最近、政治ネタばかり続いていたので、アニメネタを楽しみにしている方と情報交換の記事を・・。
今期アニメのオススメです。
『ヒナまつり』より
マンガ原作ですが、原作組が大絶賛。『極黒のブリュンヒルデ』でギャグやっちゃいました的な超能力日常作品。組織から逃げて来た超能力少女の世話をする事になったヤクザ。裏社会や繁華街の住人達と超能力少女達の日常を描く作品ですが・・・とにかく近年のギャグ系の作品の中では突出して面白い。「アイターー」の連発で捧腹絶倒。
とにかくボケとツッコミというか、ギャグの呼吸の素晴らしさに脱帽。監督は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』の及川 啓。制作は『月がきれい』のfeel。最近のfeelって良い作品を作りますよね。及川監督、今期は『ウマ娘 プリティーダービー』も監督してますね。これも結構楽しい。
『若おかみは小学生』より
別に私が小学生好きって訳では無いですよ・・。児童向けの「青い鳥文庫」のベストセラー作品で小学生に人気の有る『若おかみは小学生』ですが、マンガ化に続き、アニメ化です。
とにかくこのアニメ、展開が早くて、話の筋が良い。シリーズ構成は誰かなと見てみたら・・・横手美智子。さすがです。今季のはNHKの朝の連ドラはトレンディー畑の北川 悦吏子オリジナル脚本ですが、私としてはこちらの方が面白い。
両親を交通事故で亡くした小学生のオッコ(織子)は温泉旅館を営む祖母の家に身を寄せます。そこには何故か少年の幽霊が住み着いていて、彼女にしか見えない。その幽霊は、祖母はオッコに旅館を継いで欲しいと願っていると言いますが、ひょんな成り行きで彼女は本当に「若おかみ」に成る事に・・。『花咲くいろは』の元ネタみたいな作品ですが、大人が観ても結構面白い。小学生が夢中になるのが分かります。
実は夏に劇場作品が公開されるみたいで、こちらは監督を宮崎駿の一番弟子と言われた『茄子アンダルシアの夏』の高坂希太郎、脚本は『聲の形』や『ガールズパンツァー』の吉田玲子。おい、どんだけ力入ってるんだヨ!って布陣。
『踏切時間』より
何このアニメ、ヤバ面白いんですけどぉ・・・。
踏切を待つひと時の会話だけの短編アニメですが・・・・これ面白いですね。原作は「月刊アクション」に連載中らしい。踏切を電車が通過する短い時間と、電車が通過するという音や風などの効果を実に絶妙にストーリーに取り込んでいます。
『Caligula』より
ゲーム原作のこの作品、「誰得なんだよ?」って感じではあるのですが、こういう中二病全開の作品って最近少ないな・・・なんて思いながらついつい見てしまいます。腐女子を狙っているのでしょうが・・・オレ得?
『デビルズライン』より
マンガ原作です。鬼と言われる吸血鬼と人間が共存する社会。鬼にとって人の血は麻薬の10倍の快楽を与えると説明されます。鬼は吸血犯罪を犯す一方で、吸血衝動を必死で抑えながら人間暮らす鬼も居る。鬼の犯罪を取り締まる捜査官も鬼。その彼が助けた女子大生と恋に落ちてしまう話。・・・もうキュンキュンしちゃいます。カミサンと一緒にキュンキュンしてます。
私的には『東京喰人』よりは断然好きです。
『ヲタクに恋は難しい』より
小学校、中学校と同じクラスでオタク友達だった男女が会社で再会。付き合う事になるのだけれどオタク同士の恋愛はいつもピント外れ・・。会社の先輩カップルもオタクで、この4人の絡みが結構「あるあるネタ」で面白い。カミサンと楽しく観ています。娘にも勧めようとメールしたら「私、原作持ってる」だって・・・。
『BEATLESS』より
『楽園追放』や『コンクリートレボルティオ』の山本精児監督でもアニメ化はハードルが高かった・・・。脚本が虚淵で製作がI.Gだったらと願わずには居られない作品。それでも連続2期でこの作品に挑むスタッフには拍手喝采です。
現在、原作を読み終わる直前ですが、ラノベ風の上巻と、ハードSF全開の下巻の落差が凄まじい。AIをテーマにしたサイバーパンク作品ですが、全世界のこの手の作品を束にしても、この原作には敵わないのでは無いか。
サイバーパンクの作品はバーチャルな世界をセンスオブワンダーとして描いていましたが、AIが現実化する今、人とAI,人とロボットの関係う現実的にシミュレートするこの作品の完成度は群を抜いています。一方で美少女ロボットのキャラクター小説としても、或いはラノベ的ボーイミーツガール的小説としても面白い。これが現代日本のSFの実力です。「柔らかな思考」の作品で海外のハードSFとは対照的。
『ゴールデンカムイ』より
今期一番「見ごたえ」のある作品。ヤングジャンプのマンガ原作ですが、こういう「骨太」の作品は好きです。アイヌ文化を丁寧に描いている事も素晴らしい。
アイヌの金塊を強奪した男は、網走刑務所に収監されますが、誰もが金塊の有り処を狙っています。そこで男は囚人達の体に地図をバラバラに入れ墨して集団で脱獄させます。殺して皮をはいで繋ぎ合わせる事で地図は完成します。脱獄した囚人達はそれぞれに入れ墨を狙って殺し合いますが、金塊を狙う軍の一部の暗躍する状況。
日露戦争で「不死身の杉本」と異名を取る杉本は、ふとした切っ掛けで入れ墨の存在を知ります。親友との約束を果たすべく金が必用な彼は金塊の入れ墨を追いますが・・・熊に襲われて絶対絶命の所をアイヌの少女に助けられます。その後、二人は協力して金塊の入れ墨を探す事になりますが・・・様々な怪しい者達と敵対する事に・・・。
観終わった瞬間から来週が待ち遠しい。
『ひそねとまそたん』より
古来、竜の形をした生き物が国家の繁栄を支えて来ました。竜を狙う諸外国を欺く為、その時代時代で竜は様々な物に擬態させられて来ましたが、現代は自衛隊の戦闘機に擬態されられています。ところが竜の操縦士が居ない。
高校を卒業して航空自衛隊に入隊した甘粕ひそねは平凡な女の子。ただ、思った事を独り言でしゃべってしまう困ったクセが有ります。そんな彼女が竜(OTF)のパイロットに抜擢されます。理由は「竜に飲まれた」から。そう、竜の操縦士は竜に飲み込まれて胃の中で操縦するのです。
総監督が樋口真嗣。脚本が岡田磨里って、どうなっちゃうんだよ、この作品・・・。イヤー、面白いという言葉しか出て来ません。EDだけでも、もうドンダケ!!って叫ぶレベル。
『ピアノの森』より
一色まことの原作、私は5回は読んでます。
以前、劇場アニメで公開されましたが、今回はNHK様が全話アニメ化して下さるという。ちょっとテンポが速すぎて残念ですが・・・便所姫が3話目にして登場したので全て許します。タカコちゃん命!!
とまあ、一般受けしなさそうな作品から順に紹介しました。『食戟のソーマ』『七つの大罪
』『僕のヒーローアカデミア』は鉄板。『ハイスクールDxD』も健全な男子には欠かせません。
『シュタインズ・ゲート ゼロ 』より
マユシーの話し方がイライラするから番外。