人力でGO

経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

2012年 極私的アニメベスト10 ・・・ 47歳オヤジのアニメライフ

2012-12-31 06:29:00 | アニメ
 

■ アニメよ2012年もありがとう ■

今年もあと僅か1日を残すのみ。
現状、アメリカが「財政の崖」を乗り切るのか、未だ決まっていませんが、
「マヤの予言」も無事クリアーしたので、
2012年に世界が崩壊する危険性は遠のいたようです。
イルミナティーの世界政府樹立も達成されませんでした。

様々なブログが本年を振り返っていますが、
私は前向きな人間なので、後ろは振り向かない事にしています。
だけど、アニメだけは1年を総括して自分なりに整理したい・・・。
そこで「極私的2012年アニメベスト10」なるものを決めようと思います。


1位 輪廻のラグランジェ



人の印象というのは不思議なもので、
放送終了後に、「凄かった!!」と思う作品でも、時間と共に記憶が薄れるものと、
「イマイチだったかな?」と感じても、なんだか段々と自分の中で存在が大きくなる作品があります。

『輪廻のラグランジェ』は前期は圧倒的に面白かったのですが、
後期が失速したので、放送終了後は「イマイチ」判定でしした。

でも、日常のふとした瞬間に、マドカやランやムギナミを思い出してしまいます。
これって、実は父親の心境で、何だか鴨川に下宿している娘を思いやる気持に似ています。
「今頃、どうしているんだろう?」・・・非現実のキャラクターに対して、
そんな感情を抱いてしまうなど、オタクもかなりの重症ですが。
でも、鴨川の青い海と青い空の下、彼女達が走り回っている気がして仕方がありません。

それに、仕事で落ち込んだ時、「ジャージ部魂」を聞くと元気が出ます。
ジャージの袖をまくって、「もうひと頑張りしよう!」っていう気がしてきます。

日頃アニメを見る時、作り手の事をあれこれ想像してしまう私ですが、
この作品だけは純粋に、キャラクター萌えで楽しんだ気がします。
ですから「極私的ベスト10」的には、やはりベスト1は『輪廻のラグランジェ』に決定。

2位 謎の彼女X



この作品、実は家内のお気に入り。

だいたい家内はアニメが嫌いで、
私が居間のPCでアニメを見ていると、何かと邪魔してきます。

ところが、少女マンガ原作の作品は静かに見ている・・・
『宇宙兄弟』も楽しそうに見ている・・・
そして、この『謎の彼女』は、見てない振りをしながら、しっかり見ている。
ヨダレのシーンでは、「エー、こんなのアリエナイーーー」と盛大にツッコミを入れている。
カラオケで、楽しそうに主題歌を歌っている・・・・。

だから、家内の為にこの作品を2位とします。

まあ作品のインパクトとしても、素晴らしいものがあるので。
私も大好きです、卜部さん。



3位 ガールズ&パンツァー



「女子高生と戦車」。この組み合わせだけで勝ち組です。

アメリカにも『タンクガール』なる作品がありますが、
アメリカ人にとって、戦車のそそり立つ主砲は性的シンボルなのでしょう。
だから組み合わせるのは、パンクでビッチなイメージの女の子。

でも日本は「精神の国」ですから、戦車にも神が宿ります。
「戦車道」は、女子高生の精神を鍛える武道。

花も恥らう乙女達が、油と硝煙にまみれて、砲弾を打ち合う・・
そこには、仲間と相手を思いやる気持も溢れていて、
この「ヌルサ」が日本のアニメの良い所だと私は思っています。

日頃バカにされがちな「オタク」とか「萌え」を前面に出しながら、
こんな真面目で硬派な作品だって作れるという驚きを与えてくれました。

戦車のCGに凝り過ぎて、放送を2回も落し、放送枠内で終了できませんでしたが、
製作が間に合わない週に放送された「総集編」の2編が実に出来が良い。
登場人物紹介や、戦車道のルールが紹介されていますが、
視聴者が疑問に思っていたことに、的確な答えを与えていて、
スタッフに感謝です!!


4位 ヨルムンガンド

5位

現代の戦争の裏側を克明に描くこの作品。
本当は今年のベスト1にしても良い。

人物もそれぞれ魅力があって、最高。
・・・ただ、冷静に考えると、全員がどこか狂っている・・・。
いや、狂っているのは世界の方か?

最終話、登場人物がチラっと写るシーンの
CIAのブラック課長のデスクの上の書類・・・
「NEW WORLD ORDER」と書かれていた・・・。

『マギ』の11話で、通貨制度を利用した他国支配を克明に説明していましたが、
日本のアニメや漫画は、かつての共産圏のSFの様に、
世界の矛盾や、裏側をひそかに追及するメディアになっているのかも知れません。

5位 ココロコネクト



原作を褒めるべきかも知れませんが、
アニメの出来栄えも実に素晴らしい。

男子校だった私は、未だに共学の高校生活に憧れています。
こんな高校生活を送りたかった・・・。

まあ、心が入れ替わったり、過去に退行するのは勘弁ですが・・・。

未放送分のDVDが発売されているみたいですね。
原作の最終巻は発売されたのか、後で本屋に行かなくちゃ!!

