人力でGO

経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

抗体すら出来ないチンケなウイルス・・・発症しても6%が抗体が出来ない!?

2020-05-04 05:32:00 | 新型コロナウイルス
 

■ 神戸の病院で1000人に抗体検査をしたら、抗体保有者はたった3%だった ■

様々な所で新型コロナウイルスの抗体検査が実施されていますが、私の見聞きした範囲では抗体保有率は凡そ5%程度。

ロックダウンの様な強制的な対策を取らず、3月末まではほぼ普通の生活をしていた日本ですから(今も普通に街を人が出歩いています)、自然再生産数2.5のウイルスの抗体保有者は少なくとも20~30%に達するだろうとう私は予測していました。

抗体検査の実施は医療関係者が多いので、抗体保有率が低いのは日常生活でも感染予防に気を遣っているからとも思いましたが、神戸の病院が外来患者1000人に抗体検査を実施した所、抗体保有率は約3%だったと報道されています。

これが何を意味しているか・・・

1)清潔好きの日本人は日常的にマスクをするなど感染に気を付けているから感染が拡大していない

2)日本で流行した新型コロナウイルスは欧州型に比べて感染力が弱い(自然再生産数R0<2.5)

3)感染しても抗体が出来ないケースがある

■ 中国で回復した患者130人の抗体を検査したら6%は抗体が出来ていなかった ■

すべての人に抗体ができるわけではない…中国でCOVID-19から回復した患者を研究した結果

上の記事は非常に興味深い記事で、中国でCOVIT-19を発症して回復した患者130人(記事の冒頭には175人と書かれている)10人に抗体が見つからなかったとの報告です。130人は血液中のウイルスを確認済で発症もしていた。しかし、回復後に6%の人に抗体が出来ていなかった。

抗体が生産されなくとも新型コロナウイスは体内で排除された可能性が高い。白血球の一種のT細胞か、サイトカインの働きでは無いかと推測されています。

さらに、抗体が出来なかった10人のうち9人は40才以下で、高齢者程、抗体の生産が活発だったと書かれています。

これが何を示唆するかと言えば、発症しても若年者は通常の免疫でウイルスを撃退出来るので新型コロナウイルス特定の抗体が作られなかった可能性が有る。発症している人でも通常免疫で対処出来るのならば、症状が現れない不顕性感染や、非常に軽い症状の多くは抗体が作られていない可能性が有ります。

私の見聞きした抗体検査の結果でも、50代以上で抗体が確認されて、同じ職場の若いスタッからは抗体が確認されていません。これは若い人は軽い感染では抗体が出来ない事を裏付けしている様に思われます。(当然症状も出ないから、感染した事にも気づかない)

子供の感染が少ない(或いは発症が少ない)のも子供は大人に比べてT細胞やB細胞が多いからだと予測出来ます。

■ ソフトバンクの総務は抗体検査の結果に困惑するだろう ■

ソフトバンクは社員とその家族に抗体検査キットを配布すると孫社長が発表しています。抗体検査は医療行為なので、又クレームが付きそうですが、仮に、この検査が実施された場合、その結果にソフトバンクの総務は首を傾げる事でしょう。若い人程、抗体保有率が低いのですから。

まあ、普通に考えれば「感染すらしないチンケなウイルス」と考えても問題は無いのですが、法定伝染病の2種に指定され、症状の出ない若者が感染を拡大させていると報じられているので、対処に困惑するハズです。


■ 若年者は抗体すら出来ないチンケなウイルスなので、抗体検査の数字だけ見てはイケナイ ■

若年者が感染しても抗体獲得率が低い事は、大きな問題となるでしょう。

各国は抗体検査を実施して、抗体の有る人から社会復帰させる可能性が高いですが、若年で健康人は感染していても抗体を持っていない可能性が高い。

逆に言えば、高齢者や基礎疾患がある人が抗体検査の結果で社会復帰できるのに、働き盛りの健康な人が社会復帰出来ないという「あべこべ」の状態が生じる可能性が有ります。

又、ロックダウンを解除しようとしても、抗体保有率がなかなか上がらないので、解除が出来ないという事態も生じます。

多分、半月程すると欧州やアメリカがこの問題に突き当たるはずで、彼らは合理的な考え方をしますから、健康な若い人は抗体が無くても社会復帰させるでしょう。そして、抗体を持たない高齢者や基礎疾患を持った方々を隔離する。

