
家内と『劇場版 バイオレットエバーガーデン』を観て来ました。
息子が「一生の内で一番泣いたよ」と言ったので、
そして「又観に行く!!」と言ったので・・・。
・・・・
あまりの事に、中学生みたいな絵を描いちゃったじゃないですか・・・。
怒りで震える感情を何処へ向ければ良いのか・・・。
ホプキンス中佐(社長) 「オレがアイツを引っ張り出して殴ってやる」
バイオレット 「私が殴ります」
中佐 「バイオレットちゃん・・」
バイオレット 「冗談です」
これが布石だと思ったよ。
吉田玲子にチョー期待しちゃったよ!!
バイオレットちゃんの、鍛えぬかれた鉄拳が
ヤツの顔面をクリンヒットするのを確信してたよ、海辺のシーンで・・・。
バイオレットちゃん、今からでも考え直せ!!
こんなヘタレ野郎に惚れてはダメだ!!
せめて、ツンデレの大佐にしろ!!
今回、大佐は頑張った、とっても頑張った!!
バイオレットちゃんが僕の娘なら、
ヤツを100発ぐらい殴った後、
「娘はお前には絶対にやらん!!」と宣言してやる!!
ファンムービーだって事は百も承知ですよ!!
でもね、でもね、怒りが収まらないんだよ・・・・・。
<追記>
TV版の一番感動する回の後日譚から始まる展開は神。
吉田玲子の脚本は今回も冴えていまいた、最初の15分は・・・。
ただ、バイオレットの足跡を辿るだけのエピソードで最後まで繋いでいたら
今年最高の一話になっていた事は確実。
バイオレットがどうなったかも、島民の伝聞で知らされ、
セリフ無しの回想シーンの挿入で観客は全てを知る・・・。
こんな構成だったら、感涙にむせび泣いたに違いない。
観客はバイオレットちゃんを観に来てる訳で、
ファンムービーとしては無難な内容ですが・・
せめて、一発殴って欲しかった・・・・。
劇場版の吉田玲子の脚本の、私の中でのランク付けはこんな感じ。
『若おかみは小学生』>『聲の形』>>『きみと、波にのれたら』>『劇場版バイオレットエヴァーガーデン』>『のんのんびより ばけーしょん』
とくに10話 途中で展開は読めたけど・・・だからこそウルウルでした;_;)。
これはやはりシティーハンターにも登場した「光源氏計画」の成功例と考えるべきかと。
鶏のヒナが最初に動いたものを母親と思い込むように、
幼少期の刷り込みはそれほどに強力なのでしょう。
しかし光源氏本人も男としては駄目駄目なので、
少佐がこういう設定になってしまうのも仕方ないかもしれません(笑)
ひとつ気になったのは、たとえヴァイオレットちゃんでも、
あんなヒラヒラのドレスを着たままで水の中を泳げるものなのか? 非常に疑問です。
私、ハラハラしました。義手の重さで沈むんで無いかと。
そうなんだよ。10話の死にゆく母が娘に遺した手紙の回はアニメ史上に残る名作なんだよ。それを上手に後日譚に引っ張って来たのに、少佐が...少佐が全部悪いんです。愛しているって言ったのに...信じていたのに。
あのまま島に残っていたら、未亡人に喰われるか、ロリに手を出してたね、アイツは!!