イスラエルと言うか、世界の経営者は何が何でもイランを戦争に巻き込みたいようです。
イランの首都でハマスの幹部をミサイルで爆殺されたら、イラン政府も報復せざるを得ません。これまでイスラエルの挑発に、我慢を強いられていたイランですが、今回は「空気を読んだ報復」では国民は納得しないでしょう。
イスラエルの国民にそれなりの被害が出る報復がされた場合、イスラエルはいつもの事ながら10倍返しの報復を行うでしょう。こうして中東戦争は不可避なものと成ります。
最も危惧すべき事態は、イスラエルを防衛するという名目で、地中海に展開する米空母機動部隊が直接イランを攻撃するケースです。イランがアメリカに蹂躙される事を中国が座視するとは思えません。中東への中国の影響力が失われるからでです。
仮に中国がイランを支援するとなると、間接的、あるいは直接的に米中が戦争情緒となり、米中の友好国がこれに巻き込まれて世界大戦へと発展して行きます。きっとアメリカは台湾海峡でも中国を挑発して日本を含む東アジアも戦争に巻き込まれて行く。
こんな最悪な世界の未来もあり得る状況で、株価が反発した事を単純に喜べるのか。
「グレートリセット」が発動しているならば、何が起きても不思議では有りません。「自分の身は自分で守る」、果たして可能だろうか...。