日本でもネットメディアからこれらの情報が流れるでしょうから、政府が「日本人の抗体保有率は低いので緊急事態宣言を再延長する」などと5月末に発表したら、各所で反対の声が上がるハズです。


重要な事なので赤字で書きます


新型コロナウイルスは健康な若者が感染しても抗体すら出来ないチンケなウイルスだったのです



最新の画像もっと見る

21 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (陰謀論作家)
2020-05-04 08:19:10
日本のオチのつけ方が楽しみ。
第二波と言ってるのも日本だけだし。
返信する
Unknown (777)
2020-05-04 11:15:03
「本当に死ぬかと思った…」

 新型コロナウイルスに感染した男性が、石川テレビの電話取材に応じました。男性が強調したのはウイルスの恐ろしさです。

感染した30代男性・Aさん:

「死んでいてもおかしくないと思う。今も後遺症なのか頭が痛い」

 こう話すのは、新型コロナウイルスに感染した都内の30代男性。最初の違和感は喉に。翌日38度の高熱が出ました。

Aさん:

「インフルエンザじゃないということが自分の中でわかる。それくらい強烈な体の痛み」

 PCR検査の結果、陽性と判断された男性。これはその時撮ったCT画像を見ると、肺は“真っ白”でした。

Aさん:

「自覚症状はなかった。熱が40度近くあったからかもしれないけど。熱が下がってから咳が出始めた」

 男性は味覚障害も併発していました。

Aさん:

「白いご飯とか食べてもいやな感じです。においも全く感じない」

 その後、9日間の入院を経て陰性と確認された男性。現在は自宅療養中ですが、不安な日々は続いています。

Aさん:

「体調は悪くはないが、頭に違和感がある。ニュースで言われていますが、脳梗塞になるんじゃないかと心配です」

 男性が重ねて強調したのは、新型コロナウイルスの恐ろしさです。

Aさん:

「そもそも未知のウイルスです。インフルエンザくらいと思っていた。若い人は大したことないといっていた。とんでもないですよ、40度出ちゃったらすごい辛いです。それが1週間くらい続くんです。地獄ですよね。誰がいつなるかわからない病気です」
返信する
Unknown (777)
2020-05-04 12:59:35
新型コロナウイルス治療法無し、ウイルスは体内に永遠に残る! 肺に到達した感染者全員が5年以内に死ぬ

南京医科大学の王博士が研究、発表

肺に蜂の巣状の穴や臓器各所、脳神経に後遺症が残るのは既出

それに加えさらに生殖器(精巣)もダメージを受け損傷、ほとんどの男性が不妊化してしまうという
子供も作れなくなる、今回のウイルスの代償は大きすぎる

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は軽症時は発熱・体の痛み・疲労感・喉の痛みなどを引き起こし、重症時には呼吸困難などを引き起こすことが知られています。これらの症状に加え、新たに、感染者の3分の1以上が「神経症状を発症している」という研究が報告され、新型コロナウイルスが脳にまで影響を与えるという可能性が指摘されています。

急性虚血性脳卒中や見当識障害、注意力喪失、運動障害などが見られ、これらの症状は新型コロナから回復した後も残る

アメリカでは30代などの患者に前触れのない脳卒中が見られるという報告が相次いでいる

新型コロナに感染後、完治しても肺の中に変種のウイルスが潜伏しているかもしれないという研究結果が出ている(提供:news1)