6位 TARI TARI



とても地味な内容の作品ですが、丁寧に作りこめば、どこかで作品に血が通いだす好例。

序盤数話が、あまり良くない出来だったので、
「神回」の5話以降の素晴しさが、かえって引き立ったとも言えます。

アニメって、脚本によってこうも変わるのか・・・という好例。


7位 モーレツ宇宙海賊 



これは『輪廻のラグランジェ』とは逆に、時間と共にイメージが薄くなる。
マリカがあまりに優等生だから、「心配」にならないのが原因かと・・・。

ただ、内容的には、今期べスト1でも十分通用します。

前評判も低く、放映序盤は話題にもならなかったのに、
放送を終了してみれば、映画化まで獲得し、
さらには、主題歌はモモイロクローバーZをスターダムに押し上げた!!

TVが無いから紅白が見れないけど、モモクロ、紅白出場オメデトウ!!
(こちらは、やはり父親の心境で応援しちゃいます)


8位 中二病でも恋がしたい



凸森がひたすらカワイイ。


9位 坂道のアポロン



家内のお気に入りなので。
大人にはお薦めの1本です。


10位 Fate/Zero



主人公に全く魅力が無いのですが、
ライダーの魅力に免じて許す!!

まあ、この作品を評価しない訳にはいかないでしょう・・・。



特別賞  ジョジョの奇妙な冒険



まさかジョジョがアニメで見れるとは。
それも、こんなにもジョジョしている。

特別賞を進呈します!!


異論反論いろいろあるでしょう。
私的にあは、「アニメならではの作品」という事を重視しました。
小説でも映画でも無い、アニメやラノベや漫画でしか描けない世界や感覚があります。
「萌え」とか、あるいは心が「ホッコリ」する感覚なのですが、
日本が作り出し、世界が共感した素晴しい感性では無いでしょうか。

世界中の人の心が「ホッコリ」していたら、戦争なんて起こらないのに・・・。




■ 今年も皆さん ありがとうございました ■

日記など全然続かない私ですが、
何故かブログは、ほぼ毎日更新してしまいます。

これも、皆さんのコメントや拍手やアクセスのおかげです。

皆さん、一年間ありがとうございました。
2013年が皆さんにとって、良い年である事をお祈りしています。



最後に、アニメ業界で働く皆さん。
50前のオヤジオタクにこんなに楽しい作品を見せてくれてありがとうございます。

DVDを買ってあれられれば良いのでしょうが、
やはりオヤジにはハズカシイ・・・。

来年も素晴しい作品を期待しています。
皆さんにも、ステキな年が訪れますように!!
そして、皆さんの作品がヒットしますように!!



インターネット時代のプロモーション・・・情報の個人と社会

2012-12-30 05:13:00 | 分類なし
 

■ 「ラジオ体操第四」が存在していた ■



皆さん、「ラジオ体操第二」って覚えてますか?
ジャンジャカジャン、ジャンジャカジャン、ジャジャジャジャ、ジャジャジャンって、
妙にやる気満々の前奏で始まって、
「さあ体操始めるぞ!!」って気にさせておいて、
いきなりテンポダウンして脱力するヤツです。

ところが、「ラジオ体操シリーズ」に、幻の「ラジオ体操第四」が存在していたらしい。
(何だか、エヴァンゲリオンシリーズみたいでカッコイイ)

この第四、実は難易度が高く、実際にはほとんど行われていない様です。
上に動画を貼っておきました。とくとご覧あれ。

■ リーボックのネット広告 ■

実はこれ、リーボックのTAIKANシリーズというウェアーの広告なんです。
最期に、ウェアーの裾にプリントされた「TAIKAN」って文字がクローズアップされています。

しかし「TAIKAN」というシリーズがリーボックにある事を知っている人は皆無でしょう。
だから思わずgoogleで「TAIKAN」を検索してしまいます。
そして、「ナーンダ、リーボックのプロモーション画像だったんだ」と知るのです。

この広告手法は、ネットならではのものです。
情報が一方的なTVのCFでは、15秒などという短い時間に、
視聴者に商品名とその商品の特徴を伝達する必要があります。

視聴者はCFは好きではありませんから、
スポンサーは有名タレントを起用したり、
奇抜な内容で注意を引き付けたり、
脳裏に焼き付くCMソングを流したりと、
まさに、あの手この手で視聴者にアピールします。

その結果、CF内の情報密度はどんどん高まって行きます。
CFが1本だけならば、それは効果的かも知れません。
しかし、視聴者は次から次に情報量の多いCFを見せられるのですから、
情報は飽和状態になり、
ほとんどの人はCFの間は能が情報のインプットを無意識に制約します。
送り手側の熱意に相反する様に、受け手側をCFを無視するのです。

