人力でGO

経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

『君は放課後インソムニア』聖地巡礼ーPart1

2023-05-12 09:18:01 | 自転車/マラソン

 

GWライド2日目は、この旅の目的である能登半島の七尾市を目指します。

先ずは、新幹線で能登半島の根本にある、富山県新高岡駅を目指します。そこからは自転車で、『truetears』や『ほしのふるまち』の聖地巡礼で以前にも訪問した氷見を抜け、能登半島の中央部にある七尾市を目指します。

『君は放課後インソムニア』より

七尾は今季放映アニメの『君は放課後インソムニア』の聖地です。七尾高校に通う不眠症の男女が、眠れない夜を天文部として活動する話ですが、これがせつなくてオジサンの心にキュンキュンと刺さる。作品紹介は別の機会に改めますが、とにかく七尾や周辺の能登の風景が忠実に描かれているので、聖地巡礼には最高の作品でもあります。

能登半島は自転車乗りの聖地としても知られています。海沿いに能登半島を一周する「能登いち」は人気ですが、伊豆に比べて高低差が少なく、透明な海を絶えず見ながら走る事が出来るので。初心者でも楽しめるコース。ただ、問題は景色が美し過ぎて、写真を撮りだすと、なかなか先に進めない事・・・。

七尾の町に着くと、観光客が大勢居て驚きました。なんと、「青柏祭」で「でか山」が繰り出していた。『君は放課後インソムニア』の4月に発売された12巻で描かれた七尾の祭りですが、とにかく曳山が「でかい」。高さ12m、重さ20tの日本最大級の曳山3基が街中を引き回さされます。民家よりもはるかに大きい曳山は、Zガンダムに出てくるサイコガンダムの様で圧巻です。

「でか山」を堪能したかったのですが、宿が七尾から50km先の能登半島の山の中なので、七尾の町を軽く一巡りして、聖地巡礼のロケハンをした後に、のと鉄道の西岸という駅に向かいます。西岸とその近くの深浦は、この作品の重要な聖地です。そして、日没に追われる様に、穴水を超えて、標高150mの峠の先にある、廃小学校を改装した宿泊地へと向かいます。

到着した頃には、すっかり日も暮れて、辺りは真っ暗。穴水で夜間装備の準備(大光量LEDライトですが)をしておいて正解でした。集落に入ってから少し道に迷いましたが、どうにか廃小学校を見つけ、夜は校庭にある不思議なBARで、この地に移住して6年目の方と、楽しく語らいました。

昨日、眠気でパワーを抑えて走ったので、本日は120km、850upの行程は、楽に走る事が出来ました。

旅の様子をYoutubeにアップしました。お楽しみ下さい。

 

 

 


GW恒例・・・東京→直江津 C to C

2023-05-10 06:59:31 | 自転車/マラソン

 

GW恒例となっている「東京→直江津 C to C」。東京から新潟県直江津まで、自転車で1日で到達できるかという勝手チャレンジ。2019年に1度達成していますが、今回は3回目のチャレンジ。

 

前回は、浦安→川越→高崎→二度上げ峠→軽井沢→鳥居峠→菅平→小布施→飯山→直江津 と約300km、獲得標高 2650mもコースでした。今回はもう少しレベルを上げて、昨年自走で到達した渋峠を越えのルートを引いてみました。草津の前に暮坂峠を超えると、320km。獲得標高4200mという結構ハードなチャレンジになります。

浦安を夜22:30に出発しましたが、夕方まで仕事だったので、3時間程度仮眠してから出発する予定でしたが、「遠足の前の日症候群」が発祥して、全然寝れませんでした。朝4時から起きているので、かなり不安でしたが、とりあえず出発です。

 

川越までは快調でしたが、そこから高崎まで、とにかく寒い、眠い、ダルイの三重苦。標高2000mを超える渋峠のダウンヒル様に準備した冬用の装備が、埼玉の平地で役に立ちました。

 

夜が明けて、朝日を浴びると、眠気は取れて、元気も回復しましたが、ペダルを漕ぐ脚は重い。暮坂峠をパスして、草津高原駅から草津に登ろうと思いましたが、ヒルクライムで体温が上がると、眠気とダルさで意識が飛びそうになります。危険なのでどこかで仮眠したいのですが、暗くなってからの渋峠のダウンヒルは避けたい。

 

ロングライドにおいて「撤退は勇気」なので、草津を諦め、国道144号線で、鳥居峠を越えて上田に出る事にしました。上田まで行けば新幹線でホテルを予約している上越の高田まで短時間で行くことができます。体調が回復したら、前回の菅平超えのルートで、直江津まで自走する事も可能。

 

しかし、草津の分岐点から鳥居峠までの23kmの登りが長い・・・。すでに34時間寝ていないので、どこかで仮眠したいのですが、適当な場所が見つからず、結局、ボロボロになりながら、鳥居峠に到達。そこから上田まではダウンヒル。この時はアドレナリンがバンバン分泌されるので、眠気は感じませんでした。

