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経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

米国債金利の10年を振り返る

2023-02-15 02:47:27 | 時事/金融危機

 

■ 米国債金利から振り返る世界の10年 ■

皆さんお久しぶりです。

巷でも「金融緩和バブルの崩壊は時間の問題」と言う人が多い昨今、「バブルが崩壊するぞ」などと書いても面白く無いので、こういう時はノンビリと米国債金利から、最近の10年間の世界を振り返ってみたいと思います。

 

■ 2018年に崩壊していたかも知れない金融緩和バブル ■

2008年9月にリーマンショックが起き、その後、各国中央銀行は大規模な金融緩和(量的緩和)に踏み切ります。大量に供給される資金を元に資産市場は右肩上がりに拡大します。「リーマンショックバブル(金融緩和バブル)」です。

「バブル崩壊10年周期説」の例に漏れず、リーマンショックから10年経った2018年に金融緩和バブルは崩壊の危機に晒されました。実はこの危機に気付いていた人は市場関係者だけだと思います。

FRBは2015年末から利上げに踏み切りますが、2019年1月に利下げに追い込まれました。実は2018年頃から資産市場の下落が始まており、2018年の前半はジャンク債市場などは酷い事になっています。FRBは金融緩和バブル崩壊を防ぐ為に利下げを決定する前に、MBSの買い入れを再開するなど市場への資金供給を増やしました。量的緩和の再開です。米国債金利は2018年10月をピークに金利が下がっています。FRBの資金供給量を見る指標としてはFRBの金利よりも米国債金利の方がリニアに反応して分かり易い。

 

■ 市場の救世主「新型コロナウィルス」 ■

FRBの利下げは2019年10月で一旦停止します。この時、米国債金利も上昇に転じています。2019年の12月に武漢で新型コロナウイルスが発生し、2020年の始めからは世界がコロナ危機に陥り始めます。ロックダウンが各国で実施される中、2020年3月にFRBを始め各国中央銀行は無制限の金融緩和を宣言し、短期間の内に大量の資金を放出しました。

実はFRBの利下げ停止によって米国債金利がジワジワと上昇に転じていたのですが、コロナ緩和によって一気に金利は低下しています。米国債金利の金利上昇局面では、ジャンク債市場や株式市場にも下落圧力が掛かっていますから、コロナ危機が発生しなければ、金融緩和バブルは終焉していたと私は妄想しています。

尤も、コロナ危機はバブル崩壊を防ぐ為に仕掛けられた?のでは無く、グレートリセットの一環として最初から計画されていたと私は妄想しています。副作用としてコロナバブルで市場は「噴き上がって」いまが、これはバブル崩壊とその破壊力は増したとも言えます。

 

■ インフレを発動させたウクライナ侵攻と、中国のゼロコロナ ■

私などはバブルの崩壊を予測する度に外して来ましたが、その原因はなかなかインフレ率が高まらない事にありました。インフレ率が低い間は、市場に黄色信号が灯ると、中央銀行が利下げや緩和拡大で市場を救う事が出来ます。しかし、コロナによるサプライチェーンの寸断と、ウクライナ危機による原油・ガス価格の高騰でこの環境が一変します。成長の限界によって(実は金融緩和によって)久しく起こっていなかったインフレが世界中で発生します。

原油価格についてはウクライナ危機の前から上昇していたとの指摘もありますが、これはコロナバブルの過剰流動性が流入した為とも考えられます。FRBがコロナ緩和の縮小を初めていたので、資金がコモディティーに逃避し始めていた。そこで、ウクライナ危機が始まったので過剰流動性は一気に原油市場に流入した。

 

■ 市場に取り残された資金 ■

最近は米国債金利は4%台に接近しています。これはアメリカの高インフレを反映したものですが、ジャンク債市場や、社債市場はこれから金利上昇(価格低下)で不安定になります。(既に昨年辺りはジャンク債市場は大荒れでしたが)

テスラを始めとする米ハイテク株も大幅に下落しましたが、社債の発行コストが上昇したので「自社株買い」で株価を支える事が不可能になった事も要因です。

バブル末期は市場は乱高下するので、短期的には社債市場も株式市場も盛り返す曲面もありますが、最後は崩壊で終わる事は約束されています。今市場で運用されている資金は「逃げ場の無い資金」です。庶民の資金を原資にしたファンドや、年金資金、そして「損を取り戻そう」とする個人投資家の資金が市場に取り残されています。

