人力でGO

経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

春爛漫の房州

2021-03-28 08:22:00 | 自転車/マラソン









春の天気は一週間周期。最近は土日に雨が降るパターンが続いています。

本日は久しぶりに晴天の土曜日。

終日サイクリングを楽しみたい所ですが、

鴨川のホームに入所している父の病院に付きそう予定が入っています。


普通なら「病院の付き添いで休日がつぶれた」となる所ですが・・・

私の場合は「自転車で100kmライドを楽しんで、ついでに娘の顔も観れる」イベント。

おっと、父の顔も当然見る事が出来ます。



この時期の房総半島南部は、水仙と、菜の花と、桜と、桃の饗宴が楽しめます。

何でも無い里山の風景が、桃源郷の様な眺めに一変します。



都内では平年より早く桜が満開となっていますが、

温暖と言われる房総半島の桜は都内よりも1週間程度遅れて満開となります。

東京はヒートアイランドの影響で、館山よりも「温暖な地」となっている訳です。



朝5時過ぎに浦安を出発して、10時前には鴨川到着。

娘の部屋でシャワーを借りて、タケノコご飯の朝食を食べて、待ち合わせの病院に向かいます。



午後は娘が車椅子を押して、父を連れて海岸を散歩します。

先日までは肌寒さを感じた海風ですが、今日は心地よく感じます。

海の色も心なしか春色。



「この間、この先の海岸に大きなクジラが打ち上げらあれたんだよ~」

という娘の話しに、珍しく父が興味を示していました。

太平洋を見ながら「ここは何湾だね?」と聞くので「鴨川湾」と答えておきました。




病院の中待合は、息子や娘に付き添われた高齢者が大勢居ました。

コロナが流行していても、受診せざるを得ない高齢者は多い。

父もホームに戻った後は2週間の隔離生活です。



病院に行ったり、散歩をしたりという高齢者の普通の日常を奪った新型コロナウイルス。

一方で高齢者の完全隔離は事実上不可能で、

病院も高齢者施設も、ある程度の妥協を持ってウイルスとの共存を選択せざるを得ません。



問題は、クラスターが発生した病院や高齢者施設を世間が「問題」と捉える事にあります。

「感染対策が不完全だったのだろう」とか「職員の管理が徹底されていない」と非難する。

しかし、病院や高齢者施設をウイルスから遮断する事は100%不可能です。



新型コロナウイルスは数年も経てば「普通の風邪」になります。

その時に、現在を振り返って、人々はどの様な思いを抱くのでしょう・・・。

失われたものは、人命だけでは無いのでしょう。





mRNAワクチンは自己免疫しかを引き起こす可能性が有る。

2021-03-26 10:46:00 | 新型コロナウイルス
「阿修羅掲示板」にどなたか「コロナがいかにチンケ」か分かりやすく書かれていましたが、「コロナ脳」がコメント欄で噛み付いていたので、ちょっと阿修羅のコロナ脳のジジー達を脅かしてやろうとコメントを書き始めましたが、上手く投稿出来なかったので、記事にしました。

スマホ入力ですので、誤字脱字御免!!



中国武漢ではロックダウン解除前に全市民にPCR検査を実施しました。その結果複数の無症状の感染者が発見された。市当局は、彼らの歯ブラシ、トイレ、ドアノブなどウイルスが検出されそうな場所を調査したがウイルスは検出されなかった。

コレは当たり前の話で、体内でウイルスが増殖していなければ、ほとんど体外にウイルスが放出される事は有りません。コレ医学の常識。

無症状の感染者からも感染するというのは、昨年の流行初期にドイツの研究者から発表されたものですが、コレはエビデンスが取れていない。何故かこの情報がメディアを通じて「無症状の感染者感染を拡大する」と報じられていますが、実際には症状が出やすい免疫の低下した高齢者こそが感染源となっています。高齢者施設や病院でクラスター化し易いのは、感染して発症して高齢者が感染源となり若い職員もウイルスに接触するからです。ただ、若い方は殆どが無症状です。