ところが、このリーボックのネット広告は、
商品やブランドの表出がほとんどありません。
視聴者はこれが広告と気付く事無く、
最期まで、唖然としながらこの映像を楽しみ、
最期にクローズアップにされる「TAIKAN」というロゴに興味を持ちます。
当然、googleで検索するという行動に出ます。

こうして、情報の受け手が能動的に情報にアクセスする切っ掛けを与える事で、
「TAIKAN]という商品への興味の抱き方に違いが生じるはずだと送り手は考えたのでしょう。

■ 情報は「受動」から、「能動」の時代へ ■

さらに私の様にこの映像に興味を持った人達は、
facebookやTwitterでこの映像を紹介したくなります。
こうして、情報の連鎖が発生すれば、莫大な広告費を掛けなくても
多くの人達が「TAIKAN」という商品を知り、
一部の人達は、ネット上に公開されているTAIKANの紹介ページを興味を持って読むはずです。

ネットの普及は「情報の受け手」だった大衆が
「情報の発信者」になるという変化を生みました。

チャットや掲示板という「閉じられた場」からスタートし、
ブログという、「情報量の多いパッケージ」に発展した後に、
Twitterやfacebookといった「情報連鎖が発生し易い媒体」に進化します。


リーボックは、この情報の伝達方法の変化に着目したのでしょう。
「人々の興味を引くもの」をネットに投下すれば、情報は自発的に拡散する。

但し、これで「TAIKAN」シリーズの売り上げが向上するかという問題は別です。
情報感度の高い層に商品を認識はさせられましたが、
そこから先は、商品紹介ページのアピールによって購買衝動に訴えかけるのは
従来のネット広告と大差はありません。

■ ネットは優れた情報を自動選別する ■

様々な試みが試されるネット広告ですが、
ネットに散らばる膨大な情報量の中から、
目的とした情報にアクセスさせる有効な方法が確立している訳ではありません。

アフリエイトなどは、TV番組のスポンサー的な発想で、
定常的にアクセス数が確保されたページに広告を貼って顧客層を待ち受けます。

しかし、TVコマーシャルと同様で、情報が受動的に伝達されるので、
逆に言えば、大衆はともすると貼り込まれた広告を「邪魔」と感じてしまいます。
広告を無視するというTVコマーシャルと同じ拒否行動を取る事が出来ます。

一方、リーボックの採用した手法は、
「ネット情報の自律的選別機能」に着目したものです。

「人々が面白いと感じる情報」は、
Twitterfacebookなどを通じて情報拡散が繰り替えされ
自然と人々の目に触れる様になります。
いれは、井戸端会議などと同様に、「口コミ伝達」の特徴です。

ただ、この方法も、人々がその情報に興味を示すかどうかが不確実です。
当たれば大きいけれど、外れる確率の方が高いとも言えます。
クォリティーだけでは無く、時代との同調性という不確定要素が大きいのです。

ネット広告の市場規模は年々増大していますが、
未だ「大衆商品」を販売する企業にとってはは、
TVのコマーシャルの方が確実に不特定多数に情報伝達が可能な状況でしょう。

■ 「大衆プロモーション」と「プライベート・プロモーション」 ■



上の動画は『DRAGON HOUSE』というアメリカのダンスユニットの映像です。
途中、静止やスローモーションや巻き戻しに見える部分は、
一見、映像編集の様に見えますが、
彼らがリアルタイムで踊っています。

今、この映像が全世界で話題を集めています。

この様に、ネット世界ではある一定以上のクオリティーを持つ情報は、
勝手に表層に浮かび上がってきます。
情報には、自律的峻別という特徴が「うわさ話」のレベルから存在するのです。

このようにインターネットの普及によって、
従来、情報発信の手段を持たない「優れた個人」が注目される時代になりました。

これに注目したのがアーティストの卵達で、
CDの手売りの感覚で、ネットに映像や作品をアップして、
当然、その内容が優れていれば、Youtubeのアクセスが増え、
最終的には、メジャーレーベルと契約したり、スポンサーが付いたりします。

この様に、ネット広告は、コストを掛けずに、当たれば効果絶大という、
良い意味での、情報効果の非対称性が存在します。

これは資金力に乏しい個人や、
大衆を相手にしないニッチなビジネスには有効な広告媒体となります。

■ 「多様化」と「スタンダート化」という相反するニーズ ■

「消費の高度化」は「消費の多様化」と同義とも言えます。
成熟した消費社会においては、消費者の嗜好は多様化するので、
大ヒット商品が生まれ難くなっています。

一方でiPhoinの様な、市場を独占する様な商品も生まれます。

このどちらもが、「情報の濃密化」が生み出した結果とも言えます。

情報量が増えた事で、人々はより自分に合った商品、
より他人と差別化出来る商品を探す様になります。
ファッションが良い例で、多様化、個性化によって
「今年の流行ファッション」などというものが存在しなくなりました。