 

■ インフレ率は低下するか? ■

市場のもっぱらの関心事は、「インフレはいつまで継続するのか?=利上げはいつまで続くのか?」でしょう。ロシアはウクライナ侵攻をじっくりと進めています(意図的に)。エネルギー市場の逼迫は当分続きます。

アメリカは無根拠な中国敵視をエスカレートさせ、中国とのデカップリングを進めています。これもインフレ要因です。トランプ時代から米中デカップリングを模索していますが、アメリカの対中貿易額は一向に減りません。これでは戦争を始めた途端に、中国からの輸入が途絶えてアメリカは干上がってしまいます。日本も同様です。アメリカ・オランダ・日本は半導体製造装置の対中輸出を禁止しましたが、中国圏を除く地域での半導体供給体制に目途が立ったのでしょう。

世界の工場として安価な製品の供給源となっている中国とデカップリングを続けてる限り、インフレ率の上昇は留まる所を知りません。今までは「エネルギーコスト」がインフレの要因でしたが、これからは「中国とのデカップリング」がインフレをさらに押し上げる。

こう考えると市場に希望はあまり無い様に思います。

 

■ 最期は戦争でウヤムヤにして来た世界 ■

メディアが対中脅威論を煽るので、日本人の多くが「中国やロシアと戦争になるかも知れない」と漠然と考えています。しかし、どれだけの人が、日本と中国が本当に戦闘する状況を想定して、投資や生活設計をしているでしょうか?

「対中戦争」などというのはテールリスク同様に発生確率は非常に低く、故にこれを恐れていては投資も生活設計も成り立たないと考えるのが普通です。例えば自衛隊基地がある地域に住んでいる人が、中国からのミサイル攻撃を想定して引っ越すでしょうか・・・。答えはNOです。

ところが、台湾や尖閣で日中が戦争状態に入れば、一瞬にして状況は一変します。ウクライナ同様に日本のどの自衛隊基地にミサイルが飛来しても不思議では無くなるのです。この様な状況で、人々がテーマーパークに遊びに行く事はありませんし、デパートで高級品を買う事も無いでしょう。「戦時体制」になるのですから、当たり前です。

当然「緊急事態条項」が適用され、ブログで妄想をまき散らす事も出来なくなりますし、反政府行動も制限されます。

この様に一度戦争が始まれば、投資環境どころか、生活の全てが一変してしまいます。例えリーマンショック以降の金融緩和バブルが崩壊しようが、人々は「戦争なのだから仕方が無い」と諦める。こうして、「経済の袋小路」は戦争によって打破されて来た(失敗をウヤムヤにされるとも言う)・・・これが世界の歴史。

 

コロナを巡る一連の流れから、私は「世界の経営者はパナイ」という印象を新にしました。目的遂行の為ならば、彼らは手段を選ばないでしょう。例えそれが戦争であっても。

 

私は最近「AI失業」を怖いと考えていましたが、それより先に「戦争」の心配をした方が良いかと真剣に悩んでいます。コロナワクチンを接種された方は「ワクチン戦争」の渦中にある訳ですが・・・。米国債金利の話から、飛躍してしまいました・・・。



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19 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (鍛冶屋。)
2023-02-21 13:14:55
人力さんへ

※前の書きかけでEnter2回押しちゃって、連続コメ(コメ欄汚し)失礼。

>国債の品貸料金を引き上げ・・・
へぇ・・・。国債の貸し料って、もっと有機的に(実金利に連動するように)上げるもんだと思ってんですが違うんですね。そらぁハイエナさんたちは皆、ここゾッと売りますわな。

777さんへ。
ご高説痛み入ります(ちゃんとは読んでませんけど^^;)。
前の方のコメで”素人の投資家には
不可能”・・・に掛けてついついレスしちゃったものでしたので、どうかお忘れ下さい(...後悔orz)。
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-02-21 12:36:15
っで、人力さん 日当預の金利はいくらに上がったんですか?^^)。
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Unknown (人力)
2023-02-20 08:15:24
日銀は16日に国債の品貸料金を引き上げたんですね。空売り勢は日銀に国債を借りて空売りをしていた様ですが、コレで空売りの利益が減るので空売りを抑止出来ます。