この問題は昨年の感染初期に対策委員会で「高齢者が高齢者にうつしている」との発言がされましたが、何故かこの会議の動画は削除されて現在見ることが出来ません。

実際には昨年1から3月、そして海外から少し毒性の強い株が持ち込まれた5月以降は、電車の中などで咳き込む若い人が多かったのですが、コレが新型コロナの典型的な症状で「短い発熱の後に乾いた咳が長期化続き」ます。この時期にPCR検査を大規模に実施すれば相当数の陽性者が見つかったはずですが政府はPCR検査数を抑制して感染実体を隠していました。

厚労省は早期にこのウイルスが日本人にとって脅威となり得ない事を把握しており、経済のダメージとオリンピックを考慮して敢えて感染実体を隠していたフシが有ります。ただ、オリンピック延期が決定した後はPCR検査数を増やし、あたかも感染が拡大しているかに見せかけましたが、既にピークアウトしていた事は、昨年の緊急事態宣言直後から実効再生産数が下がっている事でも確認出来ます。

コロナは普通のコロナ風邪同様に抗体の持続期間が短く、昨年の感染初期に感染した人でも既にIgG抗体の数値は下がっています。しかし免疫細胞が免疫記憶をしているので、健康な人ではウイルスが体内に侵入してもT細胞(白血球の一種)がコレを撃退して感染を防ぎます。

現在のPCR陽性者は殆どが高齢者施設か病院の高齢者で、この方達は「最後にウイルスと接触」している人たちです。都や国はこれらの施設に「積極的疫学検査」と称してPCR検査を多数実施して陽性者を量産していますが、コレは感染が拡大しているかに見せる為のカモフラージュに過ぎません。実際に街中では咳をする人は殆ど見かけません。

面白いことに、高齢者施設にウイルスが入り込んでクラスター化しても日本の高齢者は重症化しない方も結構多い。鼻水程度の症状で終わってしまいます。コレは日本人が新型コロナウイルスに有効ななんらかのの免疫を元々持っていた事を示唆しています。欧米でもこの様な人が一定数存在しており、近種のコロナウイルスの感染経験による交差免疫と考えられています。東アジアはコロナウイルスの故郷なので、この地域の人たちは元々免疫を持っていた可能性が高く、欧米に比べて2桁近く死亡率が低い原因と考えられています。

この様に日本人にとっては新型コロナウイルスはチンケな毒性のウイルスで、重症化するのは相当に免疫が低下した高齢者などに限られます。毒性の比較ではインフルエンザの方が余程高く、コレは多くの医者が認めています。当然インフルエンザは年間1万人から2万人の日本人の命を奪いますが、新型コロナはPCR検査が陽性で実際の死因が脳梗塞の様なケースもコロナ死に含める水増しをしても昨年の年間死者数は2千人程度でした。

問題はこんなチンケなウイルスで、新しい技術のワクチンを使用する点にあります。ファイザーやモデルナのワクチンは実用化された事の無いmRNAワクチンです。人細胞にウイルスのタンパク質の一部を作らせるmRNAを注入するものですが、その安全性は確認されていません
短期的にはmRNAを細胞内に送り届ける脂肪の膜の成分でアレルギー反応(アナフラキシー)を起こす人がごく少数出ていますが、コレは問題は少ない。

問題が大きいのはmRNA自体に有ります。mRNAワクチンは従来ワクチンに比べて圧倒的な感染予防効果がありますが、コレはワクチンによって付与された高原抗体反応によるものなのか、あるいはmRNAがウイルスのRNAとしてtoll受容体の一種で有るTNR7に結合した効果によるものなのかは分かっていない。

TNR7がmRNAと結び付くと細胞免疫を刺激して一時的に免疫反応が活性化されます。ワクチン接種直後の発熱などの副反応がmRNAワクチンは一般のワクチンより明らかに多く発生していますが、コレはTNR7の影響と考えるられます。要は、ワクチンが効果を発揮する原因が、ワクチンによって作られた抗体によるものなのか、それともTNR7の効果なのかが良く分かっていません。

