地球温暖化と言われてずいぶん経ちますが、
昨年中頃から、「温暖化」が商売になると判断したのか、
二酸化炭素削減に消極的だった企業までもが、
二酸化炭素削減、エコの大合唱。
こうなってくると、なんだか裏がありそう・・。
二酸化炭素問題、温暖化問題は賛否両論、
インターネットでちょっと検索すれば、随分と沢山ヒットします。
小学校の頃からのエコロジーマニアとしては、
最近の温暖化説は非常に眉唾ものだと思っています。
確かに地球は温暖化しています。
これは、地球の平均気温グラフが右肩上がりで推移している事でも明確です。
(ただし、細かく見ると1970年代のように気温低下の時期の周期的に現れます)
しかし、その主原因は二酸化炭素では無く、
太陽活動の長期に渡る活発化にあると思われます。
しかし、太陽輻射の増減だけでは昨今の温暖化は説明出来ないようです。
(短期的には11年周期の黒点周期が顕著です。
昨年から、太陽黒点は活動の減退期に入り、
事実、世界の平均気温は昨年は低下しています。)
(太陽の黒点周期は気温・気象変化により食物生産に影響を及ぼし、
穀物相場は11年周期で変動すると言われています。)
そこで、最近、良く用いられる説明が
太陽活動の活発化に伴う「太陽風」の増大が、
宇宙塵を太陽系近辺から吹き払い、
その結果、宇宙塵が核となって形成される雲が減少するという説です。
雲は光を良く反射するので、
雲量の変化は、地球が受容するエネルギー量に大きく影響を与えます。
そもそも、地球を取り巻く大気は、地球規模でみれば非常に薄いので、
大気を通じて、宇宙空間絶えず熱の放射があり、
地球は宇宙に対してはほぼ開放系といえます。
(大気の温室効果があるから、月面の様な温度変化はしませんが)
この半開放系に対して、
入射エネルギー量の変化と、温室効果ガスの増減のどちらが大きく作用するかは、
物理をカジッタ事のある方には容易に想像が付く事かと思います。
さらに、温室効果ガスの90%~97%が水蒸気です。
そして、残りの温室効果ガスの内の60%が、二酸化炭素です。
そして、その内、人為的な行為で排出される二酸化炭素は
大気中二酸化炭素 750Gt(ギガトン)のうちの、たったの6Gtに過ぎません。
さらに、生物吸収や海洋の吸収により、大気残留二酸化炭素は3Gtです。
吸収波長や吸収効率に差がある事を考慮しても、
年々増加する微々たる二酸化炭素が、
地球の気温を押し上げる主原因とは考え難いと思います。
そして、京都議定書が完全履行されても、
削減される二酸化炭素は地球全体の二酸化炭素の1%にも満たないのです。
さらに、京都議定書で削減義務を負っている国は
日本、アメリカ、カナダ、オーストラリアで、
日本以外は条約を破棄しているか、議会が批准していません。
ヨーロッパ全体は、二酸化炭素を削減する義務が無く、
余剰排出権という、実態の全く無い権利を得るに至っています。
日本はこの買い取っても二酸化炭素削減に全く寄与しない排出権を
ロシアから2兆円で買い取る様です。
国民の税金ですよ・・。
(尤も、エネルギー大国となったロシアとの関係改善の為の投資とも取れますが)
二酸化炭素問題の尤も大きな欺瞞は、
大気中の二酸化炭素量の変動が、気温変動の1~2年後に後追いしている事です。
これは、気温(海水温)が、二酸化炭素濃度に影響を与えている事を示し、
結局、何らかの要因で気温が上昇した結果、海水温が上昇し、
海中に溶融していた二酸化炭素が大気中に放出される事を示します。
要は、人為的な二酸化炭素の増加が地球温暖化を招いたので無く、
「地球温暖化の結果、二酸化炭素が増加した」と考える方が、
余程合理的な考え方だと思われます。
よって、排出二酸化炭素を削減しても、
温暖化傾向には歯止めが掛からず、
我々は、二酸化炭素削減の為に、膨大なお金を浪費し、
あるいは、その膨大なお金で潤う誰かがいるという事に気付くべきです。
太陽や地球の活動周期は長く、
温暖化の傾向は長周期的には今後何百年続くか分かりません。
よって、温暖化の真偽は、今後何十年もバレル事が無く、
二酸化炭素問題は、エネルギー問題と結びつけられながら、
途上国の成長抑制や、
排出権の売買っといったとても馬鹿馬鹿しいビジネスに利用されていくのでしょう。
(証券化のトリックに良く似ていると思いませんか?)
