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経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

23春アニメ ベスト

2023-07-06 05:06:44 | アニメ

『君は放課後インソムニア』 より

第1位 『君は放課後インソムニア』

不眠症に悩む男子高校生の「中見 丸太(なかみ がんた)」は昼間は眠くて不機嫌。女子にも敬遠されていた。彼は文化祭の準備で訪れた屋上の天文台が仮眠の場所に相応しいと喜ぶが、そこには先客が。なんと同じクラスの「曲 伊咲(まがり いさき」)」が床に転がったロッカーの中で寝ていたのだ。彼女も不眠に悩んでいたのだ。

不眠症(インソムニア)の二人は、天文台を安眠の場所にしようと考える。根暗な中見と、快活な曲がりはクラスでは全く接点が無いが、「不眠症」が二人の距離を縮めて行く。そして二人で居る時だけは安心して眠れる事に気付く。彼らは天文台を正式に占拠する為に二人だけの天文部を作る。

曲がりは幼い頃から心臓病で、現在は水泳部に所属する程に回復していますが、いつも死の恐怖に怯えています。「寝たら朝が来ないかも知れない」という漠然とした不安が曲がりの不眠症の原因。一方、中身は、幼い頃に母親が彼が寝ている間に家を出ていってしまった。そのトラウマが彼を不眠症にしていた。本来ならば暗~い話になりそうでですが、等身大の高校生の日常を丁寧に描く事で、いつしか読者や視聴者は作品の世界の中に取り込まれ、二人の傍で、二人の恋の行方を固唾を飲んで見守る。

ビックコミックスピリッツの連載されている(既巻12巻)オジロマコトの名作青春マンガのアニメ化ですが、57歳のオヤジが悶絶する程の「青春アニメの傑作」に仕上がっています。内容は原作に忠実、さらにガールズトークを増し盛りし、七尾や能登の風景をてんこ盛り。そして美しい星空のオンパレードで原作ファンも狂喜乱舞。

監督は声優さん達に「自然に演技する」事を徹底させたそうですが、主役の二人のみならず、曲がりや中見の友人達、顧問の先生など登場する人物は皆魅力的です。特に中見に天体写真の撮り方を教える白丸先輩の魅力ときたら、抱き枕を売っていたら買ってしまうかも知れない・・・。「スケコマシ」という名言は脳裏に刻まれました。

親の制止を振り切り真脇遺跡へと逃避行した二人ですが、その顛末は実写映画で・・・そんなビジネスライクな構成ではありますが、13話のアニメの構成としては、ハイライトの真脇遺跡で終わるというのは良い選択だったと思います。

ちなみにOPはAiko(アイコ)。Aikoは『聲の形』の主題歌も歌っていたし、大の漫画ファンだからアニメの主題歌を沢山歌っている印象ですが、実は本作も含めて3作品のみらしい。彼女は本作は未読だったらしいが、オーファーが来てから全話読んだらしく「高校生の自分に読ませたい」と語っています。作品の内容に寄り沿う素晴らしい主題歌ですが、何よりAiko節が思い切り聞けるのが嬉しい。初期のAikoが戻って来た感じ。EDはHomecomings(ホームカミングス)という2012年に京都で結成されたバンドの「ラプス」という曲ですが・・・これ・・・「羊文学」じゃね・・。多分世代が一緒なのでしょう。これも、アニメの内容にピッタリの曲です。

私は原作未読で1話を見た時点で、原作を大人買いし、GWは自転車で七尾や真脇遺跡まで聖地巡礼に行って来ました。原作を20回連続で読んでも苦にならない程、気に入った作品です。我が家の漫画の殿堂入り!

 

『スキップとローファー』より

第二位 『スキップとローファー』

高松美咲による『月刊アフタヌーン』連載作品のアニメ化。

 

能登半島の北端の珠洲市の烏賊町(現実には蛸町)出身の「岩倉美津未(いわくら みつみ)」が、官僚を目指して東京の進学校に入学します。成績優秀な彼女は新入生の挨拶を任されますが、不慣れな東京で迷子に・・・。窮地に陥った彼女を救ったのは、同じ高校の男子生徒の「志摩 聡介(しま そうすけ)」。超イケメンの聡介は、入学式をサボろうとしていましたが、美津未を送り届ける為に一緒に駅から学校まで走ります。都会のクールボーイの聡介は、ド田舎出身の美津未に終始ペースを乱されますが・・・それが何故だか心地よい。同じクラスになった二人は、友人として高校生活をスタートします。

終始マジメながら、どこか危なっかしい美津未の回りには、いつしか女子の友人も増え、生徒会の先輩の信頼も篤い。一方、過去の出来事から、周囲と距離を取る聡介ですが、ルックスと柔らかな物腰で女子の人気は高い。