「中央銀行には逆らうな」と言いますが、何故か負けるイギリス中央銀行。あれ、ワザとなのかな?
返信する
Unknown (人力)
2023-02-20 04:14:13
777さん

長期的に見れば日本国債は日銀が高値買いしてくれるので30年債などは超ラッキーって感じですね。金利がゼロになってからは国内的には利益が出る投資では無くなったので、かつて金融機関の花形だった国債ディーラーは、暇な職業になっています。暇過ぎて、少し値動きさせようとした三菱東京」UFJは違反取引として罰金を食らってましたよね。

日本国債は金利がゼロですが、外国人投資家は為替を絡めて上手に稼いでいますよね。絶対に日銀が高値で買い取ってくれるので「安全」な時期があった。ただ、円安が継続的に続くと、このスキームが使えなくなります。そもそも彼らの主戦場は先物かと。今は空売りで利益を出そうとしていますが、「ウィードー・メーカー」と呼ばれた日本国債を果たして売り崩せるのか・・。新総裁も決まり、又動きがありそうですね。
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Unknown (777)
2023-02-20 02:36:38
2023年の株価予想: 米国株と日本株の空売りを開始、ソフトランディングは有り得ない
2023年2月19日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/33649
返信する
Unknown (777)
2023-02-20 02:18:35
鍛冶屋さん、個人向け国債というのは何も知らない ド素人しか買わないものなんだよ:

個人向け国債は絶対に買ってはいけない!
http://www.world401.com/saiken/kojin_kokusai.html

当サイトでは、日本国債への投資は不要というページを設けています。中でも個人向け国債は、デメリットだらけなので、最も「買ってはいけない」金融商品だと断言できます。その理由を説明してみます。

日本国債に投資する商品は、個人向け国債以外にも幾つかありますが、通常国債(生債券)は一般の投資家は買えません。しかし、ほぼ同等の条件である「新窓販国債」というものが、個人投資家でも購入可能です。そして、投資信託(日本債券ファンド)も売られています。

種類 個人向け国債 新窓販国債 日本債券ファンド
満期 3年・5年・10年 2年・5年・10年 無し(満期分は新規債に買換)
買付単位 1万円単位 5万円単位 千円程度から
金利 通常国債より低い 通常国債とほぼ同じ 通常国債より高め
保有コスト なし なし あり(年0.5%前後)
利払い 年二回 年二回 毎月~無分配まで様々
途中解約 1年間は解約不可能
1年超もペナルティが掛かる 解約ではなく市場で売却する
時価によっては損益が生じる いつでも可能
但し基準価格は毎日変動する
個人向け国債は、通常国債(≒新窓販国債)に比べて、圧倒的に不利な設計となっています。まず、多くの書籍等で推奨されている「変動10年債」の金利は【基準金利(≒長期金利)×0.66】となります。長期金利が1%の時は、0.66%という訳です。かなりぼったくられていますね。

しかも、この金利の算出方法は、以前は「基準金利-0.8%」とされていました。現在の計算方法では、低金利下では有利ですが、高金利になればなるほど不利です。

金利情勢 以前の計算 改訂後の計算 改訂後の優位性
長期金利が1%の時 1-0.8=0.2(%) 1×0.66=0.66(%) +0.44%
長期金利が3%の時 3-0.8=2.2(%) 3×0.66=1.98(%) -0.22%
長期金利が5%の時 5-0.8=4.2(%) 5×0.66=3.3(%) -0.90%
過去の日本の長期金利を見ても、また米国など諸外国を見ても、1%前後というのは異常です(アメリカの長期金利推移チャートの年度を遡ってご覧下さい)。先進国なら、長期金利は4~5%程度に落ち着くのが正常です。それに日本でも、2013年より遂に日銀が2%インフレ目標の導入(アベノミクス政策)が遂行されるため、日本の長期金利は上がっていくしかない状況です。つまり、変動10年債の金利条件変更は、近い将来、個人投資家にとって不利に働く確率が極めて高いのです。

また固定5年&3年債については、更に論外です。両者の金利は2013年上旬で、税引き後には0.1%すら下回る惨状です。これでは銀行の普通預金と何ら変わりませんので、わざわざ購入しても、途中解約できない等のデメリットしかありません。


