『Just Because!』聖地巡礼・・・懸垂式モノレールは萌える 2023-03-01 07:18:15 | アニメ 『Just Beause !』より 受験シーズンになると観たくなる『Just Because!』 観ると聖地巡礼に行きたくなります。 3回目の聖地巡礼は、妻を伴って江の島観光を兼ねて計画しました。 #アニメ聖地巡礼 « 新一万円発行は「新券切り替... | トップ | 大量死時代の始まり?・・・... »
16 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 Unknown (楽譜) 2023-03-01 08:28:53 どんなかなと思ってwiki見たら失敗。ネタバレし過ぎ…。いやでも人力様お勧めということは、知っていて尚良い、ということですね。 返信する Unknown (人力) 2023-03-01 08:54:41 楽譜 さんこの作品、評価が極端に分かれます。多分、実写映画が好きな人には高評価で、所謂アニオタには「暗い」と不評。好きな人は「語らずにはいられない」作品なのでWikipediaの情報量も多くなるのかも知れません。初期の岡田麿里作品に近いテーストで、更に実写的。脚本の鴨志田一はオルフェンスなど岡田麿里作品での起用も多いので、お互い息が合うのでしょう。 返信する Unknown (楽譜) 2023-03-13 01:32:34 観了致しました.…絵もきれいなのですが…まず高3の3学期という,普通であればもう受験以外には流すしかない,という時期を舞台に持っている所が秀逸です.そして個人的には,部活や生徒会という,大学受験には全く関係なく,しかも現代では無意味と片付けられがちなモノ,これにより人間関係が躍る,という所が良かったです.そんな風にして青春時代を棒に振った自分には救われる話です.…ただ…受験の描き方が雑です.特に美緒は志望校をあげているわけですし….こんなだらだらしていてJ智(?)受かるなら,余裕でS&K狙えます.製作関係者はあまり受験の経験がないのでしょうか….瑛太の合格発表で3449から3723まで合格者が飛ぶ,というあり得ないところにも受験の空気感のなさが表れていました.あ,でも2学期まで頑張っていてJ智の推薦もらったのにその後さぼってG習院落ちてる瑛太はリアルか….…卒業式あたりでなぜ会えなかったのかの描写が少し欲しかったですね.君の名は,の様に最後の演出無理やり作るための展開かなーと思いました.最後の感じは「星野」に似てますがあちらの方が自分は好きです. 返信する Unknown (楽譜) 2023-03-13 01:41:10 人力様の映像を参考にしてもう1巡しないと…. 返信する Unknown (楽譜) 2023-03-13 09:09:26 あれ逆でしょうか……大学受験は,おそらく多くの子供にとって初めて「自分の都合」を「他人の都合」や「他人の感情」より優先させ続けるイベント.親や学校もそれを期待し,子供たちは,いつしかそれが自然になっていく.…しかい瑛太は,実は自分の都合や感情を優先させたことは無い.交友関係が狭いのは,自分がいつも確実に関わる人をケアしたいと思っているからでしょうか.そして美緒は最もケアしたい人だった….転校後に部活をしなかったのは,自分では受験と部活を両立できないと知っていたからかも知れません(その意味で自分のペースで勉強のできる推薦は彼にとても合っています).…美緒は,やんわりと色々断っているんですよね.そのシーンはとても多かった.…メインキャラのうち就職が1人,推薦が3人,受験は1人という構成にして「受験環境の特殊さ,受験期の他人の切り捨ての特殊さ」をわざと浮き彫りにしているのかも知れません. 返信する Unknown (楽譜) 2023-03-13 09:14:41 連投すみません.…just becauseは,「~だからといって」という意味ですが「自分が好きだからといって(他の人のことを好いている人に自分が告白はしない)」「受験だからといって(自分を優先しない)」「上の偏差値の学校の推薦とっているからって(自分の思いを殺さない)」などなど,色んな意味がありそうです.…は?!既に語りすぎている…. 返信する Unknown (楽譜) 2023-03-13 18:20:50 そしてウェブの考察巡りです。…あ、just becauseは「なんとなく」の方でしたか。公式ページにもそうありますね。なんとなく過ごすはずの3学期、各人が意志を持って行く…ということの様です。 返信する Unknown (楽譜) 2023-03-19 13:47:21 さて…2巡目しました.なぜかというと……ちまたで酷評されている終わり方が気になったからです.自分も1巡目は納得いきませんでした.しかし,人力様が絶賛する作品で,制作側もそれまで完璧に組んでいたストーリーを最後でいい加減にするはずがありません.こうして,最後の解釈をするために全12話見直してみました.…結果,最後の展開の違和感はなくなりました.そもそも瑛太は不合格なので,「自分には資格がない」と思っていたのです.それを一打席勝負(これは自分の殻を破るメタファーですね)で覆して中学の裏山に向かったのです.