劇団大阪シニア演劇大学10周年記念公演第2弾。先月の『楽園終着駅』に続いて2か月連続の上演となる。今回はかわいい猫たちの冒険を描く井上ひさし作品。児童劇のようなお話をシニアたちが無邪気に演じていく音楽劇。歌って踊る(無理のないくらいに少しだけ、ね)2時間に及ぶ作品。(さすがに途中10分の休憩が入る)メイン・キャストのふたりを除いて9人は8ステージを演じる。僕が見たのは藤田由貴子が主役を演じる「ねこ . . . 本文を読む
兵庫・武庫川にオープンしたKCスタジオのオープニング・プログラム。本当なら昨年夏、和歌山のアートキューブで上演された外輪演出、きのくにプロジェクト『いつわりの漆器』がオープニング・プログラムとなるはずだったのだが、コロナのせいで中止になった。今回再び外輪さんの作品で仕切り直しする。
今回取り上げた『売り言葉』は2017年に大阪、2019年に東京で上演された作品だ。evkkとしては今回が3度目の公 . . . 本文を読む
奇想天外のエンターテイメント会話劇、ということらしい。作、演出は山崎洋平。東京から来る初見の劇団を見るのはなかなかドキドキして楽しい。事前の情報は一切入れないけど、きっと期待できる。わざわざ大阪まで来てくれるのだから、きっとしっかりしたメッセージを発信してくれるはず。ドタバタコメディは苦手だから、これは少し見ていて苦しい。だけど、客席はとても素直な反応をしていて、ほっとする。わかりやすい単純なお話 . . . 本文を読む