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映画・演劇のレビュー

Yhs『しんじゃうおへや』

2016-03-15 21:15:34 | 演劇
  このタイトルが読めなかった。チラシの独特の字体と配置。「や」と「お」の文字が小さいから、「しんじゃう」は「心情」なのか、と思った。最近、自分が迂闊なのだろうけど、ちゃんとタイトルが読めないことがよくある。先日は和歌山大学演劇部の『プレジエンド』を「プレジデント」だと、ずっと思い込んでいたし。今回も、芝居を見ながら、「死んじゃうお部屋」なんだ、と気づくという体たらく。でも、これは「死 . . . 本文を読む
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『インサイダーズ 内部者たち』

2016-03-15 20:55:04 | 映画
  昨年、韓国映画史上最大のヒットとなった作品らしい。九百万人を動員した、と(確か)チラシに書いてあったけど。(しかも、これは万人が見れるファミリー向け映画ではなく、過激な描写も見られる「R―15」作品である。)   ラストのどんでん返しは、確かに爽快だ。だが、そこまでの展開はもたもたして、イライラさせられる。だいたい主人公のふたりがふたりともなんだか間抜けにしか見えない . . . 本文を読む
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劇団プロジェクトα『奈落の太陽』

2016-03-15 20:53:13 | 演劇
  若手劇団を積極的に応援しようというウイングフィールドの姿勢を標榜する「若劇」企画による作品。これは清教学園高校演劇部OB,OGを中心にして旗揚げされた集団のデビュー作。先週の和歌山大学演劇部に続いて、今回も、始めて見る集団の芝居との対面にドキドキしながら、劇場に向かう。   実に拙い。内容も表現レベルも標準的な高校演劇のレベルでしかない。しかも、コンクールなら芝居は6 . . . 本文を読む
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エイチエムピー・シアターカンパニー『静止する身体』

2016-03-15 20:49:23 | 演劇
  実験的な作品を提示する「エクスペリメンタル・パフォーマンス」シリーズの新作。毎年3・10に上演している『Home』の流れを汲むが、今回は直接震災に触れてはいない。だが、もちろん、この時期に上演するのが目的であり、パンフには「東日本大震災後に被災地から遠く離れた場所で暮らす人たちが行き交う都市のある駅を中心にした物語」とある。   13人の役者による13の短いほんの一瞬 . . . 本文を読む
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