一方TNR7は自己免疫疾患の発症に関与することが分かっており、実際に動物実験ではmRNAワクチンは自己免疫疾患を誘発したとの研究もあります。ワクチン接種でなんらかの強い副反応を示した人はTNR7の感受性が強い可能性が有り、今後は全身炎症反応などの自己免疫疾患を発症するリスクが有るかも知れません。コレは長期的に起こる症状で、「何となく身体がダルい」とか「体調が優れない」などという弱い症状が長期化する形で現れるのでワクチンとの因果関係は明らかにされる事はありません。

ごく稀に、リュウマチの様な強い炎症反応が出たとしても、コレをワクチン接種と関連付け、それを証明する事は不可能でしょう。

最初から最後まで「疑惑だらけ」の新型コロナ騒動ですが、確実に言える事は、リーマンショク以降の金融緩和バブルが大崩壊する。

既に市場はジャブジャブの緩和マネーでジャンキー状態となっており、ジャンク債やCLOといったハイリスクな禁輸商品に日本人のマネーも預金や投資信託を通して相当注ぎ込まれています。

まあ、コレらのお金が失われる事はある意味リスク管理の甘さで仕方のない事ですが、通貨システムまで影響が及ぶと通貨の信用損失による悪性インフレが進行して、高齢者の資産が一気に無価値になります(預金)。

新型コロナウイルスはウイルスの毒性は3流以下ですが、経済兵器としては一流で有る事には注意が必要です。

「ワールドトリガー」にどハマり中

2021-03-22 13:02:00 | アニメ
 

ブログ更新が滞っています。

原因は「ワールドトリガー」

コンビニで見かけた表紙に惹かれて、

アニメ第一期を見始めたら、

寝食を忘れる面白さ。

「鬼滅」も「呪術」も全く面白いと感じない私ですが、

「ワールドトリガー」を観ると脳が興奮します。



集団戦闘、それも、三つ巴、四つ巴のチーム戦って、

戦況が絶えず動いていて、原作者の頭の中スゲー!!


そして、モブですら一瞬でキャラ立ちする凄さ。

更にテンプレ感皆無。


群像劇としては「無限のリバイアス」並に面白い。



「絵が下手~」ってアニメを敬遠している作画厨

君らには100年早い作品だよ。



因みに「会議が一番面白いシーン」ってどんな作品なんだよ!!

この作品を観ると「エヴァがハリボテで中身がスッカラカン」な事がよく分かる。


因みにちーちゃんとキトラちゃんは俺の嫁。





春の房総を菜の花色の自転車で走る

2021-03-15 07:07:00 | 自転車/マラソン
 

■ CARRERA SL730 は生粋のレーシングフレームだった ■



新しく組んだCARRERA SL730。30km程度の試走を負えて、変速やヘッド回りの調整も一通り済んだので、ロングライドに使えるか試してみる事に。

日曜日の朝7時に家を出て、100km先、獲得標高1000mの鴨川を目指します。追風なので、脚が残っていれば野島崎経由で館山まで170km走れるか試してみたい。朝から、5m程度の北風が吹いているので、本日は追風ヒャッハー。

CARRERA SL730に乗って気になっているのは「平地が遅い」事。今まで乗って来たどのバイクよりも速度に乗せるのに時間が掛かります。さらに30km/hから先の伸びが無い。普通にペダルを漕いでいると、自然に30km/hに落ち着いてしまいます。踏み味もスカスカした感じで粘りがありません。

これ、実はペダリングパワーだと本日気付きました。一つ重たいギアーにして思い切り踏んであげると、BB周辺に僅かなウィップが生じて、グワッァーンと一気に加速します。30km/hから踏み込んだ時の加速力がスゴイ。・・・って、これってレーシングフレームだから当たり前だよね。