少女漫画の王道のカップリングではありますが、新鮮に感じるのは、美津未のキャアクターによる所が大きい。少女漫画では、主人公の女子は自己評価が低い子が多く、優しい王子様が全力でその子を庇護するという、根暗女子の願望を反映した設定が多く、彼女に嫉妬した周囲の女子から王子様が守るシチュに読者の胸はキュンキュンする。しかし、青年誌に連載された『スキップとローファー』は、この王道展開を「やんわりと逆転」してみせます。美津未ちゃんは自己評価が高く、自己肯定型。田舎者というハンディにコンプレックスを感じる事無く、都会への憧れにも正直です。一方、聡介は過去の出来事か家族関係から、積極的に人生を楽しむ事を避けています。そんな聡介が美津未の言動の一つ一つに救われる。女子が男子を守るというオタク男子の願望とも別の、新しいスタイルの作品として、この作品はある種のエポックなのかも知れません。

しかし今期アニメの名作2作の舞台が「能登半島」というのは偶然にしてデキスギ。さらに「見附島」という聖地が重なります。『君は放課後インソムニア』は能登半島中央部の七尾市が舞台ですが、地元のこの作品に掛ける期待は大きく、市長の名刺の裏にインソムニアを印刷する程。私は氷見から先の能登半島には初めて行きましたが、変化に富んだ海岸線と美しい海に魅了されました。今、能登は熱い!!

おっと、さすれていた。OPのダンスは神。アニメの動きで、あんな可愛さが出せるなんて!!

 

『推しの子』より

第3位 『推しの子』

毎シーズン大量なアニメが放映される昨今、「いかに1話切されないか」というのが製作サイドの重要課題。インパクトのあるシーンを導入に持って来るパターンが一般的ですが、この作品に関してはネタバレになるので、その手が使えません。そこでスタッフが取った戦略が先行劇場版を丸々1話として放映するというチート作戦。これが大当たりして、1話放映後に既に今期覇権アニメを確実にしました。

「推しの子」とういうタイトルから凡百のドルオタ物と思わせておいてのマサカの展開に鳥肌が立ちました。マンガ原作の作品ですから原作を褒めるべきでしょうが、「長尺の1話」を実現したアニメスタッフには心からの拍手を送りたい。

そうそう、「引きの良さ」は特筆すべきでしょう。毎回「次はどうなる!!」というところで女王蜂の歌うEDにシームレスに入って行く。上手い。

内容は書きません。観て驚け!!

最後に、アニメ、主人公は有馬加奈ちゃんじゃねぇ?ジュースの自販機にもなってるし・・・・。

 

『神無き世界のカミサマ活動』より

第4位 『神無き世界のカミサマ活動』

間違い無く、今期最高のSF作品は『機動戦士ガンダム 彗星の魔女』でも、『Dr.STORN』でも無く『神無き世界のカミサマ活動』一択です。えええーーと思われる方は多いと思いますし、そもそも、この作品を観て人はとても少ないと思いますが、これは決定事項です。

SFは「サイエンスフィクション」や「スペースファンタジー」と捉えられる事が多いのですが、私は「スペキュレイティブ・フィクション(Speculative Fiction)=思弁小説」という枠組みがしっくりします。「様々な要因で現実とは違う世界を推測・考察する小説ジャンル」とWikipediaでは解説されますが、その意味においては今流行りの「異世界物」も「SF]に分類されます。

『神無き世界のカミサマ活動』では新興宗教団体の教祖の息子ユキトが修行中に命を落とし、異世界転生する所から物語がスタートします。本来ならば「20秒切」コースの作品ですが、実は原作を読んでいたので、ワクワクで観てました。だって、まさか、こんな「危険な作品」がアニメ化されるとは思ってもみなかったので!

ここからはネタバレ

ユキトが転生した世界は、中世を彷彿させる世界。都に城壁がめぐらされ、その周囲に農村が点在する。しかし、現実と違うのは、農村は「カクリ」と呼ばれ、都会から追放された人々が住む場所。「カクリ」に落とされた人達は、都に住む人とは何か異なる点が有ります。性欲があったり(強いのでは無く「有る」です)、都のシステムに何等かの疑問をいたりしている。都の人達は、ある年齢になると「終生」という自殺を抵抗なく受け入れています。彼らは選ばれると、躊躇無く毒を飲んで死にます。しかし、隔離の人達は死を怖がっています。

都会の人達は「種の保存の欲求」や「生存への欲求」が欠落しています。子供は政府から支給され、あてがわれた親に養育される。これ、SFの巨匠のアーシュラ・ルグインの『所有せざる人々』に似た世界です。この小説は「完全な社会主義」を思弁した名著です。社会主義は財産の私有を禁じていますが、『所有せざる人々』は共有は子供にまで及びます。子供は生まれると親から引き取られ集団で育てられ教育されます。『神無き・・』の世界は、社会主義と言うよりは「究極の管理社会」を思弁しています。生も死も完全にコントロールされ、人々がそれを疑わない世界。

