■ 自転車を「アーマードパック」にしてみた ■
「自転車」って看板が、ちょっと写真がトホホですね・・・
夏になるとロングライドはダブルボトルが標準装備。大型サドルバックを買ったので、今までサドルの後ろに付けていたツールボトル用のボトルケージが付けられません。そこで、ダウンチューブの下に、バンド取り付け式のボトルケージを「増設」してみました。
普通はショートタイプのツールボトルで無いと前輪と干渉してしまう様ですが、ゼファーはフォークのアングルが寝ているので、ギリギリ普通のサイズが収まります。
これって、ちょっとカッコ良く無いですか。気分はもう、こんな感じ。
ネットから拝借しました
とか・・・・
ネットから拝借しました
自転車がアーマドパック仕様に脳内変換され、気持ちはすっかりバトルモードです。
実際に、シートの後ろに付けるよりも重心が下がるので、自転車が非常に安定しますし、ダンシングの振りも軽くなります。ただ・・・段差とか急制動でツール入れを「誤射」してしまいそうでチョット怖い。
そこで、試走を兼ねて小雨の日曜日の朝、5:30に浦安を出発します。
■ 「学園都市」という響きでスイッチが入った!! ■
梅雨に入り自転車乗りにはツライ季節。本日の朝から終日小雨の予報。とりあえず、Yahoo天気の雨雲レーダーで、雨雲の切れている方面に向かいます。海浜幕張から進路を北に取り、木下(きおろし)から利根川を越え、竜ケ崎に入ります。
すると行先表示に「筑波学園都市」の文字が・・・なんとソソル響きだろう。と言う事で、牛久から国道408号線で筑波学園都市に入ります。
電柱の「学園都市」という文字読めますか?
勝手に風景が「脳内変換」されてゆきます・・・。
脳内変換 前
脳内変換 後 ・・・『とある魔術師の禁書目録』より
ところで「学園都市」の英語訳って「Academic city」とか「Academy city」だと思うのだけれど・・・道路標識は「Sience City」となっています。「科学都市」ですね。これはこれで萌えます。
さすがはサイセンス・シティー、「国土地理院」とか「高エネルギー加速器研究機構」とか言葉だけでも萌えます。もう、素粒子に魂を撃ち抜かれます!!
■ 筑波山まで来てしまった ■
加速器で加速されたので(実際には、ずっと向かい風で辛かった)、とうとうこんな所まで来てしまいました。・・・筑波山。
関東では富士山とタメを張れる、古代よりメジャーな神聖な山ですが・・・・こうやって近くで観ると「丘」ですね。「山」じゃない・・・・。標高も877m・・・丘だ。
取りあえず、茨木県のヒルクラムのメッカですから、挨拶がてら、ひと登りしてみましょう。登り始めると10%越えの坂もあったりして、それなりに楽しめます。うっすらと汗ばむ頃に、何やら巨大な赤い鳥居が現れました。
筑波山神社の大鳥居です。社会人になった年に、キャンプで一度来た事が在りますが、観光はしていないので、とりあえず神社に寄って行く事にします。
筑波山は「山」自体が神様です。男体山と女体山の一対の神々が、御幸ヶ原でウ夜な夜な「お戯れ」になられる、なにやら神秘的?な場所です。草木も動物も石ころも神様の一部。
実は古代から近代まで大規模な歌垣(かがい)が行われた場所としても有名です。歌垣とは若い男女が詩を読み合い、詩が優れた者がお相手を獲得するという、ネイティブな集団見合い。南アジアに広く、その伝統が伝わります。実際には、庶民の行事ですからアカデミックとは程遠く、飲めや歌えやのドンちゃん騒ぎで、現代のクラブ(ディスコ)に近いものだったのでしょう。当然、お持ち帰り有り!!