新型コロナウイルスに感染してから回復したあと、診断検査で陰性が出たとしても、変種のウイルスが肺の中に奥深く潜伏している可能性があるという研究結果が国際学術誌“セル”に掲載された。

今日(30日)香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)によると、中国の重慶医科大学の博士が率いる研究陣は「新型コロナの診断検査で3回以上陰性が出た患者の肺から残留ウイルスが検出された」という内容の論文を発表した。

この研究では、新型コロナに感染し死亡した78歳の女性に対する死後検査の結果を扱っている。この女性は生前、新型コロナに感染し病院で抗ウイルス治療を受けた。その後、鼻とのどから採取された試料検査で3回の陰性判定を受け退院していた。

コンピュータ断層撮影(CT)結果を見ても病状がかなり好転したが、この女性は退院してから一日で心臓麻痺により命を引き取った。解剖結果、肺組織の奥深いところに隠れていた変種のウイルスを発見した。

この博士の率いる研究陣はこのように潜伏している変種のウイルスを見つけるために新型コロナの患者が退院する前に肺を洗浄することを提案した。患者の口を通してチューブを入れ洗浄液を注入するという意味である。
返信する
Unknown (777)
2020-05-04 17:13:15
新型コロナ、回復者に免疫あるか不明 WHOが警告

【ジュネーブ=細川倫太郎】世界保健機関(WHO)は13日、新型コロナウイルスの感染者で回復後に再び陽性になる患者が出ていることについて、回復者に免疫がついているかは不明だとの見解を示した。

次に同じウイルスが侵入した際に、病原体を攻撃する抗体が体内で十分に作られていない可能性があるためだ。

免疫を持つ人が限られれば、外出制限などの解除が遅れる可能性もある。

WHOの感染症専門家、マリア・ファンケルクホーフェ氏は記者会見で、中国上海市で行われた最近の研究から、

「(回復後に)検出できるほどの抗体反応を示さなかった人もいれば、非常に高い反応を示した人もいたことが分かった」

と説明した。抗体の量が少なければ、再び陽性になる恐れがある。韓国でもいったん回復してから陽性と診断された人が111人に達した。


▲△▽▼


免疫なんてできねーよ
空気感染するエイズウィルスなんだから
体が弱った時にまた再発する。今後は風邪程度でも重症化だ


絶対、免疫ないわ
免疫細胞ごと殻すのが、この新型コロナの最大の特徴だからな
免疫細胞を殻すウイルスは、新型コロナとエイズウイルスだけ
エイズウイルスは発見されて27年たったいまもワクチンが完成してない


T細胞破壊して回るウイルスなんでしょ
年齢関係無しに深刻な後遺症残る可能性あるからかかったら負け組
返信する
Unknown (一ブログ読者)
2020-05-04 20:19:03
引き続き、5%でも過大評価、実際の感染経験者は1%未満説
を推していきます。性能が疑わしい検査の結果の素直な解
釈ってことで。
あと、抗体できなかった人は何度でも無症状キャリアにな
りえるんじゃないでしょうか? よくわかりませんが。
返信する
Unknown (ハノイの塔)
2020-05-04 20:48:28
現在、第2波が来ているのが北海道。で興味深いのが、
北海道の致死率が全国平均より遥かに高いこと。
なんと4.9%です。全国平均は3.4%だから、なんと1.5Pも違う。
不思議なのは東京都で、全国平均より低い3.2%。
で、北海道の新規感染者数推移のグラフを見ると、明らかに山が二つあって
現在の第2波のほうが、山のピークがずっと高い。
どういうことかと言うと、第1波の数が少ないほうが、アジア型弱毒タイプで、
第2波のほうは欧州型の強毒タイプでしょう。
じゃあなぜアジア型の感染者数が少なかったのかというと
北海道は真っ先に緊急事態宣言をしたため、アジア型があまり流行らずに終息した。
ところがこれが悲劇の原因で、もっとアジア型が流行っていれば免疫もついて
致死率も全国並みに下がったはずなのに、免疫もないまま欧州型が流行ってしまい、
そのせいで致死率が上がったとしか考えられません。
結局、中国からお客さんをどんどん入れたことが、本州での致死率を下げたわけで、
ほんと日本は幸運だっとしか言いようがありませんね。
東京都の致死率が低いのも、他県に比べてアジア型がより流行ったせいと考えると、素直に納得できますね。
返信する
Unknown (人力)
2020-05-04 20:51:29
一ブログ読者さん