業界として、雑誌などとタイアップして必死で流行を作り出そうとしています。
「流行」を作る事が、売れ残りを回避する有効な方法になるからです。
皆で同じ物を作れば、ハズレが少なくなります。
しかし、それに対抗する様に、プライベートブランドが様々な奇抜な商品を発表し、
そして明らかに若者は、そちらのファッションに興味を持つ様になります。

一方、スマートフォンは、情報のプラットフォームとて統一した企画が求められます。
デファクトスタンダード化したプラットフォームに便利なソフトが増えるからです。

スマートフォンはブラックベリーなどが先行していましたが、
iPhoneがデザインの洗練さで、売上を伸ばした事と、
根強いApple信者が、便利なソフトを沢山作った事で、
あっと言う間に、スマートフォン市場のデファクトスタンダードの座を獲得しました。

この様に、現代においては、表層的な商品は圧倒的に多様化する一方で、
ベーシックな商品は、iPoneやユニクロのヒートテックの様に、
一人勝ちが生じるという事が一般化しています。

日本企業の衰退は、多様化とスタンダドー化のイニシアチブを取れない事に由来します。

日本の家電メーカは、様々な多様な機能を製品に搭載しましたが、
人々のニーズは、多機能、シンプル、デザイン、耐久性などに分化して、
そのどれもに、ハード的にアピールする事が不可能になってしまいましおた。

iPhoneは、シンプルなプラットフォームを提供し、
デザイン的にも、機能的にもユーザーがカスタマイズする道を選びました。
これが、現在の「多様化とスタンダド化」という消費に対するベストアンサーだったのです、

■ ネット広告はスタンダード化に対応できるのか? ■

ネット広告は多様化に対する対応力は、TVのCFなどよりも優れています。

一方、スタンダードな商品を大衆に告知する方法を確立していない様にも思います。
しかし、iPhoneの成功などを見ると、
ネットでの情報のやり取りが、iPhoneの売り上げに大きく貢献している様にも思えます。

これも口コミ効果なのでしょうが、誰もが良さを認める性能を持つものは、
ネットの最大公約数として、やはり情報有意を獲得する事が出来る様です。

■ ネットは悪い情報も伝達する ■



上の写真は2チャンネルで見つけたものです。

放火による火災で焼失した韓国の国宝、南大門の天井壁画の修復の写真です。
何と、修復どころか、デザイン的にも細部が似ても似つかない物に仕上がっています。

日本人からすれば信じられない事ですが、
彼の国の歴史への敬意が疑われる写真とも言えます。

しかし、こんな情報があっと言う間に拡散するのもネットならではとも言えます。
従来のメディアでは、話題になるまでは、こんな情報は伝えられる事はありませんでした。

この様に、ネットは良い情報も、悪い情報もあっと言う間に拡散させます。
ネット広告の良い面ばかりがクローズアップされますが、
マイナスの広告効果も高い事に注意が必要です。

ネット時代、企業には多くの事が求められています。
商品の開発力や技術力、デザイン力もさることながら、
コンプライアンスやコーポレート・ガバナンスにも厳しい視線が注がれます。

企業も、政治も、個人も、まだまだネットとの付き合い方を試行錯誤する時代が続くのでしょう。

ラストシーン・・・撮影には事故が付き物だ。

2012-12-29 09:52:00 | 時事/金融危機
   





■ シーン12-31 ■


ディレクター


「ヨーシ!!いよいよラストシーン31だ!!」

「気合を入れていけよ!」

「リアリティーが大事だからな。安全ネットは張ってある。思いっきりやってくれーー!」

「スタァート!!」


AD

「安全ネットは張ってきました。」

「ボスに言われた通り、ロープには細工をしときました・・・。」


ディレクター

「ご苦労。」

「これで準備は万端。撮影には事故が付き物だからな・・・。」



■ 財政の崖 ■

いよいよ運命の12月31日が近づいてきます。

民主党も共和党も相譲らず、
崖っぷちでもみ合う状態。
アメリカ国民と金融界は、手に汗を握って見ているかと言えば・・・
多分皆さん、意外に冷静なのでは。

「アーア、又やっているよ。火曜サスペンス劇場じゃないんだからいい加減にしろよなーー。」
そんな乗りで、成り行きを楽観視している様に思います。

いつもなら、崖から落ちる寸前に、犯人が腰砕けになって解決と行きますが、
世の中何が起こるか分かりません。

まあ、金融関係者や財務担当の方達は、カウントダウンをオフィスで迎える方も多いのでは?