発売当時の雑誌のインプレに「かなりパワーを要求されるフレームだ」と書かれていましたが・・・分かるわぁ・・・。このフレームで楽しく走れる人って、相当なパワー系のライダーだわぁ・・・。

パワーをブッ込むと面白いフレームですが、とても清澄山を越えて鴨川まで100kmを楽しく走れるフレームには思えません。失敗したかな・・・。

■ 地獄で仏に出合った・・・ ■



追風なので40km/hなどというスピードメーターの表示をチラチラ見ながら、あっという間にうぐいすラインまでやって来ました。ここからは登り区間。ヒルクライムバイクとしての真価を発揮するのか?

・・・イヤー、踏むと速いです。だけど回すと遅いです・・・。やはりパワーを突っ込まないとペダリングのリズムが取り難いフレームです。相当なペダリングスキルを持っていないと、上手クルクル回せません。結果、脚が付かれるからダンシングに逃げたくなります。ダンシングは進むので、調子に乗っていると・・・これはこれで脚が付かれます。クロモリフレームの様に、フレームがシナって下止点を上手く通過させてくれる事は無いので、固い板を踏み下ろしている感じになる。これ、脚への負担がハンパありません。ただ、進から気持ちイイ・・・。

うぐいすラインの登り区間を負えて、下りに入った時、異変が起こります。・・・フロントがアウターに上がらない・・。これ、新品の自転車では、ワイヤーの初期伸びで起こるケースが多い。

自転車乗りが多く集まるセブンイレブンでフロントディレラーを調整しますが、ワイナーの張り直しでも上手く行きません。悪戦苦闘していると「大丈夫ですか、ちょっと見ましょうか」と声を掛けて下さる方が居ます。丁度、自転車乗りの集団が到着した、その中のお一方でした。「私、自転車屋なんです」

・・・・おおおおーー!「地獄に仏」とはまさにこの事。そこから、5分程度、フロントディレラーの正式な調整方法を教わりました。その方は集団で来られていたので、集団が出発されるので、コツを伺って、お礼を言って出発して頂きました。

■ だからフロントディレラーって嫌いなんだよ ■

コツは伺ったのですが、それで直ぐに「フロントディレラーの調整マスター」になれる訳はありません。フロントディレーラーって、ほんの少しのワイヤーの張り具合や、調整ボルトの閉め方で動作が大きく変わってしまいます。

インナーが上手く行くと、今度はアウターがオカシクなる。或いは、その逆も。ちょっと走っては調整を繰り返しますが、養老渓谷に着く頃には、今度はリアーもワーヤーの初期伸びでグズリ出しました。

騙し騙し調整してはちょっと走りを繰り返しますが、清澄山の登りで、イライラの限界を迎え、路肩で始めから調整をやり直しました。これが意外にも上手く出来て、フロントもリアーもカンパニョーロとは思えない「サクサク変速」に!!

■ 鴨川に着いたら以外に速かった ■




ちょっと走っては調整を繰り返していたのに、鴨川に付いてメーターを確認すると、AVは25km/hでした。まあ、追風なので2~4km/h程度得をしてはいますが、調整時のロスもその程度ありますから、なかなか良いスピードで到着しています。

やはりクライミングバイクだけあって登りが早い。特に、裏清澄の様に適度なアップダウンのあるコースは、ダンシングで登り返しを一気にこなしてゆけます。ゴリゴリした踏み味が快感です。足も結構残っていて、クロモリメガチューブのシングルバイクのラレー君よりは残っています。

何より感動的なのは下りの安定感。フレーム剛性が高いので、コーナでの挙動が安定していますし、ヘッド回りの剛性も高いので、ブレーキが思い通りにコントロール出来ます。コーナでバイクが思い通りのラインのピタっと乗ってくれます。これ感動的です。さすがはレーシングバイクです。