弱い感染という意味ではワクチンに近いかもしれません。多分B細胞は抗体の生産をしたと思うのですが、通常免疫で対応可能と判断して生産量が少なかったから抗体検査で反応が出なかった。

抗原の記憶はされていると思われますので次の感染で仮に通常免疫で対応できなければ速やかに抗体生産に移行するのでは?

コレ、普通の風邪も同じだと思うのです。風邪のコロナウイルスも変移が早く、毎年感染は発生しますが、健康な人は罹らないか鼻水程度の症状。コレは通常免疫で対応している範囲だと思います。

ところが健康な人でも二日酔いなどで通常免疫が低下したときには風邪に掛かる。

問題は感染したけれど抗体が出来なかった人が2度目の感染をするかですが、ワクチンの効果が弱い状態なので可能性はゼロでは有りませんが、免疫が低下した時に運悪く感染する程度でしょう。コレ、ワクチンを打たなくてもインフルエンザに罹った事が無い人が結構居る事からも想像に難しく無い事だと思います。

感染学はこういうイレギュラーを見落としがちというか感染して発症するケースばかり注目するので、「なるべく楽をしたい」免疫の全容を見落としている可能性が高い。
返信する
Unknown (人力)
2020-05-04 20:58:09
ハノイの塔 さん

私も全く同意見ですが、欧州型でも日本人の致死率は欧米より桁違いに低い。

きっと東アジアはコロナウイルスの発祥地として昔に似たようなタイプのウイルスに高齢者が感染しているのでは?まだ人の交流が現在程グローバルで無い時代に、アジアローカルで流行したのでは。

アフリカなどの致死率の低さはし通常の免疫が活性化されているのが原因でしょう。
返信する
Unknown (楽譜)
2020-05-04 22:33:42
うーん、どうですかねえ…完全な私立では無いので、政府に忖度したと見るのが良いと思います。大阪が1%なので自分は3%。
ひょっとして自分のとこで出たpcr陽性者数と全職員数の比率かも。
というのは、当然確立された材料ではないので、閾値を自由に決められる筈なんですよね。検査法に何を用いて閾値をどの様に設定したか、明らかにしないと思います。
しかしコロナ委員会…どこなら大丈夫かと言えるのがプロなのであって、「ダメですダメです」だけなら小学生でも言える。
また政府も、そういう専門家の意見に加えて、市井とバランスを取るのが政治のプロなのであって、「専門家が…専門家が…」はそれこそガキの遣い並の能力でしかない。
何か重篤な事があった方々は、世の中落ち着いたら彼らに復讐するかも知れません…。
返信する
Unknown (一ブログ読者)
2020-05-05 10:36:10
再感染するかも? という話は、まあそんなに気にする
必要はない気もするのですが(とはいえ一年も経てば免
疫もかなり消えるしウイルスも変異するだろうから厳し
いかもしれない)
6%の抗体できない率、検査の偽陰性率を測っているよう
なものという見方もできます。ただし、医療で捕捉した
人はそれなりに重症と考えられるので、軽症者ほど抗体
検査で陰性が出やすいとすれば数倍は見ておくべきかも
しれませんが……10倍とか想定しない限り、大半の人は
抗体ができることになる。
で、そういう条件で無作為抽出で抗体検査やったとし
て、5%は弱そうですね。せめて2桁出てくれないと棄却
域に入らない気がする。
返信する

コメントを投稿