シリーズ第4作。前半は、なんとパリが舞台だ。前作でコンクールで優勝したご褒美としての研修旅行に主人公2人が行くというお話。そこでの数日間が描かれる観光旅行編だ。
そして、ふたりの恋はどうなるのか、とか、そんな感じ。後半は帰ってきてからのお話で、文化祭が舞台となる。軽くて楽しくて、一瞬で読める。まぁ、それって今までもそうだったので特に変わりはないのだけど、今回は旅行がメインなので番外編の趣で、今ま . . . 本文を読む
本日から(2月11日)から2週間にわたってウイングフィールドでは「Plant M」による「終末Blues特集 Vol.1」として2本立で本作と『ラズベリーシャウト』が上演されている。樋口ミユによるこの過激な作品は実に興味深い。
極限まで張り詰めた空気。ピリピリする世界で、3人姉妹とその弟が対峙する。その3対1の構図は誰かを常に一人にする。弟は銃を手にして仕事に向かう。それって戦場に行くということ . . . 本文を読む