中腹にある立派な建物は拝殿です。本殿は男体山と女体山の山頂に有ります。
筑波神社の狛犬は、いいプリケツをしています
楼門の右手の小道を、ハイキングの恰好をした人達が大勢登って行きます。どうやら、登山道の入り口の様です。民家の庭先を通って、小さな鳥居が登山道の入り口です。すぐ横にコンクリートの擁壁が聳えているので、敬虔な雰囲気は全く無く、まさか、こんな小道が本殿への昇り口だとは思いもしませんした。
「白雲橋コース」という高低差610mのルートで、所要時間は110分とあります。登山マップに記されている所要時間は「老人タイム」ですから、私の足なら40分もあれば登れそうです。鳥居から覗くと、道は木立の下をゆるやかに登っています。
これならビンディングシューズでも登れそうです。
SPDショーズはサイクリングの途中の登山に最適?!
■ 筑波山・・・丘なんて言ってゴメンナサイ ■
登り始めてしばらくすると、森はいっそう深くなり、杉やアカガシなどの広葉樹の巨木が生い茂ります。「神域」という呼び名が相応しい。傾斜も徐々にキツクなり、ゴロゴロとした岩が多くなってきました。
濡れた岩の上では、ビンディングシューズの金属のクリートが一発で滑ります。慎重に、ビンディングが岩に触れない様に、靴底の外側や内側から着地する様にします。
すると、自転車ウェアーの方が高速で下から上がって来ました。さすがにビンディングシューズでは有りません。トレイルランのシューズですね。土浦から自転車でいらしたそうですが、トライアスロンをやられているとか。長谷川恒夫記念(通称:ハセツネ 制限時間24時間の山岳耐久レース)に出場されているそうですから、ペースは相当に速い。
とてもビンディングでは着いて行けません・・・というか一瞬で太腿が攣りました。100kmのロングライドとプチヒルクライムの後だからと・・・自分を慰めます。しばらく、お話しながら登った後、先に行ってもらいました。
■ 筑波山、パナイっす!! ■
途中、昔の茶屋後の小さな広場で一休みした後、「白雲橋コース」のハイライトが始まりました。
「弁慶七戻り」・・怖くて弁慶ですら七回も通り抜けるのを躊躇したとか・・・
「母の胎内くぐり」
急な岩のルートには、所々、「鎖場」もあります
イヤー、マジ、筑波山、パナイっす!!
すみません、この面白さを表現するボキャブラリーが足りていません。とにかく、ディズニーランドのトムソーヤ島を巨大にしたアトラクションと表現するのが適当かと。
しかし、ビンディングシューズもマジ、ヤバイっす。スリル、アリアリです!!
そういえば、登山道の入り口に「無計画な登山はお止め下さい」って書いてあったっけ。のどが渇きましたが、ドリンクは自転車に着けたままでした。お腹が空いたので、背中のポケットに幸運にも入れてあったスニッカーズに救われました。
40分程度でチャッチャと登るつもりでしたが、あまりに神秘的な景色の連続に、じっくり写真は撮るは、GoPro7でアクティブな動画は撮るはで、結構時間が掛かります。
そうそう、先ほどから写真に登場しているのは、「弁慶七戻り」からご一緒した、若いカップル。ありがとね!!(完全にオヤジがデートの邪魔をしています)
■ てっぺん、取ったどぉーーー!! ■
何故、こんな無謀な登山を始めたかと言うと・・・筑波山の自転車で行ける最高点が、全然最高点で無いから。「てっぺん取ったでどぉおおーー!」って感じがイマイチしない。(ヤビツ峠もそうですが・・・)
そして、とうとう女体山の山頂、877mに到達です。標高だけ見ると大した事ありませんが、海抜の低い平野から独立峰の様な聳えているので、眺望は最高でした。梅雨時にこの景色が観れるなんて、幸運としか言いようが有りません。
山頂の岩の先端は高所恐怖症の人には無理・・・
関東平野が一望できます
筑波山神社の本殿、筑波女ノ神を祀ります。格神は伊弉冊尊(いざなみのみこと)
■ 自転車談義をしながらケーブルカー乗り場に降りる ■
山頂の手前から男性3人連れとご一緒します。会社の企画で十数名で筑波山に登られているとか。夏の富士山の小手調べだそうです。
お二人の方が、自転車にも乗られるそうで、ビンディングシューズでの登山に「大うけ」でした。色々、楽しい自転車談義をしながら、女体山と男体山の間の「御幸ヶ原」まで下って来ます。二つの峰の鞍部は、神々の乱〇パーティーの場・・・失礼、ディスコでした。
御幸ヶ原・・・神々のパーティー会場
ここで、昼食にします。けんちんうどん、美味しかったです。後ろの席の大学生と思しき男子達が、「ウメー、おれ、こんなに美味しいカレー食べるの初めてだ」「オレも、こんなに美味しいうどんは初めて」って盛り上がってました。「君達、それは運動してお腹が空いているからだよ」と、心の中で呟きました。
■ ゲコタ(GEKOTA)を発見 ■
ケーブルカーの時間まで間があったので、お土産屋さんを覗きます。すると・・・・GEKOTA(ゲコタ)を発見!!
