なんとも不思議なお芝居だ。捉えどころがない。だが、それは嫌、ではない。これは作、演出の梅木トマコさんそのもののような芝居だ。月曜倶楽部の「若手作家応援シリーズ特別編 2009チャレンジ」前夜祭で少しお話した時の雰囲気そのままの芝居だったのだ。
「錯乱しているくらいがちょうど良い」と当日パンフの挨拶文の冒頭にトマコさんが書いている。ここに書かれた彼女の文が、そのまま芝居になっている。この芝居の緩 . . . 本文を読む
これには驚いた。いや、この小説に、ではない。この小説を既に読んでいたのに、そんなことすら忘れていた自分に、である。「ぼけ」もここまで進むとちょっとやばい。だいたい奥付を見ると3年前の日付が!それってあんまりではないか。まぁ、記憶に問題があるのではなくぼんやりさんなのだが、それにしてもどうかしてる。タイトルくらい記憶しておいてよ、と思う。内容は読めばすぐ忘れるのは最近の特徴だし、仕方ない、とあきら . . . 本文を読む