(縄文時代は今よりも温暖で、海水面も6M程高かった様です。
又、鎌倉時代から江戸時代はマウンダー小氷期と言われ、
寒冷化していました。多くの飢饉が起きたのもこの為です。
テムズ河が氷結し、ヨーロッパも寒かった様です。
ブリューゲルの絵を見ても、オランダでも深い雪に閉ざされています)
それでは、省エネやエコロジーはいけない事なのでしょうか?
ある意味においては、実はいけない事です。
「この設備は、省エネでないから入れ替えましょう」
・・・さて、新しい設備を製造するのに、どれだけのエネルギーを使うのでしょう。
古い設備を廃棄、リサイクルするのに、どれだけのエネルギーを要するのでしょう?
結局、企業や国の思惑によって、
経済原理の為に、廃棄と再生産のサイクルを早めるだけの省エネやエコロジーは
百害あって一利無しという事を自覚すべきだと思います。
私はファッションとしてのエコロジーは否定しません。
少なくとも、個人の活動の範囲のささやかなエコは害が少ないと思います。
(尤も、直ぐに飽きられてしまうのでしょうが)
エアコンを消して夜寝る事は、健康にも非常に良い事です。
そして、自然の風を感じたり、涼を取る工夫をする事は
とても素晴らしい事だと思います。
エコロジーとは、まだ使える家電製品を省エネ家電に買い換える事では無く、
エアコンは使わない、電灯はつけっ放しにしない、
深夜のTVは見ずに夜早く寝る。
そして、暑さを楽しむ余裕を持つ事だと思います。
我が家には車がありません。
自転車が沢山ありあます。
我が家にはエアコンがありません。
アイスノンが人数分冷凍庫で冷えています。
これで、夜は快適です。
そして、毎年、桜が終わった頃に、
ベランダの窓の前にアサガオを植えます。
露の時期、アサガオはぐんぐん成長し、
夏には、南側の窓一面を多い尽くす、緑のカーテンとなります。
植物の葉は、日光を遮るだけ出なく、
水分を蒸散する事で気化熱を奪い
自然のクーラーとなります。
本日、この夏最初のアサガオが咲きました。
今年も暑さを楽しみたいと思います。
昨年中頃から、「温暖化」が商売になると判断したのか、
二酸化炭素削減に消極的だった企業までもが、
二酸化炭素削減、エコの大合唱。
こうなってくると、なんだか裏がありそう・・。
二酸化炭素問題、温暖化問題は賛否両論、
インターネットでちょっと検索すれば、随分と沢山ヒットします。
小学校の頃からのエコロジーマニアとしては、
最近の温暖化説は非常に眉唾ものだと思っています。
確かに地球は温暖化しています。
これは、地球の平均気温グラフが右肩上がりで推移している事でも明確です。
(ただし、細かく見ると1970年代のように気温低下の時期の周期的に現れます)
しかし、その主原因は二酸化炭素では無く、
太陽活動の長期に渡る活発化にあると思われます。
しかし、太陽輻射の増減だけでは昨今の温暖化は説明出来ないようです。
(短期的には11年周期の黒点周期が顕著です。
昨年から、太陽黒点は活動の減退期に入り、
事実、世界の平均気温は昨年は低下しています。)
(太陽の黒点周期は気温・気象変化により食物生産に影響を及ぼし、
穀物相場は11年周期で変動すると言われています。)
そこで、最近、良く用いられる説明が
太陽活動の活発化に伴う「太陽風」の増大が、
宇宙塵を太陽系近辺から吹き払い、
その結果、宇宙塵が核となって形成される雲が減少するという説です。
雲は光を良く反射するので、
雲量の変化は、地球が受容するエネルギー量に大きく影響を与えます。
そもそも、地球を取り巻く大気は、地球規模でみれば非常に薄いので、
大気を通じて、宇宙空間絶えず熱の放射があり、
地球は宇宙に対してはほぼ開放系といえます。
(大気の温室効果があるから、月面の様な温度変化はしませんが)
この半開放系に対して、
入射エネルギー量の変化と、温室効果ガスの増減のどちらが大きく作用するかは、
物理をカジッタ事のある方には容易に想像が付く事かと思います。
さらに、温室効果ガスの90%~97%が水蒸気です。
そして、残りの温室効果ガスの内の60%が、二酸化炭素です。
そして、その内、人為的な行為で排出される二酸化炭素は