「つきあわされる方の身にもなってくれよな・・・」

なんて、ボヤキの一つも聞こえて来そうですが、
そうは言っても、運命の2012年。
最後まで気は抜けません。

2013年の始まりの夜空に、変な大花火が打ちあがらない事を神に祈るのみ。


・・・あれ、でもこれって、どっちにしたって財政削減になるのだから
米景気には悪影響しか無いんですよね。
程度の問題でもめてるだけ。


夢と幻想と妄想の狭間で・・・『中二病でも恋がしたい』

2012-12-28 01:34:00 | アニメ
 



■ 思春期特有の病 ■

「中二病」あるいは「厨二病」という病気をご存じでしょうか。

主に思春期の若者に発生する病気で、
自分が他人と違う特別な存在であると思えたり、
世界の真理に気付いているのは自分だけだと思い込む症状が見られます。

「・・・って、まんまお前じゃないか!!」と突っ込んだアナタ!
よーく自分の過去を振り返ってみましょう。

あなた、ノートの隅に、ポエムなんて書いてませんでした?
ヒーロになった自分を想像してにニヤニヤした事ありませんか?
モデルガンをコレクションして、近所の猫を狙撃していませんでしたか?

まあ、症状の差こそあれ、思春期には誰でも一度は罹ると言われる「中二病」。
語源は1999年に伊集院光がラジオの番組中に、
「自分は未だ中二病に罹患している」と発言した事によるそうです。(by Wikipedia)I

「思春期特有の自意識過剰やコンプレックスによる妙な言動傾向」が元の意味合いです。
しかし、ネットの中で使われ出してからは、意味が徐々に変化して
現在では年齢に関係なく「空気が読めない稚拙な言動」をする人物を
「中二病(厨二病)」と揶揄する事が一般化しています。

■ 『中二病でも恋がしたい』はイタオモシロイ ■

誰でも、自分のかつての稚拙な言動を思い出して赤面する事があるでしょう。
そんな「中二病」ですが、罹患者はその自覚が無いのが最大の特徴とも言えます。

会社の会議でで空気を読まずに正論を長々と語ったり、
居酒屋で出て来たワインの銘柄について得々と講釈してみたり、
昼飯時に、安倍政権の財政拡大路線の危険性を辛辣に批判したり、
まあ、社会人でも中二病は時として発症しますが、
本人に自覚が無いのが最大の問題とも言えます。(って、俺の事か?)

周囲には何なと迷惑な「中二病」ですが、
寛大な心を持って観察すると、これがなかなか興味深かったりします。
そう、中二病は意外と「イタオモシロイ」のです。

今期のアニメ『中二病でも恋がしたい』は、
そんな「イタオモシロイ」を存分に堪能できるチャーミングな作品でした。

■ 中二病まっただ中の女子と、中二病を卒業した男子 ■



小鳥遊六花(たかなしりっか)は小柄でシャイな高1女子。
彼女の右目はいつも眼帯に覆われています。
そう、彼女こそ「邪王真眼の使い手」、
そして彼女の魔具は「シュバルツゼクスプロトタイプマークII」。

・・・但し、これは彼女の脳内イメージ限定です。

実際は眼帯の下にはカラーコンタクトレンズ。
腕には、いつも包帯を巻き、
「シュバルツゼクスプロトタイプマークII」は単なるワンタッチ式折り畳み傘です。

可愛いけれど、とっても「中二病」の六花が何故か懐いているのは
クラスメイトで、団地の下の部屋に住む富樫 勇太(とがし ゆうた)。

実は彼こそが、「ダークフレイムマスター」を名乗る闇の魔王。
尤も、勇太は既に「中二病」を卒業し、
かつての自分の姿を知られないが為に、家から少し遠い高校に進学します。

そんな勇太にとって六花はかつての自分の姿を見せられる様でツライ。
だから、勇太は六花と関わりたく無いのですが、
どういう訳か六花のペースに巻き込まれ、
「極東魔術昼寝結社の夏」なる同好会に入る羽目に。

いつしか、勇太はすっかり六夏の世話係となってしまったのです。
そして、今日も六夏はベランダのロープを伝わって、勇太の部屋にやって来ます。

■ 中二病の「脳内イメージ」と「現実」のギャップに思わず吹き出す ■



このアニメ、今季のアニメの中では戦闘シーンが一番カッコイイと評判です。
「普通の学園ラブコメに何故に戦闘シーン??」とお思いでしょうが、
六花が眼帯を外して「爆ぜよリアル、弾けろシナプス」と詠唱した瞬間、
世界は闇の支配に屈し、魔法がさく裂します。
・・・彼女の脳内イメージでは・・・・。

実際に六花と彼女の姉のケンカは、折り畳み傘と台所のオタマによる攻防ですが、
六花の脳内イメージでは、魔法を駆使した壮絶なバトルとなるのです。

いきなり魔力による壮絶バトルが始まった時には
「エー、六夏って本当に魔力の使い手だったのーーーー!!」ってビックリしましたが、
その落ちは、オタマで頭をポコン・・・・。