おみやげ屋さんに居たGEKOTA
御坂美琴が大好きなゲコタ・・・『とある魔術師の禁書目録』より
ここで本日の目的を思い出しました。『とある魔術師の禁書目録』の聖地巡礼の最中でした。これで、目的が完遂出来ました。(そもそも架空の都市ですから、整地巡礼って無理なんですけどね)
こんなカワイイ「GEKOTA」も沢山居ました
その後、2:00のモノレールで一気に拝殿の裏まで下ります。さすがに私えも、ビンディングペダルで山道を下るリスクは取りたくありません・・・。
下山したら、おみやげ屋に、ゲコタのラスボスが居ました・・・・
■ ちゃんと「つつじが丘」までヒルクライムして来た ■
みやげ物屋に預けていた自転車に跨り、「さぁて帰るか!!」と大鳥居をくぐり、坂を下り始めますが・・・「おおーーーっと、ヒルクライムの途中だった」と引き換えします。
ここから「つつじが丘」という所まで登り坂がある様です。登山の後なので、キツイのか、キツクないのか分からない坂を、えっちら、こっちらと登ってロープウェイの駅のある駐車場に着きます。
巨大なガマ仙人が鎮座していました・・・
昔から不思議な「三船敏郎に似ている三流役者」みたいな看板・・・
売店で栃木からいらした、NAKAGAWAのクロモリロードの方と楽しくお話してから、筑波山を一気に下り、学園都市の「研究学園駅」から電車で浦安に戻ります。いつの、利根川から遠望する筑波山、遠いと思い込んでいましたが「低い」から遠く見えただけ。浦安から電車でも、結構近い事に気付きました。
距離的には帰りも自走できそうですが・・・翌日は月曜日なので、疲れを貯めない様にしないとね。
ところで、本日の本当の目的って何だっけ・・・・そうそう、増設したボトルケージが邪魔にならないかどうかの確認でした・・・。
しかし鎌池さん、若いのに筑波のガマなんてよく知ってたよなぁ。
しかし「通貨の価値が共同幻想」なんて、オカルト公務員ならぬ
オカルト経済学と命名したい。
そして幻想といえば、「この右手でおまえの幻想をぶち壊す」
に繋がるわけで、いや人力さん、お見事です(笑)
今回の記事、自転車好き、山好き、アニメ好きの誰が喰い付くかと思ったら・・・アニメ好きだった!!
実は前回の長々とした貨幣論の中にも、こっそりとインデックスネタを仕込んでいました。
自転車通勤を初めて3年は経とうかという私ですが、先日の大雨の時…
今更「雨の日は防水リュックじゃないとダメだな」と気が付きついさっき購入しました。
ヨドバシでポイントが溜まっていたのでそこそこ良いデイトナを。
これで無理やり前かごに荷物を入れての危険運転とはおさらばです。
今月は国民の祝日こそありませんが、私は有休を消化しなければなのでそこそこ休めます。
とはいえ見たい映画が集中しているので鑑賞と、健康診断とで費やしてしまいますが。
今月はファーストデイに早速「プロメア」をイクスピアリで観ました。
いやーホント面白かった! 「今石洋之×中島かずき×TRIGGER」に外れなし!