途中解約すれば、高金利分が全て吹っ飛ぶデメリットも・・・
もう一つの大きなデメリットは、途中解約によるペナルティがある事です。個人向け国債には「変動10年債」と「固定5年債」、そして「固定3年債」の三種類がありますが、いずれも購入後1年は解約が不可能になっています。そして1年が過ぎて途中解約する場合、「直近2回分の利子(税引前)相当額×0.8」が差し引かれます。

この直近の利子というのが、大きな問題なのです。現在、日本の長期金利は1%を割り込んでおり、世界最低です。しかし、財政破綻懸念が燻っており、もしデフォルトすれば金利は急騰します。財政破綻を避けるには、インフレによって借金負担を軽減していく(前述のアベノミクス)しかありませんが、インフレ率が高まれば長期金利も上昇します。即ち、今後日本の金融政策がどうなろうとも、日本の長期金利は「上がっていく」しかない情勢なのです。

途中解約すると、直近2回分の利息がペナルティで引かれるわけですが、金利上昇中だと「最も利息が高い2回分」を失う訳です。財政破綻懸念が起きると、金利は急騰しますから、直前二回の利息を失うデメリットは極めて大きいです。かといって、保有し続けていれば、財政破綻で個人向け国債が償還されない「デフォルト」を喰らうリスクもあります。

更に言うなら、個人向け国債が元本割れしないという「安全神話」は、あくまで日本政府(財務省)がそう約束しているだけの事です。財政破綻(デフォルト)というのは、政府が国債償還の約束を破る事ですから、元本割れしないといううたい文句は、机上の空論に過ぎません。

そもそも個人向け国債は、機関投資家だけでは買い手が不足しているから、無理矢理作られた制度です。そして、一般国民が金融知識に乏しい事を利用して、割りの悪い商品として作られているのです。語弊を恐れずに言えば、個人向け国債は、財務省が(放漫財政を続けるという)利権の為に、国民から金をだまし取る為に作った制度なのです。我々国民は、デメリットの塊のような欠陥商品を、押しつけられようとしているのですよ!

多くの金融評論家や書籍では、安全資産として個人向け国債を推奨されていますが、彼らも財務省の詐欺行為に加担していると言わざるを得ません。個人向け国債など、死んでも買ってはいけない商品なのです!

安全資産は、国債ではなく現金で持つ事が絶対です。現金(預貯金)なら、解約不能期間も利息ペナルティもありませんから、財政危機が迫れば実物資産や外貨と交換するなど、機動的に資金を動かせます。
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-02-19 21:57:08
人力さん へ。

金利上昇(何の?)によって”日当預”の金利がいくらまで上がったのか、もったいつけてないで教えて下さいようぉ!www^^)。
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-02-19 21:38:06
777さんへ。

”個人向け国債”まで買いオペ対象とは知りませんでした。
日銀は、”個人(個人投機家)”が保有する国債を幾らで買い取ってくれるんですか?。
また、それは何処に売りに行けばいいんですか?。
返信する
Unknown (777)
2023-02-19 18:31:44
ハノイの塔様
10年国債の利率0.5% というのは「表面利率」ですね。
「表面利率」は、実際の「利回り」とは違います。
いったん発行された国債は市場で日銀や民間銀行・保険会社・外資などが売買します。
そして、日銀が日本国債を非常に高く買ってくれます。

金融緩和で値下がりした時に安く国債を買った投資家は、最終的には日銀にバカ高値で売れるので絶対に損しません。

そして「利息」と「もうけ」を1年当たりに換算した額を、あわせたものが「利回り」となります。

「利回り」と「表面利率」はこのような違いがあります。
返信する
Unknown (ハノイの塔)
2023-02-19 17:14:27
日本国債最強という777さんのご意見ですが、
いま10年国債の利率は0.5%で、インフレ率が4%なので
日本国債を買っても損するだけだと思うのですが。
外国人投資家のように利上げを見込んで空売りすれば、
それなりに儲けは出るでしょうが、素人の投資家には
不可能だと思われます。
返信する
Unknown (777)
2023-02-18 20:38:14
相場予測はテクニカル分析以外ではできないというのが定説ですが、テクニカル分析と言っても使い物になるのは P&F, フィボナッチ解析、エリオット波動分析の三つだけです。しかしそのP&F, フィボナッチ解析、エリオット波動分析にして完全に理解しているアナリストは日本には殆どいません。