このギャップはたまりません。思わず、ゲラゲラ笑ってしまいます。

■ 現実世界を中二病的に変換する面白さ ■

この作品の面白さは、現実世界を中二病がどう翻訳するかという面白さにあります。

とにかく、身の回りの出来事も、道具もどんどん脳内変換されてしまいます。

「難しいテスト」は「闇の世界の陰謀」。
「野良猫」は、羽を付けられて「キメラ」に変身。
玄関の扉に「電卓」を貼り付け、「オートロック」。
LEDイルミネーションを床に貼って、「魔法陣」。
「ローラーシューズ」を履いて「高速移動」。
「電車が通過」すれば「風を起した」。

数え上げればキリが有りません。

をれをいちいち勇太がツッコムから、さらに面白い。

■ 小さいけれど「大事な世界」を守る為の魔法 ■

六花が「魔法」や「不可視境界線」に拘るのには訳があります。
彼女は父親の病死を受け入れられないのです。

ですから、自分の空想の世界に逃避して、
父は「不可視境界線」の彼方できっと生きていると自己暗示を掛けています。
彼女とて、それが自分の幻想だという事は知っています。

しかし、そう思い込む事、信じる事でしか父親の死と向き合えないのです。

■ 「普通の事」「小さな事」を大事にするアニメ ■

折り畳み傘が、魔装道具になるなど、とにかく針小棒大なイメージの「中二病~」ですが、
実際は、「小さな事柄」を愛おしく思う気持ちで溢れています。

六花が彼女のコダワリで集めたガラクタに寄せる思いを勇太も共感します。
大人なら「そんなバカな事」と切り捨てる事も、子供にとっては大事な事なのです。

かつての勇太と同様に、中学時代中二病を患ていた
クラス委員の丹生谷 森夏(にぶたに しんか)は、
六花に表面的には醒めた視線を送りながらも、
その実、六花の最大の理解者です。

中二病的に歪曲された六夏の恋を全力で応援する姿には心温まるものがあります。
そこには、友人を思うささやかな友情がしっかりと存在します。

実は中二病を患う様な子供(大人も)は、繊細な神経の持ち主です。
現実と直接対峙すると、壊れてしまいそうな心を、
偽装の人格と、偽装の世界によって守っているだけなのです。

部屋に転がるガラクタも、偽装の世界を支える重要なアイテムなのです。

■ あくまでも六花の「小さな世界」を描き続けて成功した作品 ■

視聴者や読者の興味を引くために、
派手な演出やストーリーになりがちな日本のオタク作品にあって、
「けいおん」で名を馳せた 石原立也は、
あくまでも六花の「小さな世界」に拘ります。

所謂、「日常系」に分類される作品ですが、
脳内イメージシーンを適度に挟む事で、
作品がコジッンマリとする事を防いでいます。

「だから何?」と言われたら、それまでの作品ですが、
なんだか心が「ホッコリ」する、その生温かさを肯定するならば、
今期1位2位を争う、良質な作品であるとも言えます。

■ 「直る中二病」と「直らない中二病」 ■

思春期特有の「中二病」は、気が付けば直っている事が多い様です。
心の成長と共に、ヒトは世界を有りのままに受け入れる様になるのです。
それこそが、大人に成るという事なのでしょう。

一方、大人になってからも「中二病」は発生します。
この「晩成中二病」は、治療の難しい病気です。

原因はリストラや就職浪人の様な「社会的ストレス」ですが、
「晩成中二病」の罹患者は、ネットの中でその症状を露わにします。

尊大になって、他人を徹底的に攻撃したり、
中国や韓国を蔑視したりする事で、
自我を肥大化させて行きます。

しかし、肥大化した自我は、社会と接触すれば無残にも潰されてしまいます。
ですから、晩成中二病患者達は、社会との接触を嫌い
そして、社会では大人しい人の仮面を装着します。

「それはお前だろう」と言われてしまいそうですが、
バーチャルなネット空間の成長は、
多くの中二病患者に、居心地の良い住処を提供しています。

そして、スマホの普及により、ネットの世界が現実を浸食し初めました。
多くの若者が、誰かとリアルコンタクトしている最中でも、
バーチャル空間とコミニュケーションを取り続けます。

これが異常な事なのか、それとも人類の未来の姿なのか分かりませんが、
少なくとも「中二病でも恋がしたい」の登場人物達は、
リアルの世界でで必死に繋がり合おうとして努力していました。

「ネットを捨てて街に出る」。
これこそが、「晩成中二病」の唯一の治療方法なのかも知れません・・・。




何だか小難しい話になってしまいしたが、
このアニメ、とにかく六花ちゃんがかわいいのです。
実在していたらかなりイタイ子ですが、
アニメの中では輝いて見えます。

お正月、暇で暇でしょうがないというアナタ。
TSUTAYAで借り手きたら、思う存分「初笑い」する事間違い無し。

エッチなシーンも無いので、ご家族で是非!!