このバイク、乗り慣れてペダリングのコツが掴めれば、結構イイかも知れません。

■ 本日の目的は「菜の花」の咲具合のチェック ■





実は本日はミッションがもう一つあります。小湊鐡道の養老渓谷駅近くの「石神 菜の花畑」の咲具合のチェックです。来週の土曜日に、浦安の仲良し家族と見に行く予定ですが、ここの菜の花を遅咲きなので咲具合が心配でした。

結果は上の写真・・・・。今年はダメだ・・・。咲いていないと言うよりも、成長していません。いつもは腰程度の高さまでの一面の菜の花が楽しめるのですが、今年は15cm程度した成長しておらず、さらには菜の花が全く育たずに地面がむき出しの場所が結構あります。

気温や降水の影響なのか、或いは肥料の問題なのか・・・。場所によって成長に大きく差が有りますから、もしかすると肥料の影響かも知れません。水田を利用した菜の花畑なので、休耕田で残留肥料が不足している場所は、成長していない可能性が高い。


■ 外房線、内房製を繋ぐ新型ワンマン車両 ■

明日が月曜日なので、本日のライドは鴨川で終了。「わくわく広場」で心太(トコロテン)用の天草と、美味しい卵を買って、電車で帰る事に。

館山経由の電車しか無い時間帯なので、車窓から海でも眺めながらノンビリ帰る事に。行先表示には見慣れない「ワンマン」の文字が・・・?

南房総のJR線は安房鴨川で外房線と内房線が連絡します。内房線も外房線も安房鴨川止まり。ところが、本日の電車は、勝浦方面から乗客を乗せて入線して来ました。特別列車かと思いましたが、良く見ると車両も新型。慌てて携帯で写真を撮ります。





実はこの車両、春のダイヤ改正で登場したE-131系という新型車両。外房線、内房線、鹿島線に昨日から投入されてピッカピカの新型。

自転車を車掌室の前に置こうと最後尾車両に乗りますが・・・・社内は鉄道マニアで溢れています。車掌室の前が空いていたので自転車を置きますが・・・マニアの方々の視線が痛い。そうだよね、マニアの方達、車掌室の前、大好きだよね・・・。

一応、「空気を読む機能」は装備しているので、車掌室の前から自転車をベンチシートの前に移動します。(これも邪魔だけど)

隣に居る鉄道マニアと思しき若者二人に「この電車新型?」って聞いたら「昨日から運行開始です。今日は東京から乗りに来ました」との事。彼らは16歳でした。

それから、しばらく鉄道トークで盛り上がり、アニメファン同士という事が分かると、アニメトークでも盛り上がり、さらには「声優さんが〇〇線の社内放送をやっている」という話で盛りあがり、あっという間に彼らが特急に乗り換える館山駅に到着しました。


新しく組んだ自転車のシェイクダウンが目的の100kmライドでしたが、楽しいい春の小旅行となりました。




自転車が増えてしまった・・・

2021-03-12 10:06:00 | 自転車/マラソン
 



■ ストレスは経済を回す ■

最近、ストレスが多い毎日を送っています。やけ酒を飲んで体重が増える程に・・。
ストレスが溜まると、無意識にストレスを発散しようとするのが人間。
私の場合は、パソコンでついつい「ポチっとな」してしまう・・・。

その結果が上の写真・・・。
そう、自転車が1台増えてしまった。





■ 新品のフラッグシップモデルが10万円って・・デフレじゃん ■

最初は使わなくなったカンパのコーラス1式をオークションで売ろうと思っただけ。
だけど、オークションって、見ている内に欲しくなるんです。
そして、気付いたら、ラクマで新品フレームをポチっとな・・してました。

2014年の CARRERA SL730。

定価38万円が10万円って、それは指も反応してしまいますよ。新品だし。
かつてはパンダーニが駆ったCARRERA。
今はレースへの機材提供はしていませんが、硬派なイタリアンバイクのメーカーです。