 

上田で新幹線まで1時間程待ち時間があったので、上田城を見学する事に。細田守のアニメ映画『サマーウォーズ』で城内家の門が、上田城の城門だったので、一度は行きたいと思っていた。

 

渋峠、直江津自走は断念しましたが、上田城をゆっくり見学して、妙な達成感を覚えた、「東京→直江津 C to C」チャレンジでした。

 

 

 

 


祝達成「箱根駅伝・逃げ」・・・57才、オレ良く頑張った

2023-03-06 06:44:34 | 自転車/マラソン

 

1月2日のチャレンジが不発に終わった「箱根駅伝・逃げ」

実は、その後もチャレンジを続け、

3月4日に、とうとう「脳内駅伝」から逃げ切る事が出来ました。

今年に入ってから6度目のチャレンジです。

高速ロングライド + 信号インターバル + ヒルクライム

これを、毎週の様に繰り返した事で、走力も相当高まりました。

努力は裏切りません。

 

 

 


4連敗・・・箱根の山は天下の剣

2023-02-20 04:20:08 | 自転車/マラソン

 

「箱根の山へ天下の剣 ♪」と言われるだけあって、なかなかに手ごわい。

今年4回目の「箱根駅伝逃げ」にチャレンジしましたが、又もや敗北。9時頃からは南東の微風予測で気温も高めだったので、今回こそは達成を目指しましが、大平台で撤退。理由は・・・ツマラナイ・・・。

今回は平地巡行速度を上げる為、フロントにRolf Primaのアルミミディアムハイトのエアロホイールを装着。空気抵抗を減らす為にフロントバックも外して平地巡行速度を上げる作戦。但し、アルミミディアムハイトは重いので、信号の発進時と、登り坂では不利になります。リアは足当たりが優しく、登りでパワー伝達に優れたキシリウムエリート。これ、地味ですが本当に良いホイールです。

 

6:50大手町出発 -  8:15横浜 - 10:15大磯 - 10:58風祭ローソン

 

出発が遅れたので、保土ヶ谷ー茅ヶ崎、茅ケ崎ー大礒は渋滞につかまり速度が出せない状況でしたが、大礒からは追風に乗れたので、11:00前に風祭ローソンに到着。これ、今までで一番速い記録です。

但し、アルミミディアムハイトは信号スタートで脚をバリバリ削ります。風祭のローソンに着いて時点で「あ、今日はもう終了だ」という感じでした。太腿の前側(大腿四頭筋)がパンパンでした。風祭からはペースダウンして足攣りに備えますが、ローソンを出て直ぐに右足腿裏と、左足腿前が軽く攣りました。ゆっくり走って筋肉が温まったら治りましたが、箱根の登りで踏み込んだら一発で攣る状態。

湯本からもゆっくり登ります。斜度5%で時速10km/hを下回るペース。とにかく「踏んだら負け!」と自分に言い聞かせて大平台までは足攣りせずに登りました。しかし、そこで心が折れた・・・。「ツマラナイ」という気持ちに心が支配されてしまったのです・・・。ヒルクライムしているのに高揚感が全く無い。アドレナリンが1mgも分泌されない・・・。これが1月2日の駅伝本番ならば、続けられるのですが・・・。

という訳で4連敗。「カーボンエアロホイールならば達成できたかな」というのが率直な感想です。後、やはりCARRERA 730SLのフレームは硬い。雑誌のレビューでも「ロングライドには向かない」とか「カタログに快適性という言葉は一言も書かれていない」とか「40km位までの短いレースにはお勧め」と書かれるだけあって、平地を本気で飛ばすと、箱根の登りの前に完璧に足が売り切れます。

 

【 反省と対策 】

1) フレーム:CARRERA 730は登りは楽だが、平地で脚が売り切れるので、今度は長距離用のNEILPRYDE ZEPYRを使う

2) ホイール:ZEPYRは足当たりが柔らかいフレームなので、アルミスポークのカンパニョーロのユーラス(チューブレス)を使う

問題はZEPYRがフロントシングルになっている事・・・コンパクトクランクに付け替えるの面倒だな・・・。

 

本日は日記みたいな記事になってしまいました。ちなみに冒頭の写真は、小田原にある「柳屋ベーカリー」さん。ここのアンパンは絶品です。アンパンと言うよりは「和菓子」に近い。薄くてパリっとしたパンの中に、上品なアンが重たい程詰まっています。アンの種類も色々あって、赤シソとか桜は、白あんに、シソの葉や桜の塩漬けが混ざっていて、甘い物が嫌いな男性でも食べられます。1個270円はアンパンにしては高く感じるかも知れませんが、和菓子の様にお皿に乗せて、切り分けて少しずつ頂くと270円にも納得するハズ。むしろ安い。煎茶か抹茶と一緒に頂くのがベストかと。