ちなみに,美緒がいた時は既に日の入りだったので3月始めで約17:30.瑛太が到着したのは18:17でしたのでこの時間に無理はありません.ちなみにモデルの深沢高校から深沢中学までの距離は約2kmですので,走れば10分で着きます.…でもすれ違い.これを瑛太は「やっぱり自分には資格がない」と思ったかも知れません.直前に人を振っておいて,自分だけ幸せになることを良しとしない優しも持っています.そして大学生活を始める美緒に自分が足かせになってはならない(この思考は森川さんと一緒)と思い.自分から追って連絡を入れなかった.…ちなみに瑛太を除く多くの人は,美緒が上叡に入ったことは知っている.でも恐らく美緒から口止めされている.自分から言うから,という理由で.そんな状況を1か月も見逃せるのか.でもこれは森川さんに陽斗が答えた「瑛太なら大丈夫」と2回も言ったセリフが印象的で,やきもきしながらも見守っていたと考えられます.だってそもそも,3年も遠距離で片思いして,それが1か月でなくなりますかって事です.…そして瑛太は薄々気づいてたでしょう.もちろん瑛太のことですから,この1か月,美緒のことについて深く考えたはずです.あらゆる可能性を考えた.陽斗も嘘は下手ですし,なにより11話で美緒のお姉さんとした会話の意味を思い返していたはずです.どうして自分の進む学校に興味があるのか,ということに.ラストシーン,瑛太は美緒に会ったことにあまり驚いていませんね.…ということで,2巡して大変楽しめました.目下の懸念は,コンプリートボックスを買うか,です.販促目的だと思うのですが,書下ろし小説,しかも後日談まで載っているようで…. 返信する Unknown (楽譜) 2023-03-20 00:24:06 さて現在なんとなく3巡目….…1話目.なぜこのオリジナル挿入曲,「in unison」を皆がこれほど好きなのか.この曲,悲しい雰囲気です.応援歌というよりも.甲子園参加校4000校,おそらく部員数は80000人を超える中で.プロ野球選手になれる人数は毎年80人,0.1%.つまり99.9%の人は見方によっては「無駄な努力と戦い」をしています.そもそも,甲子園に行ったところで49校の中で優勝校は1校だけですから,それだけでも「もともと悲しみが大半の大会である」と言えます.空回りや無駄.何かに向かって膨大な努力をしながら,そのほとんどが無駄になる.でも,何か,言い表せないものが残る.そのような青春の本質を,この曲が体現しているから,皆この曲が好きなのかも知れません. 返信する Unknown (人力) 2023-03-28 03:28:06 楽譜 さんコメントチェックをしていなかった間に3回もご覧になられたのですね。観れば観る程にスルメの良い作品ですよね。実は我が家では家内にも娘にも評判はあま良くありません。理由は「瑛太が暗くてウジウジしていて嫌い」と言われては観も蓋も無い。これ、好きな人が居ても言い出せなかった経験がある全ての男子の心に刺さる作品で、最後はハッピーエンドでなければならない。だけど、「言い出せなかった」という思いでに強くリンクさせる為には、最終回で簡単には恋を成就させる訳には行きません。現実には、結局は瑛太は待ち合わせに間に合わず「自然消滅」或いは、最後まで二人とも言い出せずに自然消滅というのが普通のケースです。お互いが受験校を変更したのも「自己満足」でしか無いというのが一般のパターン。そういった「消えていった淡い思い」に、ある種の救済を与える点に置いて、少なからぬ若者や、私達の様にかつての淡い思いを心の何処かに沈めているオッサンにも強く刺さる作品なのだと思います。しかし、3回連続とは・・・負けた・・・。 返信する Unknown (楽譜) 2023-03-30 12:40:47 結局、コンプボックスを購入して届き待ちです。今まで、聲の形、若おかみと、人力様お勧めのものは間違いありませんからね。いずれ子供達も見る…かも知れません。小説が楽しみです。依子の話もあるそう! 返信する Unknown (楽譜) 2023-03-30 13:01:46 「瑛太が暗くてウジウジしていて嫌い」…瑛太は、誰よりも相手の思いや都合を汲み取るキャラなんですよね。だからわざと交友範囲を狭くしてる。「内の人」には最大限、気を遣いたいと思っているから。陽斗が再開後になぜいきなり打ち解けたか。それは瑛太が最高にいいヤツだと知っていたからです。小宮にも最初は「ぶっちゃけどうでもいい」という応えをしていたのですが、ある時点から「内の人」になり、小宮は瑛太の「内の人に対する優しさ」にさらに惚れてしまうんですね。…自分から言い出さないのは、相手の思い、生活を邪魔したくないから。これ、一般的には「いいひと」と言うのですが、一般的に「いいひと」は異性からもてない! 返信する Unknown (人力) 2023-04-01 16:25:38 楽譜 さんBOXセット購入ですか。やりますね。私、依子ちゃん大好きなので気になる。 返信する Unknown (楽譜) 2023-04-09 07:41:23 boxの特典…16ページの,依子主人公のセリフなしマンガ.365ページ(厚めの新潮文庫くらい)の,小宮視点の本編の小説.