実はカンパのコンポは以前所有していた BASSO ASTRA から外したもの。
実はこれもホイールまでフルイタリアンなバイクでしたが、直ぐに手放してしまいました。
非常に乗り易いバイクでしたが、私の中の「イタリアン」とはだいぶイメージが違った。
「じゃじゃ馬」じゃなかった・・・「種牛」じゃなかった・・・。
優等生過ぎて・・・ソソラレなかった。

■ 今回はイタリアの暴れ馬だ! ■

今回の CARRERA SL730 は・・・「狂牛」です!「暴れ馬」です!
フレーム単体重量730gという超軽量でありながら、剛性は非常に高い・・
というか、ネットにインプレは

「素人では硬すぎて足がペダルに跳ね返させれる」
「非情に高いパワーを要求されるフレームだ」
「引退した体格の良いプロ選手が乗る様なフレームだ」
「素人には乗りこなすのは難しいが、いつかは乗りこなしてやろうという気持ちにさせる」
「直ぐに足が終わるので、1時間程度のレースが向いている」

とまあ、「硬すぎて素人にはムリゲー」って事ばかり書かれています。

・・・知ってたもん、これプロが乗る様なフラッグシップのフレームだって・・・。
ヒルクライムは体重が一番ハンデだから、730gというフレーム重量無意味だって・・・。


はきり言って「怖い物見たさ」以外の何物でも無い・・。
カミサンの怒る顔は容易に想像出来るけど・・・
「あんた!一体何台自転車買えば気が済むのよ!!」って。

■ 気付けば完成していた・・・ ■

確定申告が終わったら組もうと、コツコツパーツを買い集めました。
今回のテーマはケーブルに至るまで、フルイタリアン。

ハンドルとステム 3T
サドル      フィジーク

ハンドルとステムは、デダチャイという選択肢も有りましたが、敢えて3T。
何故なら、今回のバイクのテーマは「地味にスゴイ」デス。
「地味に速い」では無い点がミソで、エンジンが貧弱なので、バイクのポテンシャルが「スゴイ」。


日々、宅配便で送られて来るパーツを部屋の隅に積み上げて・・・
あれ、自転車が組み上がってるよ・・・オカシイ?
・・スミマセン、誘惑に負けました、組むの楽しいよね。ストレス発散になるよね・・。

(この組み立ての奮戦記だけで3本記事が書けるけど、皆さんご興味無いと思うので・・)


■ アレ、いつも乗っている自転車と変わらないや・・・・ ■


初めての自転車に乗る時は、どうして、あんなにワクワクするのでしょう。
さあ、乗るよ!!

アレ・・・・・
変わらない・・・・
いつもの硬さと変わらない・・・・

そうだった、私が常用しているレモンのチューリッヒって、
肉厚のレイノルズ853でフレームサイズの小さいからムチャクチャ硬かった・・・。
さらにフロントシングルだし・・。

私が常用しているKONAのラットも極太クロモリメガチューブだった。
さらに、フロント&リアがシングルだし

私が常用しているMTBもクロモリメガチューブだった。
さらにブロックタイヤでフロント42Tシングルだった・・・。


と言う訳で、ファーストインプレッションは「普通ーー」。



■ 蝶の様に舞う!? ■


最初の日は強風の中、10km程度走った程度ですが、
その後、二日続けて30km乗って印象が変わりました。

「このバイク、チョー楽しい!!」

実はストレートフォークって初めてだったのですが、
噂通り、挙動がクイックです。
そして、フレームがタワむ事が無いので、ハンドルを切るとバイクが即座に反応します。
まさに、レーシングバイクの血統。

これですよ、私がイタリアンバイクに求めていたものは。
ダンシングしても振りが軽い。もう蝶の様に舞う!!


■ 一部屋に自転車6台の末路 ■



ところで、SL730を加えた事で、部屋の中の自転車が6台に成りました。(折りたたみ2台)

もう置く所が有りません・・・・・。
壁以外は・・・。





・・・あ、ホイールがアメリカのRolfですね・・・。
だって、カンパのユーラスより、ステルス仕様のRolfの方が似合うんだもん!!