今年最初の映画は、2013年の台湾映画で、実際のパン屋さんが主人公のこの映画にした。昨年、妻が台湾で買ってきた映画だ。劇場公開時に見たかったけど、その時には台湾にいなかったので見れなかった、らしい。
以前、彼女がこのパン屋さんで買ってきたパンを食べた。確かにおいしかったけど、世界一、ってなぁ、と思う。(それに、ものすごく値段が高かったらしい)そういうのって、主観が入るから、ね。もちろん、パンは焼 . . . 本文を読む
今年最初の小説は大好きな大島真寿美さんの新作。何よりもまずこのタイトルにそそられる。自分の人生は果たして「本当の人生」だったのか、なんて問われて「おおよ」と答えられる幸せな人はなかなかいないだろう。まぁ、普段ならそういうふうに言えても心が弱っているときには、「もっとほかの人生があったのではないか」と誰もが想像するはずだ。
「本当の人生」なんてない。わかっていることだ。「今ある人生」しかないのだ . . . 本文を読む
年末に見た10本の映画のことを書こうと、思っていたけど、何もしない間にお正月休みは終わってしまった。選んで借りてきたから、はずれはない。少し冒険した作品には、確かにちょっと問題ありの映画もあるけど、それは最初から許容範囲内だ。誰が『ザ・タワー』(もちろん、韓国版『タワーリング・インフェルノ』である)なんて映画を傑作だと思うものか。(でも、豪華な顔ぶれで、韓国映画界が総力を結集した超大作である。2時 . . . 本文を読む