NHKってバカ?・・・ただでさえ需給がギリギリバランスしているのに・・

2012-12-27 02:53:00 | 時事/金融危機
 

■ 金融危機が再発する可能性が30%ならば、リスクヘッジはすべき ■

「人力でGO」では、日本国債はいずれば崩壊すると書いてきました。
しかし、それは可能性の一つであって、本来は日本の財政破綻は好ましい事ではありません。

私はアマノジャクなので、「日本が財政破綻する訳無いさ」と言われると、
日本が財政破綻する方法を色々と妄想してしまいます。

これは、世界経済についても同じで、「金融恐慌など起こらないさ」と言われると、
金融恐慌が起こりうるプロセスをせっせと考えてしまいます。

但し、それらは「確率の問題」であって、起こるとしても30%、
世界が3回同じ状況に陥った時に、運悪く1回破綻する程度だと思っています。
危険性30%を「危険」と判断するのか、「安全」と判断するのかは個人の価値観ですが、
私個人としては危険性30%というのは、リスクヘッジが必要な確率だと考えています。

万が一に備えて、流動性の高い「普通預金」に資金の一部を移したり、
積み立て型の生命保険の積み立て金を少し減らしたり、
出来の悪い子供にムダな教育費を掛けるのを止めたりなど、
資産の少ない40代の方でも、リスクヘッジとしてやるべき事は沢山あると思っています。

■ NHKが国債危機を煽る愚 ■

私の様な経済の素人が、いくら「金融危機」や「日本国債暴落」を煽ろうとも、
社会に与える影響は微々たるものです。

このブログの読者は、新聞などに比べれば圧倒的に少ないですし、
仮に掲示板などに転載されても、コメント欄でケチョンケチョンですから信用は皆無です。

しかしこれが天下のNHKともなると影響力は測り知れません。

NHKは12月23日にNHKスペシャル「日本国債」を放映しました。

内容的には、このブログを読まれている方には「イマサラ」といった感じでしょう。
しかし、普段、新聞やTVのニュースしか情報元が無い方がいきなり視聴したらどうでしょう。

案の定、先日実家に行ったら、普段会話も無い父親が、
「オイ、オマエこれ見たか?」と言って、NHKスペシャルの録画を見せてくれました。

普段、リスクヘッジの必要を説く私に、
「こいつ、頭でも狂ったのか?」という視線をよこす私の父ですら、
NHKスペシャルの内容には、衝撃を覚えた様です。

多分、日本の多く方達が、NHKの番組をご覧になって不安を覚えている事でしょう。

■ NHK得意の、ヤラセ臭いに胸糞悪くなる ■

普段「日本の財政破綻」なんて書きまくる私が言うのも何ですが・・・
NHKの番組の内容は、不安を掻き立てるドラマパートまで挿入して
見ていて、本当に胸糞の悪くなる内容でした。

これはかつて、原爆被害の誇張や、鳥インフルエンザや新型インフルエンザ、温暖化など
怪しい人々のアジェンダをNHKが遂行する時の常套手段です。

■ 日本売りが、世界の経営者達のアジェンダとなったのでは無いか? ■

NHKがあの様な番組を放映した事で、
日本国債はファンダメンタルな危機では無くて、
陰謀論的な危機に今後さらされるのでは無いかという不安がを感じます。

従来のメディアの論調は、「日本の財政赤字は巨大だけれども、持続可能」というものでした。
あるいは「このまま財政拡大を放置すれば、いつかは国債暴落も有りうる」というものでした。

ところが、今回の番組は「日本はこのまま行けば、国家破綻を免れ得ない」という内容です。
一応、「財政規律を厳格に守れば、国債は崩壊しない」という意見も紹介していますが、
あの番組を見た人達には「日本国債が暴落するかも知れない」という恐怖が植え付けられました。

■ 「資産保全」の方法として、外貨預金や投資信託が再び評価され出すだろう ■

これで安倍自民党が、財政拡大に踏み切れり、マスコミが国家破綻をオーバーに宣伝すれば、
資産の目減りを何よりも恐れる老人達は、「資産保全」に奔走するかも知れません。

週刊誌などは「国家財政破綻に備える総特集」なんて企画を組む事でしょう。
「国家破綻に備えた外貨預金」とか「円安で利回りが上昇する投資信託」なんて記事が目に浮びます。