グレンラガン キルラキル ついでにロボとーちゃん好きなら観に行って損はないです。
あとはガルパン最終章とフレームアームズガールを観に行きます、何れも立川が聖地ですが
ガルパンの方はもう席が満杯なので爆音上映は諦めて船橋にしておきます。
今期のTVオリジナルアニメでは「キャロル&チューズデイ」がお気に入りですかね~
今やっているオーディション番組のパートは僅かしか出番の無い脇役の出場者までよくキャラが作りこまれていて感心です。
漫画原作だとやはり「進撃の巨人」ですかね、私事ですがこの原作は別マガ創刊号からリアルタイムで追いかけていた作品。
(最初は「どうぶつの国」「じょしらく」目当てで読んでいたのですが…)
それがアニメ化しこのシーズンで一区切りを迎えると思うと感無量です。
今期アニメ、全滅で・・・『ガールズパンツァー』などを見直しています。
『プレメア』・・・うーん、観たいけど『グレンラガン』を始めて観た時に衝撃は味わえないですよね・・。
同じ理由で『海獣の子』もパス。映像は素晴らしいのでしょうが、原作ファンとしては、あれは白黒のマンガ表現だからこし良いのであって、絵が動こうが、音が付こうが、アニメで表現できる世界では無い。
劇場版『青ブタ』は行きます。それと・・・『このすば』かな・・・。好きなんです。爆裂魔法でフルスクリーンで観たい。
「プロメア」は確かに終盤のバトルとかは特に『い つ も の』という感じですが。
個人的に最初の掴みはグレンラガンやキルラキルより好きかもしれません。
子供の頃よりレスキューポリスシリーズ等の災害救助ヒーロー物が好きだったので
冒頭のバーニングレスキューのメカ描写は痺れました。
あとやはり中島かずきイズムとして、おバカな展開の中に知的なギミックが仕込まれてますね。
オチの付け方とかは成程と思いました。
江戸時代の『火消し』や文化や気風を体現した爽やかなラストでした。
世界観や設定が来期にアニメ化する「炎炎ノ消防隊」と酷似しているという指摘がありますが。
シナリオに関してはコチラの方が面白いです、マガジン連載の原作を惰性で読んでいる私が言うのだから…
人力様が「キャロル&チューズデイ」ご覧になっていないとは意外、渡辺信一郎が総監督ですよ。
まぁ「坂道のアポロン」「残響のテロル」が好きな人力様には割とキャッチーなコチラは合わないかもしれませんね…
>魔術は等価交換を誤魔化す事で成立するかに見えますが…
これのことですか? でも、等価交換を徹底的に突き詰めたのは
「とある」シリーズではなく、ハガレンですね。
ところがハガレンでは、賢者の石という等価交換そのものを否定するギミックが出てきます。
すると当然、賢者の石って等価交換から作られたのに、
等価交換を否定って、どういうこと? という視聴者からのツッコミが……。
これってMMTをめぐる理論に似てる(笑)
なんだ。アニメの世界では、ずっと前から議論されてたじゃないですか。今更なにを。
というわけで、今月は青ブタを見て、8月は爆裂魔法ですかね。
しかし、なぜ今月のPイリヤちゃんに、誰も注目してくれないのか。非常に寂しい…。
あと米版ゴジラも(期待はできないけど、映像には…)
鋭い所を突いて来ますね!!
「青春ブタ野郎」の劇場版、観て来ました。素晴らしいですが、これを劇場版にする意味は皆無でしょう。TV版の最終回できっちり終わらせたら「名作」になったのに、みすみす、その栄冠を製作側が捨てた・・・。
尺的にはシスターパニックを外すべきでした。シスコンの妹が同居しているだけの設定に替えても良いのだから。
「続きは劇場版で」という風潮はどうにかならないのか・・・私は作品に対する冒涜にしか思えない。