうがスマートでかっこいいからかなと思っていたが、色々な理由があるようだ。(タクシーはフェンダーミラーが多い)
 ドアミラーの長所としては、角度などの調整がしやすい。大きな鏡がつけられ、運転手のそばにあるので、鏡の中がよくみえる。ボンネットに突起物が無くなるので歩行者がぶつかったときなど、安全。短所は、運転手のすぐそばにあるので、クルマの横のほうが死角になってしまう。
 一方、フェンダーミラ―の長所は、クルマの前のほうについているので、見える範囲が広く、死角が少ない。ボンネットの前方左右にあるので、ミラーによって車幅を把握できる。短所は、運転手から離れているだけ鏡の中が小さく見える。角度などを変えにくい。突起物がボンネットについていると危険。
 というわけで、どちらも一長一短があるが、車幅を把握することのできたフェンダーミラーが無くなって、ドアミラーとなった現在、その機能に代わるフロントガラスのマークは重宝である。
 フロントガラスにマークのついた車、運転して効果を確認してみたいものです。
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