建築家であり美術家でもあるアイ・ウェイウェイが監督したドキュメンタリー映画。23カ国の難民キャンプや国境地帯を巡る壮大な人間叙事詩と、宣材には書かれてある。もしも、帰るところを失ったなら、人はどうなるのか、がテーマだ。自分が暮らす場所を追われて国外に生きる場所を見出すために脱出するが、受け入れ先はない。難民収容所での暮らしは人を疲弊させていく。
アイ・ウェイウェイがレポーターになりインタビューを . . . 本文を読む
昨年4部作として上演した『新選組』を、今回再演するだけではなく、さらに2章を追加して6部作として完結させる画期的なプロジェクト。2作品を同時上演するというアイデァも面白かったが、4作品とも主人公を変えて新選組の4人のお話として上演した。もちろんそれが同時に新選組自身のクロニクルになるというスタイルだ。昨年見た時にも書いたが、4作品にはどうしてもばらつきが出来て、完成度には差が出た。トータルな作品と . . . 本文を読む