▲△▽▼

日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、 宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14081932

こちらが正しいエリオット波動分析

一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://jewri.org/
https://jewri.org/corporate-imformation/

日本エリオット波動研究所 有川和幸さんの動画 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLbeeewhOVN3ZOHGCnxY0IlcCNaWFxs2rI

日経平均1年間のカウントの振り返りとナスダック100とS&P500の進行想定/有川和幸さん【キラメキの発想 12月19日】 | 一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://www.youtube.com/watch?v=MGFhLQnPOf4
https://jewri.org/news/news-3333/

超長期波動と指数同士の相関から考えたダウと日経平均の進行想定/有川和幸さん【キラメキの発想 11月28日】 | 一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://www.youtube.com/watch?v=KLvqz4Xmqxg
https://jewri.org/news/news-3292/

エリオット波動原理から見た 日経平均とフィラデルフィア半導体指数/有川和幸さん【キラメキの発想 10月17日】 | 一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://www.youtube.com/watch?v=kCf1VZ0jZ-4
https://jewri.org/news/news-3292/

エリオット波動原理から見た ドル円と日経平均/有川和幸さん【キラメキの発想 9月12日】 | 一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://www.youtube.com/watch?v=0I_beldwtXE&t=119s
https://jewri.org/news/news-3250/

エリオット波動原理から見た 日経平均とダウ/有川和幸さん【キラメキの発想 8月22日】 | 一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://www.youtube.com/watch?v=x5O5IQd4QPo
https://jewri.org/news/news-3238/


▲△▽▼


一方、こっちが嘘八百のデタラメなエリオット波動分析

宮田直彦 エリオット波動レポート - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%AE%AE%E7%94%B0%E7%9B%B4%E5%BD%A6+%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%88%E6%B3%A2%E5%8B%95&sp=CAI%253D

エリオット波動・宮田レポート(短期アップデート)
https://www.m2j.co.jp/market/report/20525/list

相場予測が一度も当たった事が無い宮田直彦(みやた・なおひこ)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券エクイティリサーチ部チーフテクニカルアナリスト。2011年の経済紙のアナリストランキングでは第2位。
海外での講演も豊富な日本を代表するエリオット分析の第一人者
返信する
Unknown (777)
2023-02-18 20:30:07
こういう時代では日本国債以外には儲かる投資は無いと言われていますね:

2020年04月19日
バブル崩壊で勝ったのは国債だけだったという事実
http://www.thutmosev.com/archives/68138564.html

投資
危険を煽ってもっと危険な投資や移住を勧めると、どこかから報酬が貰えるのだろうか

引用:http://utel.jp/792-8939/blog/%E9%80%9A%E8%B2%A8%E3%81%A8%E5%9B%BD%E5%82%B5.jpg