…小説の方は,各ブルーレイ(1-6)に収められていたようで,製作者3人の対談と,10ページ分の後日談(1年後の5人が初詣に行く)だけがboxオリジナル追加分です.…ネタばれ最小にしますが….この依子マンガの最後の2ページは,1年後の初詣なんですね.依子ちゃんはその前のページであることをしており,それが1年後も続いているのが分かります.皆にはそれを言ってないんですね.相手の人(本編登場人物)も口堅そう!もしこのさらに翌年の初詣があれば,6人で行くのかな.…ちなみに小説の方で,本編の理解は深まりましたが,今までの人力様や自分の解釈に矛盾はなかった事も確認できました.特に,人力様の仰っていた「自然消滅もありうる」というのはまさに小林監督の最初の意図だったようです.そういう群像劇だ,というわけですね. 返信する Unknown (楽譜) 2023-04-09 07:57:43 「スルメのよう」スルメと聞いて思い出すのはエヴァです.あれもファンにとってはスルメ.でも,エヴァは,明らかにされていない設定や伏線の考察に関するスルメです.それに影響されているのか,最近は伏線回収が主となり,ストーリーが死んでしまっている作品だらけの気がします.…just becauseは,いわば情緒回収.もう既に描かれている主人公たちの感情(主に優しさ)に想いを馳せることで,ストーリーに違和感が無くなる.完成する.人力様の様に人の機微に敏感な方には,1回観れば十分なのだと思います.でも,空気?何それ的な自分には納得に時間がかかる.人によっては最後まで納得できないかも知れない.これが人力様が最初に仰っていた「評価が二分される」理由だと思います.…あれ?ひょっとして女性に受けが悪いのは「そんなの当たり前に理解できるから面白みがない」からでしょうか…. 返信する Unknown (人力) 2023-04-10 05:29:56 楽譜 さん貴重な情報をありがとうございます。ううう・・・BOXセットか・・・。 返信する コメントをもっと見る 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
いやでも人力様お勧めということは、知っていて尚良い、ということですね。
この作品、評価が極端に分かれます。多分、実写映画が好きな人には高評価で、所謂アニオタには「暗い」と不評。
好きな人は「語らずにはいられない」作品なのでWikipediaの情報量も多くなるのかも知れません。
初期の岡田麿里作品に近いテーストで、更に実写的。脚本の鴨志田一はオルフェンスなど岡田麿里作品での起用も多いので、お互い息が合うのでしょう。
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絵もきれいなのですが…
まず高3の3学期という,普通であればもう受験以外には流すしかない,という時期を舞台に持っている所が秀逸です.
そして個人的には,部活や生徒会という,大学受験には全く関係なく,しかも現代では無意味と片付けられがちなモノ,これにより人間関係が躍る,という所が良かったです.そんな風にして青春時代を棒に振った自分には救われる話です.
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ただ…受験の描き方が雑です.特に美緒は志望校をあげているわけですし….こんなだらだらしていてJ智(?)受かるなら,余裕でS&K狙えます.製作関係者はあまり受験の経験がないのでしょうか….瑛太の合格発表で3449から3723まで合格者が飛ぶ,というあり得ないところにも受験の空気感のなさが表れていました.あ,でも2学期まで頑張っていてJ智の推薦もらったのにその後さぼってG習院落ちてる瑛太はリアルか….
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卒業式あたりでなぜ会えなかったのかの描写が少し欲しかったですね.君の名は,の様に最後の演出無理やり作るための展開かなーと思いました.最後の感じは「星野」に似てますがあちらの方が自分は好きです.
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大学受験は,おそらく多くの子供にとって初めて「自分の都合」を「他人の都合」や「他人の感情」より優先させ続けるイベント.親や学校もそれを期待し,子供たちは,いつしかそれが自然になっていく.
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しかい瑛太は,実は自分の都合や感情を優先させたことは無い.交友関係が狭いのは,自分がいつも確実に関わる人をケアしたいと思っているからでしょうか.そして美緒は最もケアしたい人だった….転校後に部活をしなかったのは,自分では受験と部活を両立できないと知っていたからかも知れません(その意味で自分のペースで勉強のできる推薦は彼にとても合っています).
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美緒は,やんわりと色々断っているんですよね.そのシーンはとても多かった.
