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ディズニープラス『SHOGUN将軍』


エミー賞を独占した『SHOGUN将軍』を観たくてディズニープラスの値段を確認しにいったところ、9月28日までのサービス価格で1年目は39%引きの5990円とあり、まんまと引っかかって加入してしまいました。
随分昔に制作された島田陽子が出ていた方も確か映画館で観たのですがそちらも大作だったはずです。
ただ、今回のリメークは、制作費350億円です(ドル140円計算で。160円だと400億円)。Apple TVの『パチンコ』の100億円もすごいと思いましたがスケールが違います。伸び悩んでいたディズニープラスがテコ入れの為に制作した渾身の作品なんだろうと思います。
10作、500分超を2日間で一気見しました。
重厚で格調高い映像、雰囲気。本物の迫力があります。
主役級の真田広之、アンナ・サワイは勿論のこと出演者が素晴らしい。全編に渡り、全てのセリフが落ち着きがあり自然で、国際映像にありがちな変なセリフが一箇所もありません。脚本段階から何度も推敲され、おそらく何度も撮り直したんだろうことが分かります。
メインの撮影はバンクーバーで8ヵ月行われたそうですが時間に追われずにじっくりと丁寧に仕上げられたんでしょう。
エピソード3〜4からストーリーにのめり込んでいきます。あらすじは秀吉亡き後の家康と石田三成を思わせる戦国武将の争いと船の遭難で日本にたどり着いた英国人航海士と通訳の姫が絡む物語。タイトルの将軍から大河ドラマをイメージしていたのですが後半の展開は想像とは異なる人間ドラマです。最後の合戦での盛り上がりがないのは少し残念でしたが、ずっと魅せられました。
また、全編で日本固有の描写が細かで、特に何度か挟まれる切腹のシーンは迫真で外国での人気も分かります。楽しくて大満足です。
短期的な採算だと1ヵ月500円でこれだけの作品を観られるのは超コスパよしです。
シーズン2と3の制作も決まったようです。3年後でしょうか。待ちたいと思います。
ディズニープラスには、ピクサー、スターウォーズがあり家族も楽しめ、好みのライブ映像、ナショナルジオグラフィックなどもあるので、Apple TVよりは多く観ることになりそうです。
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