大気中二酸化炭素 750Gt(ギガトン)のうちの、たったの6Gtに過ぎません。
さらに、生物吸収や海洋の吸収により、大気残留二酸化炭素は3Gtです。
吸収波長や吸収効率に差がある事を考慮しても、
年々増加する微々たる二酸化炭素が、
地球の気温を押し上げる主原因とは考え難いと思います。
そして、京都議定書が完全履行されても、
削減される二酸化炭素は地球全体の二酸化炭素の1%にも満たないのです。
さらに、京都議定書で削減義務を負っている国は
日本、アメリカ、カナダ、オーストラリアで、
日本以外は条約を破棄しているか、議会が批准していません。
ヨーロッパ全体は、二酸化炭素を削減する義務が無く、
余剰排出権という、実態の全く無い権利を得るに至っています。
日本はこの買い取っても二酸化炭素削減に全く寄与しない排出権を
ロシアから2兆円で買い取る様です。
国民の税金ですよ・・。
(尤も、エネルギー大国となったロシアとの関係改善の為の投資とも取れますが)
二酸化炭素問題の尤も大きな欺瞞は、
大気中の二酸化炭素量の変動が、気温変動の1~2年後に後追いしている事です。
これは、気温(海水温)が、二酸化炭素濃度に影響を与えている事を示し、
結局、何らかの要因で気温が上昇した結果、海水温が上昇し、
海中に溶融していた二酸化炭素が大気中に放出される事を示します。
要は、人為的な二酸化炭素の増加が地球温暖化を招いたので無く、
「地球温暖化の結果、二酸化炭素が増加した」と考える方が、
余程合理的な考え方だと思われます。
よって、排出二酸化炭素を削減しても、
温暖化傾向には歯止めが掛からず、
我々は、二酸化炭素削減の為に、膨大なお金を浪費し、
あるいは、その膨大なお金で潤う誰かがいるという事に気付くべきです。
太陽や地球の活動周期は長く、
温暖化の傾向は長周期的には今後何百年続くか分かりません。
よって、温暖化の真偽は、今後何十年もバレル事が無く、
二酸化炭素問題は、エネルギー問題と結びつけられながら、
途上国の成長抑制や、
排出権の売買っといったとても馬鹿馬鹿しいビジネスに利用されていくのでしょう。
(証券化のトリックに良く似ていると思いませんか?)
(縄文時代は今よりも温暖で、海水面も6M程高かった様です。
又、鎌倉時代から江戸時代はマウンダー小氷期と言われ、
寒冷化していました。多くの飢饉が起きたのもこの為です。
テムズ河が氷結し、ヨーロッパも寒かった様です。
ブリューゲルの絵を見ても、オランダでも深い雪に閉ざされています)
それでは、省エネやエコロジーはいけない事なのでしょうか?
ある意味においては、実はいけない事です。
「この設備は、省エネでないから入れ替えましょう」
・・・さて、新しい設備を製造するのに、どれだけのエネルギーを使うのでしょう。
古い設備を廃棄、リサイクルするのに、どれだけのエネルギーを要するのでしょう?
結局、企業や国の思惑によって、
経済原理の為に、廃棄と再生産のサイクルを早めるだけの省エネやエコロジーは
百害あって一利無しという事を自覚すべきだと思います。
私はファッションとしてのエコロジーは否定しません。
少なくとも、個人の活動の範囲のささやかなエコは害が少ないと思います。
(尤も、直ぐに飽きられてしまうのでしょうが)
エアコンを消して夜寝る事は、健康にも非常に良い事です。
そして、自然の風を感じたり、涼を取る工夫をする事は
とても素晴らしい事だと思います。
エコロジーとは、まだ使える家電製品を省エネ家電に買い換える事では無く、
エアコンは使わない、電灯はつけっ放しにしない、
深夜のTVは見ずに夜早く寝る。
そして、暑さを楽しむ余裕を持つ事だと思います。
我が家には車がありません。
自転車が沢山ありあます。
我が家にはエアコンがありません。
アイスノンが人数分冷凍庫で冷えています。
これで、夜は快適です。
そして、毎年、桜が終わった頃に、
ベランダの窓の前にアサガオを植えます。
露の時期、アサガオはぐんぐん成長し、
夏には、南側の窓一面を多い尽くす、緑のカーテンとなります。
植物の葉は、日光を遮るだけ出なく、
水分を蒸散する事で気化熱を奪い
自然のクーラーとなります。
本日、この夏最初のアサガオが咲きました。
今年も暑さを楽しみたいと思います。