1900年上海。日本人街にあるキャバレー「ラ・ルージュ」を舞台にして、ここで生きる男女の物語が描かれる。店にやってくる馴染みの常連たちと、海千山千の女たち。夜の上海、日本人租界。華やかなネオンの先で、繰り広げられる狂騒。真紅組らしい大作だ。
歌やダンスを交えた豪華できらびやかな大作だ。そして、このお芝居は、見てる分には全然悪くはない。だが、お話としてはちょっと単調で、見ていてだんだん退屈する . . . 本文を読む
劇場公開時には残念ながら見逃してしまった塚本晋也監督の新作。前作がなかなかおもしろかったから楽しみにしていたのだが、なんだか肩すかしを食らった気分だ。今回、主人公の悪夢探偵、松田龍平の過去が描かれるのだが、なんだか冗談みたいな話で、本気になれない。
せっかくのパート2なのに、今回はまるで事件に進展がないまま、自分の過去の母親との話ばかりと向き合い、それではなんだかつまらない。それにしても市川 . . . 本文を読む
パッケージの英語タイトルは『サマーズ・テール』なのだが、日本語タイトルを付けるならば、『サマー・テール』となるのではないか。と、いうことで勝手にそういうこととした。テールではなく、テイルなのかもしれないが、まぁ、細かいことは気にしない。『夏の終わり』とか、『夏のしっぽ』なんてのもありだろうが。
これは一昨年台湾で公開された青春映画だ。日本では残念ながら未公開。目に鮮やかな台南の田園風景を舞台 . . . 本文を読む