最も「勝ち組」の投資は日本国債だった

投資をしている人は「日本国債が危ない」「国債が破綻する」「国債を買うな」という情報を、今までに数多く聞いてきたと思います。

ニュースを見れば国債破綻、投資コラムでは国債を買うなという具合で、悪い投資の筆頭に上げられることが多い。

だが現実に1990年台バブル崩壊で「1円も損をせず」「元金が7倍以上になった」のは日本国債を買った人だけだった。

バブルの頃は色々な投資がブームで、金銀、土地、ゴルフ会員権、株やピカソの絵、ハワイや湯沢の別荘が人気でした。

これらの投資はその後のバブル崩壊で全て損をした筈で、保険や年金商品ですら政府の方針でカットされていました。

そんな中で唯一バブル崩壊の影響をまったく受けなかった投資商品が「日本国債」で、日本国債が危ないという定説とは真逆の結果です。


バナナ売りみたいな投資アナリスト達は毎日毎日「あぶないよあぶないよ、さあ国債が破綻するよ」と道端で「国債が危ない」と言い続けています。

彼らがそう言っている理由は国債以外の投資商品を売って稼いでいるからで、国債が売れたら困るのです。

日経先物とかFXとか株とか土地とかピカソの絵を売って初めて「カモ」から金を取れるので、日本国債が売れたら儲からなくなるのです。


1980年に日本国債を購入した人は、30年後の2010年に7倍に増えていて、もし最初に1000万円なら7000万円、100万円でも700万円に増えていたのです。

バブル崩壊も阪神大震災も福島原発もリーマンショックもすべて無関係で、1980年台に買っていさえすれば誰でも7倍になったのです。

では日本国債を買う以外でこの30年間に投資で資産を7倍にした人がどれだけ居たか、聞くまでもなくほとんど居ないはずです。

日本国債より危険な投資に手を出す人々

「そんなのウソだ。日本国債はゼロ金利じゃないか」というもっともな意見がありますが、それでも30年間毎年金利が付くことで、5倍とか7倍に増えるのです。

考え方を変えれば本当に「金利ゼロ」だったとしても、デフレで物価が下がると実質的にお金が増えるのです。

「経済専門家は皆日本が破産すると言っている」というもっともな意見もあるが、逆に日本政府が破産した後に残る安全な物って何なんでしょう?


例えば土地は消えませんが、戦前日本最大の資産家だった本間家(ローソク足を発明した本間宗久の子孫)は敗戦でアメリカ軍に土地を没収され、ただの釣具屋になり今は中国に買収されて消滅しました。

有名企業の株を保有しても日本政府が倒産するほどの事態なら、三菱や三井やトヨタだって倒産するでしょう。

金などの貴金属は物質として目減りしませんが、あの手のものは長期的には必ず物価上昇率より価値が目減りしていきます。


日本国債がデフォルトするほどの危機なら、どんな資産も無価値になる可能性が高く、それらより危険ではありません。

例えば沖縄県知事のアホは「中国に統一してもらって日本から独立しよう」と言っていますが、中国は共産国家で個人の土地所有が認められていません。

米軍基地が中国軍基地にかわり、土地は政府の所有になり、住民は政府から借りた借地に住む事になります。(中国人民はそうしている)

日本国債より安全な投資って何?

日本国債が無効になるほどの衝撃というのはこれほどの事が起きると推測でき、こんな事を考えるよりは自衛隊に税金を払ったほうが幾らかマシです。

「日本国債がアブナイから他に投資しよう」という考えは一見合理的にみえて、相当におかしいのが分かると思います。

例えていえば「巨大隕石が地球に落下するから地球の裏側に逃げよう」みたいな話で、恐竜より頭の働きが鈍いです。


日本国債ではなく米国債など外国政府に投資しようという人も居て、こちらの方は理にかなっています。

円高が進んでも日本よりアメリカの金利が高いので、最終的に日本国債を買うよりも、数十年後に元本が増える可能性は高いです。

だがしかし日本の証券会社から米国債を買って、日本政府が倒産したときにその証券会社は存在し、銀行は投資した元本を保証してくれるのか甚だ疑問です。


日本が破産したとき自分が買った証券会社が倒産していて、資産保全しているメガバンクも倒産したら、買っておいた米国債も消滅するでしょう。

アメリカの証券会社から米国債を買うという方法もあるが、おそらく日本からだと余計なコストを取られたり不利になるかも知れません。

このように考えると「日本国債があぶない」から色々な投資を試みるのは、結局どれも日本国債そのものより危険な投資に手を出すハメになります。
http://www.thutmosev.com/archives/68138564.html  
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-02-17 22:52:17
毎度の頓珍漢なコメレスおそれいります^^;)…。ほんと人力さんのニューロンって、どういうふうに繋がってんでしょうねぇ...。

>金利が上がった
前におっしゃていた日銀当座預金の金利ですね・・・、何%に上がったんですか?。
返信する
Unknown (人力)
2023-02-17 04:11:44
鍛冶屋 さん

その話題はオワコンだよね。アメリカでは。だって金利が上昇したから。
返信する
Unknown (人力)
2023-02-17 04:02:38
ハノイの塔 さん

先のコメントにも書きましたが、国民は円が無価値化すると「とても困る」。預金の価値が消えてしまうし、「超インフレ」になって給料で生活出来なくなります。国内金融機関も生保も国債を大量に保有しているので、誰も「王様はハダカだ!」とは言わない。