『完全管理社会』は死の恐怖が存在しないので、宗教も存在しません。宗教の目的は死の恐怖の克服だからです。いえ、この世界では宗教を消し去る事で、死の恐怖という概念を消去いしているのです。

ユキトにはミタマという神が付き添っています。生前から彼を守護していたというミタマですが、村人の「終生」を阻止して危機に陥ったユキトの前にミタマへは顕現します。ミタマは地の神で万物を作り出す能力が有ります。(モデルは手置帆負命(たおきほおいのみこと)?)

「終生」に逆らった事で都を敵に回したユキトの隔離は、都に対抗する力と勢力を手に入る事に。それにはミタマの神としての能力が不可欠ですが、神の力は信者数に比例します。そこで、ユキトはミタマ教の信者を増やす為に、父に教え込まれた「新興宗教の勧誘と洗脳」のあの手、この手を駆使して信者獲得を目指します。

ヤバすぎでしょう、この内容!!炎上しても不思議では無い。

低予算で、モンスターがチープなCGだったり、2Dポリゴンの昔のゲーム絵で展開を端折ったりと、予算削減の為なら何でも有りですが、それでも万策尽きて1話か2話を落として最終話は未放送。でも、そんな事は面白いかどうかにとって関係の無い事です。「面白い」というのは、こういう作品の為にある言葉です。最期にユキトの行きついた世界は〇〇・・・猿の惑星だな・・・。

 

『六道の悪女』より

第5位 『六道の悪女たち』

東京MXの放映作品で、私もdアニメではレンタルだったので3話まで視聴ですが、原作を全館持っているので(殿堂入り)、原作にほぼ忠実で、5位決定。

「おいおい、何だよ!この昭和な絵柄は!!」とツッコまれる事必至ですが、これ、ほぼ原作絵です・・・。いいんです、面白ければ絵が昭和画だろうが何だろうが。と言うか、この絵だからこそ、クセの強い内容に耐えられるのです。

一部に熱烈なファンを持つ少年チャンピオン連載のヤンキー漫画?ですが、連載が終了して時間も経つので、アニメ化は無理だと私も半ばあきらめていました。ネットの無料配信で火が着き、アニメ化された様ですが、「神に感謝」。

六道 桃助(ろくどう とうすけ)は不良高校に通う下位カーストのオタク。教室では虐められ、仲間の「大佐」と「課長」とトイレの個室で文句を言い合う日々・・。ところが、六道の祖父が残した絵巻物を開くと、彼には不思議な力が宿ります。何と「悪女だけにモテる」術に掛かってしまったのです。六道に回りにはゾクゾクと悪女達が詰めかけますが、最強最悪のヤンキー女の向日葵 乱奈(ひまわり らんな)も例外では有りません。族のチームを一人で殲滅する乱奈は、暴力に取りつかれていますが、六道の前では恋する乙女に豹変します。

一見、六道が悪女にモテる術で、のし上がって行く作品に見えますが、実はこの作品、六道は術に頼る事を良しとしません。術で好かれる事に罪悪感を持っている。そして、彼は様々な抗争の中で、着実に強くて優しい男に成長して行きます。六道だけでは有りません、「大佐」も「課長」も、そして六道と敵対した人達も、彼の人としての魅力に惹かれ、六道を支えて行くのです。

「王道少年漫画の快感」を味える傑作(原作)!!この作品が嫌いな人とは友達になれないと思います。

 

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』

第6位 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』

放送開始当初、ガチなガンダムファンからは「ユリ・ガンダム」とバカにされ歯牙にも掛けられなかったのに、2期に至ってはガチ勢を取り込んで評価はウナギの滝登り(byハルヒ)

『コードギアス』大河内一楼のシリーズ構成&脚本ですから、ツマラナイ訳が無いのですが・・・「ガンダムの呪い」に掛かってしまった様です。岡田麻里と鴨志田一の『オルフェンス』もそうでしたが、ガンダムを越えよう、新しいガンダムを作ろうとする作品は、何故かガンダムの亡霊に脚を掴まれます。人々が求める「ガンダム的な何か」から逃れようとすればする程、「ガンダム的な何か」に強く引きつけられる。地球の引力の様に。

この作品、「ハリーポッター」+「ウテナ」という表現がぴったりな前編は面白かった。しかし、地球と行き来が始まると「あ・・やっぱり」となってしまう。Zで始まった「地球の呪い」は健在でした。

