
最後まで読んで今、本を閉じた。最初の2篇については先に書いたから残り3篇の話を書こう。
なんと3話には魔法使いが、4話に至っては神様までもが登場するのだ。もう有り得ないけど、空港でならあり得るかもしれない。そんな不思議がここにはある。だってそこはあんな大きな船が空を飛ぶ場所なのだからどんな奇跡が起ころうとも信じられる。
今回の早紀さんはいつも以上に大胆な展開をサラリとする。そして最後には当然のように猫が登場する。白い猫に導かれて幼い頃の親友たちと再会する。小学4年生。そこから人生が始まった。
この本を読みながら,いろんなことを思い出す。4年生で見た大阪万博。5年生で、初めて近鉄バスに乗って梅田に行き旭屋書店の6階で買った学研の百科事典の第6巻(たぶん)世界地理篇。他にも。いろんなことを思い出す。