海外ファンドがチョッカイを掛けて来ても、「何言ってるの?王様は立派な服を着ているじゃないか!」と言うルールになっている。

でも良く考えたら、紙のお金の成り立ち自体が「この紙はお金だ」という暗黙のルールの上に成り立っています。国債も同様。貨幣論はこの簡単なルールを、色々と飾り立ててそれらしく見せているだけで、主流派だろうが、MMTだろうが、基本は「人々が信じている限りは価値が失われない」というだけ。では「何を」信じているのかと言えば、「政府」に他なりません。

私はコロナワクチンは非常に大きな危険性を持っていると感じています。海外ではワクチンの危険性を多くの人が知る所となっていますが、これを追及し過ぎると「政府は意図的に国民に毒ワクチンを接種した」という結論に多くの人が辿り着いてしまいます。その事実に気付いても、人々がまだ政府や国家を信用し続ける事が出来るのか・・・私は興味を持って観察しています。(観察に徹する事にしたので、あまりブログでワクチンの事を書く事は止めました)
返信する
Unknown (人力)
2023-02-17 03:48:32
隠れファン さん

米国債は「対外商品」なので、ある程度の「透明性の演出」が必要ですよね。だから債務上限の儀式などが存在する。

日本国債の外国人投資家の保有量は少なく、国内の金融機関や生保は「裏切りが許されない」状況なので、金利上昇が起り難い。日銀が市場の空気を醸成しながら黙々と国債を買い入れている。

海外のファンドが「王様はハダカだ」と叫んで日本国債を売っても、日銀の国内金融機関が買い支えてしまうので、日本国債は現状は無敵に見える・・・。

「永久国債」が話題になっていますが、償還期限が無く一定の利子を払い続ける国債は多くの国が発行しています。ただ、「利子がゼロの国債」など本来は誰も買わない。「紙切れ」と同義だから。利子がゼロの国債は発行して、市場を通して日銀が買えば、あら不思議、日本政府の借金は消えてなくなりました・・・。

普通ならこの時点で「国債が無価値=円が無価値」である事が確定するのですが、国債や貨幣の価値は「共同幻想」が支えているので、コロナワクチンを喜んで接種する日本国民は国債の価値も、円の価値も疑う事は無い。この「過剰な政府への信頼」こそが、紙切れ同然の円の価値を支えています。

尤も、為替市場で円が暴落してい事は、円にも日本国債にも相対的価値が未だ存在する事は証明している。それは「ゼロ金利で借りられて、ドルに替える事が出来る便利な通貨」という価値で、円が紙切れになると、この魔法が解けてしまします。

まあ、他人の借金や二酸化炭素を商品として売買する様な世界ですから、紙切れをお金に化けさせる事など造作も無い事なのかも知れません。
返信する
Unknown (鍛冶屋。)
2023-02-16 22:21:36
ラーメン大好き小池さん
金利大好き人力さん^^)

銀行等の金利分の貨幣が何処から来るのか(湧いてくるのか)分からいなと仰っていましたが、その件はもうご解決(ご理解)されましたか?。
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Unknown (ハノイの塔)
2023-02-16 17:21:41
国債の償還不要論、つまり60年でも返済せず永久に借り換えを続ける…。
それって国債の返済不能で、デフォルトっていうんじゃありませんか?
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Unknown (隠れファン)
2023-02-16 13:56:36
アメリカの底力

金利動向を見るだけでアメリカの政治経済を取り巻く健全性がよく分かるのう。政権の力で中央銀行を支配して、「長期金利コントロール」(YCC)する様な馬鹿な政策は取らんし、取れない仕組みが確立しておる。先頭に立つ一人の意志で何とかなる、日本の組織とは違うんじゃの。

大統領、中央銀行総裁、両院議会、各閣僚、がもし間違った判断をしても、それを正す仕組みが出来上がっておる。各行政組織が議論しオープンにして発表するのが、当たり前になっちょる。メディアも監視して、様々な角度から論評を加え世間に知らせちょる。誰かを「忖度」するなんて言うメンタリティーは存在せんのじゃ。フェイクニュースを流す大統領さえ、勝手な振る舞いは許されないのじゃ。

長期金利を決めるのは「中銀」では無く「市場」この原則が徹底されておる証拠じゃ。日本じゃ国債償還ルールで、「償還不要論」が取り沙汰されておるが。日本は借金垂れ流し、米国には「法定の債務上限規定」があり、現在は約31兆㌦で、引き上げるには議会の承認が必要で、安易に変更できん仕組みが確立しておる。
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