「企業統治」という非常に現代的なテーマを扱っているのは興味深いのですが、政府との関係が、最後に少しだけなのが物足りない。現実の現在の世界は、政府は企業と国民の板挟みです。議員は献金によって企業に従僕しつつ、民主主義の選挙によって国民は無視出来ません。しかし、グローバル企業の台頭は、企業が国家の枠を超えて世界を裏から支配する構造を作りつつあります。その行き着く先を描いているのが『彗星の魔女』です。企業が私設軍隊を持ち、企業自治が認められ、政府を企業の行き過ぎを監視する役割を負う。この関係を、もう少し具体的に描いてほしかった。

もう一つの不満は、「悪役の動機の弱さ」。これ、昨今のテロリスト映画などにも言えますが、大量殺人の動機が個人的恨みだったり、厨二病的理想だったりする事に萎えます。尤も、ガンダムにおいては根本が「シャーの私怨」ですから、テロリストなどというのが、往々にして中二病をコジラセタ人の末路なのかも知れません。むしろ「ガンド技術の医療利用を進めると、予期せぬリンクが発生して、見えざる意思に支配される」みたいな『超人ロック』も「サイバージェノサイト」の様な展開だったら面白くなった。

 

2期のED、良いですね。日本のアニメのEDは、芸術アニメのサンクチュアリです。マジで。

 

『青のオーケストラ』より

第7位 『青のオーケストラ』

私の通った中学は、管弦楽で日本1位でした。学区内の小学校が管弦楽全国1位で、そのまま中学に上るので、中学でも全国1位になる。小学校にも中学校にも、その界隈では名の知れた音楽の先生が管弦楽部の顧問をしており、まさに海幕高校そのものでした。

学区のハザマに住んでいた私は、別の小学校(軍隊教育で全国で有名)だったので、中学の初めての全校集会で、床に座らされて「ドボルザーク 第八交響曲」を聞かされたたショックは今でも鮮明に覚えていますし、1楽章冒頭の暗~い導入部は頭から離れません。名ばかり運動部に所属していましたが、練習をサボって、音楽室のパート練習室で管弦楽部員と何故か駄弁って時間を潰していました。

ちなみに、主人公達の住むのは松戸、海幕高校は千葉県立幕張総合高校です。先生と拉麺を食に行くシーンの駅は武蔵野線新松戸駅、ラーメン屋もそのまんまです。安くてボリュームが有ります。

脚本は柿原優子、監督は岸誠二という『月がきれい』のコンビですが、原作物の柿原優子は「ソツが無い」という表現が当てはまる。岸誠二も、丁寧なお仕事程度。演奏パートがクオリティーの低いCGなので作品の質をかなり下げています。そんなの、止め画で良いんです。音な鳴っているのだから、スライドショーみたいな演出でも十分。NHK作品って、全話丁寧に作ってくれるので、嬉しくもあり、ツマラナくもあり・・。製作スタッフが苦悩して構成を考える部分が〇っと抜けてる感じがします。(ごめんね)

岸誠二と言えば『瀬戸の花嫁』と『Engel Beats』ですが、『青のオーケストラ』が物足りなくて『Engel Beats』を全話観てしまいました。聖地は「金沢大学のキャンパス」。1位2位の作品と言いい、時代は石川県です。

 

『異世界でチート能力を手に入れた俺は現実世界でも無双する』 より

第8位 『異世界でチート能力を手に入れた俺は現実世界でも無双する』

一言・・・「タイトル長すぎじゃねぇ・・・」。

ミルパンセの板垣伸が総監督なんですが、「異世界に行ってヒャッハー」というオタク男子の願望を、ここまで全肯定する作品は気持ちが良い。異世界物って、「オタクの妄想の具現化」という「うしろめたさ」が作品の底に流れていて嫌いなのですが、ここまで振り切ると、むしろ気持ちが良い。

単に板垣伸監督が何故か好きなだけですが・・・。EDは何とスガシカオ。悪く無いんだな、これが。

 

ここからは、全話完走した作品。

『この素晴らしい世界に爆焔を』 より

なんか、本編よりも丁寧に作っているんだよね。ゆんゆん、カワイイ!

 

『MASHLE』より

岡崎体育のOPの勢いで、何故か本編もみちゃうんだよね。そしてEDで満足して終わる。

 

『僕の心のやばいやつ』はどうした?って声が聞こえましたが、ヤバくなくて1話切。

『地獄楽』は!!という声も聞こえましたが、1話が良すぎて2話目からが見れない。

『Dr.STORNE』はどうした?って声も聞こえましたが・・・ああいう作品ってインパクトが全てだから2期目以降はちょっと・・・。

『鬼滅』はどうしたって・・・善逸(ぜんいつ)が出ないと聞いた時点で興味無し!」

 

以上、dアニメで観る作品だけなので、『天国大魔境』は入っていません。マンガで1巻だけ読んだけど・・・面白い!