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メインキャラのうち就職が1人,推薦が3人,受験は1人という構成にして「受験環境の特殊さ,受験期の他人の切り捨ての特殊さ」をわざと浮き彫りにしているのかも知れません.
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just becauseは,「~だからといって」という意味ですが
「自分が好きだからといって(他の人のことを好いている人に自分が告白はしない)」
「受験だからといって(自分を優先しない)」
「上の偏差値の学校の推薦とっているからって(自分の思いを殺さない)」
などなど,色んな意味がありそうです.
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は?!既に語りすぎている….
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あ、just becauseは「なんとなく」の方でしたか。公式ページにもそうありますね。なんとなく過ごすはずの3学期、各人が意志を持って行く…ということの様です。
なぜかというと…
…
ちまたで酷評されている終わり方が気になったからです.自分も1巡目は納得いきませんでした.しかし,人力様が絶賛する作品で,制作側もそれまで完璧に組んでいたストーリーを最後でいい加減にするはずがありません.こうして,最後の解釈をするために全12話見直してみました.
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結果,最後の展開の違和感はなくなりました.そもそも瑛太は不合格なので,「自分には資格がない」と思っていたのです.それを一打席勝負(これは自分の殻を破るメタファーですね)で覆して中学の裏山に向かったのです.
ちなみに,美緒がいた時は既に日の入りだったので3月始めで約17:30.瑛太が到着したのは18:17でしたのでこの時間に無理はありません.ちなみにモデルの深沢高校から深沢中学までの距離は約2kmですので,走れば10分で着きます.
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でもすれ違い.これを瑛太は「やっぱり自分には資格がない」と思ったかも知れません.直前に人を振っておいて,自分だけ幸せになることを良しとしない優しも持っています.そして大学生活を始める美緒に自分が足かせになってはならない(この思考は森川さんと一緒)と思い.自分から追って連絡を入れなかった.
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ちなみに瑛太を除く多くの人は,美緒が上叡に入ったことは知っている.でも恐らく美緒から口止めされている.自分から言うから,という理由で.
そんな状況を1か月も見逃せるのか.でもこれは森川さんに陽斗が答えた「瑛太なら大丈夫」と2回も言ったセリフが印象的で,やきもきしながらも見守っていたと考えられます.だってそもそも,3年も遠距離で片思いして,それが1か月でなくなりますかって事です.
…そして瑛太は薄々気づいてたでしょう.もちろん瑛太のことですから,この1か月,美緒のことについて深く考えたはずです.あらゆる可能性を考えた.陽斗も嘘は下手ですし,なにより11話で美緒のお姉さんとした会話の意味を思い返していたはずです.どうして自分の進む学校に興味があるのか,ということに.ラストシーン,瑛太は美緒に会ったことにあまり驚いていませんね.
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ということで,2巡して大変楽しめました.
目下の懸念は,コンプリートボックスを買うか,です.販促目的だと思うのですが,書下ろし小説,しかも後日談まで載っているようで….
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1話目.なぜこのオリジナル挿入曲,「in unison」を皆がこれほど好きなのか.この曲,悲しい雰囲気です.応援歌というよりも.
甲子園参加校4000校,おそらく部員数は80000人を超える中で.プロ野球選手になれる人数は毎年80人,0.1%.つまり99.9%の人は見方によっては「無駄な努力と戦い」をしています.そもそも,甲子園に行ったところで49校の中で優勝校は1校だけですから,それだけでも「もともと悲しみが大半の大会である」と言えます.
空回りや無駄.何かに向かって膨大な努力をしながら,そのほとんどが無駄になる.でも,何か,言い表せないものが残る.そのような青春の本質を,この曲が体現しているから,皆この曲が好きなのかも知れません.
コメントチェックをしていなかった間に3回もご覧になられたのですね。観れば観る程にスルメの良い作品ですよね。
実は我が家では家内にも娘にも評判はあま良くありません。理由は「瑛太が暗くてウジウジしていて嫌い」と言われては観も蓋も無い。
これ、好きな人が居ても言い出せなかった経験がある全ての男子の心に刺さる作品で、最後はハッピーエンドでなければならない。だけど、「言い出せなかった」という思いでに強くリンクさせる為には、最終回で簡単には恋を成就させる訳には行きません。
現実には、結局は瑛太は待ち合わせに間に合わず「自然消滅」或いは、最後まで二人とも言い出せずに自然消滅というのが普通のケースです。お互いが受験校を変更したのも「自己満足」でしか無いというのが一般のパターン。
そういった「消えていった淡い思い」に、ある種の救済を与える点に置いて、少なからぬ若者や、私達の様にかつての淡い思いを心の何処かに沈めているオッサンにも強く刺さる作品なのだと思います。
しかし、3回連続とは・・・負けた・・・。