こうして、日本国債を買い支えていた資金が国外に流出し始めるのかも知れません。
その先は、アメリカでしょう。

■ 安倍氏はグルでは無いが利用し易いのでは? ■

安倍政権の成立が、彼らの思惑通りかどうかは私には判断出来ません。
しかし、安倍政権を彼ら利用する事は充分考えられます。

「アベってのが、国債を増刷すいると公約して選挙に勝った」という情報は、
日本経済を取り巻く状況を変化させるのには充分な情報です。

市場は「状況の変化」を利用して利益を確保します。
これまで、「日本売り」は「失敗の投資」でしたが、
空気が一変すれば、「成功の投資」に変わるかも知れません。

いずれにしても、不自然な歪みは、それが解消する過程で、
巨大な利益を一部の人間に提供します。

■ ドル防衛の意味からも日本を叩いておきたい ■

世界の資金は、金利差を原動力としています。

アメリカはリーマンショック前、好景気を背景にした高い金利で、
日本を始め世界中からの投資を呼び込んでいました。

機軸通貨であるが故にFRBが気前良く世界にばら撒いたドルは、
金利を求めてアメリカに還流し、アメリカ人の豊な生活を支えていました。

ところが、金利がゼロに近く、インフレが進行するアメリカでは、
実質金利はマイナスです。
当然、アメリカへの投資も減少します。

ユーロ危機や、日本の震災によって、ドルとユーロと円は均衡していました。
ところが、アメリカはQE3の発動に追いやられ、
財政の崖や、シーリング問題などイベントも盛りだくさんです。

下手をすれば、ドルの一人負けともなりかねません。

ユーロは頃合を見計らって何度も危機を仕掛けられます。
一方、日本は、安倍首相の政策で短期的には景気は回復する可能性があります。

日本との金利差が逆転して、アメリカから日本への資金流出が発生すれば、
アメリカ経済に与える影響は小さくはありません。

ですからアメリカは日本の景気回復をどうしても阻止したいのでは無いでしょうか?
だから、NHKの露骨な扇動番組を使って、日本国民を不安に陥れたのでは無いでしょうか?

■ 流れを読む ■

アメリカの慌てぶりに、「安倍政権の政策は正しかった」、
「安倍さんはアメリカに打ち勝って、財政拡大を成功させて欲しい」。

自民党支持者達は、こう考えるかも知れません。

しかし、私はひねくれているので、
世界の経営者達は安倍政権の財政拡大路線を徹底的に叩いて
日本の拡大したマネタリーベースを自分達の投資に変換すると予想します。

現に、日銀は緩和マネーを海外の投資家たちに配り初めました。

こうして、アメリカとドルを延命させている内に、
次なる世界の形がおぼろげに見えて来るはずです。

今後の注目は「中国」です。
中国バブル崩壊するのか、それによってアメリカ資本に支配されるのか?
あるいは、その逆にアメリカは中国に見切りを付けるのか?

この大きな枠組み中で、日本の財政や金融は語られるべきです。

■ 日本売りは、日本の利用価値が無くなった時発生する ■

NHKの番組の中で語られた様に、ヘッジファンドは日本売りの機会をうかがっています。

一方で日本の過剰貯蓄は、ヘッジの短期国債の売り圧力に充分対抗できる規模です。
ですから、彼らも簡単には日本売りを仕掛けられません。

一方で、日本は20-40年ものの新発国債を大量に発行しています。
これらは、東証の先物市場で売買されます。

長期国債の保有者は生命保険や年金です。
彼らは満期保有を前提にしていますので、
国内での長期国債の売買は活発ではありません。

逆に言えば、日本の長期国債は流動性が低く、
先物市場で売り崩しに合えば、短期的には暴落も起こる可能性があります。

仕掛けは既に終わっているのでしょう。
しかし、日本国債の破綻は世界経済に大きな影響を与えるので、
世界経済がどうにかこうにか運営されている状態では日本売りは発生しないでしょう。

もし、日本売りが仕掛けられるとするならば、
それは、世界経済の破綻が免れ得ないと判断された時ではないか?
そして、そういった類の時限爆弾はドルとユーロにも仕掛けられており、
一気に世界をリセットする事が出来るのでしょう。

■ 空気の変化に敏感であれ ■

市場の空気はいつも一瞬で急変します。

NHKの不可解な番組も、日銀の政策変更も、自民党の復活も
実は奥深いところで、密接に繋がっているのかも知れません。

それらの動きは、「空気の変化」を引き起こしている様に感じてなりません。

学問的な経済論よりも、私達は「空気の変化」に敏感である必要があります。
なぜならば、市場は「空気で動く」からです。

■ 一つ言える事は、逃げ場が無いという事 ■

多分、世界的な金融恐慌が再来するならば、
私達の資産を守る方法は、ほとんど無いでしょう。

外貨預金を、預けた先の通貨が崩壊するかも知れませんし、
投資信託などは、債券の暴落でほいとんど無価値になります。

ではどうしたら良いか。

いつの時代も無駄にならないのは個人の能力です。
それこそ、サバイバル的な世界が出現しても、
身に付けた教養や知識、技術は無くなる事はありません。

もし、世界経済の崩壊が訪れるとするならば、
その最大のリスクヘッジは自己投資なのかも知れません。


私は毎晩ビールを飲んで、
サバイバルに対応する為の脂肪を蓄積しています。