■ ファイザーのワクチンは危険なのか ■
欧米で新型コロナウイルスのワクチンの接種が開始されて1か月程経ちますが、ファイザーのワクチンは高齢者で死亡例が報告されています。私が追跡出来た範囲では、ノルウェーで33人、アメリカで50人以上の高齢者がワクチン接種後に亡くなられています。
ただ、この死因がワクチン接種によるものか、或いはワクチンに関係無く高齢者が持病などの悪化によって亡くなったのかは、現在各国が調査中です。高齢者ですから、普通に亡くなられた方もそれなりに含まれているハズです。
WHOもこの点に触れ、因果関係は未だ明らかになっていないが、新型コロナウイルスの死亡リスクの高い高齢者はワクチンを接種すべきたとしています。これは全く間違っていません。
ただ、ファイザー社やモデルな社の治験データは高齢者の比率が少ないので、「90%以上の確率で抗体を獲得出来る」という効果が、高齢者でどの程度まで有効かは疑問が残ります。元々、免疫系の弱っている高齢者ですから、ワクチンを接種しても免疫が得られない率は若者より多いハズ。
■ 厚労省は各国のデータが出そろうのを待っている ■
新型コロナウイルスが実際的な脅威となっている欧米と違い、日本ではインフルエンザ以下の脅威ですから、ワクチン接種を急ぐ必要は有りません。
厚労省は新型インフルエンザワクチンの時と同様に、諸外国の副作用の状況を眺めながら、仮に副作用が多く発生する様ならば、一般国民への接種をなるべく避けたいと考えているでしょう。
新型インフルエンザでは日本が購入したノバルティス・ファーマのワクチンで多少の副作用が海外で発生しました。カナダまで厚労省の技官が調査に行くなど時間稼ぎをしている間に、流行が収束してしまったので輸入ワクチンは廃棄されました。これをして「無駄遣い」だと責める人も居ますが、で早期のワクチン接種を望んだのは国民ですから、厚労省を責めるのはお門違いです。むしろ安全性の確立していないワクチンの接種から国民を守ったファインプレーを褒めるべきです。
その後、新型インフルエンザ(H1N1型)は、まれに見る弱毒型だという事が明らかになります。応酬委員会は「ワクチンビジネスでは無いか!」とWHOを吊し上げにしています。
■ 医者は接種しない人も多いだろう ■
アメリカの医者には一般的なワクチンにも懐疑的な方が多く居ます。ですから、アメリカの医者は今回のワクチンの接種を躊躇する人は少なくないでしょう。
アメリカに比べ、日本の医師はワクチン信仰が強いので、多くの医師がワクチンを接種するでしょう。看護師の皆さんも喜んでワクチン接種を希望するでしょう。ただ、ワクチンの危険性に詳しい一部の方達は、何等かの理由を付けてワクチン接種を拒むと思われます。欧米でもアレルギーを持つ方には接種を推奨していないので、何らかのアレルギーを理由に接種を逃れるでしょう。
■ 高齢者を持った家族は悩みどころだ・・・ ■
高齢者の接種は悩ましい所です。私の両親は二人とも80才を越えていますが、健康で、普通にスーパーなどに買物に出かけている母は、接種の必用は一切感じません。既にウイルスと接触した可能性が高く、何らかの免疫は獲得しているハズです。
一方、老人ホームに入所している父は接種の必用を感じます。ウイルスと接触した可能性は低く、もし感染したら重症化する可能性も高い。高齢者施設ですので集団感染の可能性も十分に有ります。既に人生は「オマケ」を楽しんでいる状況ですので、ワクチンで大当たりを引いてしまっても、運が無かったと諦めも付きます。
■ 若い人は免疫持ってるから接種は必要無い ■
世間ではワクチン接種を待ち望む健康な方が多くいらっしゃいますが、この様な方はワクチン接種の必要性は皆無です。・・・多分、皆さん、既に軽く感染して免疫をお持ちです。
新型コロナウイルスは毒性が弱く抗体を作るまでも無く治ってしまうので、抗体検査による抗体保有率は10%程度と低いのですが、感染によって抗原は記憶はされています。次にウィルスが体内に侵入しても速やかにキラーT細胞が生成され、ウイルスは駆逐されます。二日酔いやストレスなどで免疫が低下していなければ発症する事は無い。
新型コロナウイルスの日本での市中感染の拡大は昨年2月頃からとされていますが、遺伝子的にには2019年の9月頃に世界に広がっていた可能性が指摘されています。
実際に2019年の12月頃から、1~2日高い熱が出た後に空咳が続く風邪が流行っていまいした。仕事先のオフィスでは大勢の人がマスクをしてゴホンゴホンしていた。インフルエンザの検査は陰性なので、皆さん無理をして出勤されていました。
「空咳が続く風邪」は3月末頃まで流行し、その後、ヨーロッパ型と言われる第二派が広がった5月頃にも咳き込む人が多かった。
心当たりが有る方は、多分、しっかりと免疫を獲得しています。
■ 厚労省はワクチンの接種は自分でリスクを判断しろと言っている ■
接種についてのお知らせ(厚労省)
接種を受ける際の同意の取得
強制ではありません。新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種は、しっかり情報提供を行ったうえで、接種を受ける方の同意がある場合に限り接種を行うことになります。
予防接種を受ける方には、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種を受けていただいています。受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。 (抜粋)
新型コロナウイルスを恐れている(かわいそうな)人の中には「ワクチンを接種しないのはケシカラン」と言う人も多いと思います。病院や会社などによっては、接種を半ば義務付ける所もあるかと思います。
しかし、厚労省はハッキリと、「予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種を受けていただいています。」
と書いている。
厚労省はハッキリと書かないので人力流に翻訳します。
「このワクチンは2回接種しても効果は3カ月程度です。ワクチンですから、副反応が出る事もあり、アメリカでは2%の人にちょっとキツイ副反応が出ました。一方で、健康な方は新型コロナウイルスに感染しても鼻水が出る程度ですから、別にワクチンを打たなくても問題は有りません。どうしてもワクチンを打ちたいという勇気ある人はワクチンを自分の意思で接種しても構いません。厚労省は不本意ながら重篤な副反応の保障はしますが、子宮頸がんワクチンの同様に因果関係が怪しい症状については保障するつもりは無いので覚悟してね」
こう書いてあります。(ウソ)
私はワクチンを接種する気は毛頭有りませんが(空咳の続く風邪に昨年1月に掛かりましたので)、未知のmRNAワクチンが安全かどうか、非常に興味が有ります。どうか、ワクチンを接種されて何らかの不調が出た方は、コメント欄でも拍手コメント欄でも構いませんので情報をお寄せ下さい。
「バカヤロー!自分の体で実権して記事にしろ!!」との御叱りを受けそうですが・・・イマイチ勇気が足りない。