「じょんならん」(白楽)

  
  
  
  

 年末なのでもう一店、やっぱり聖地じょんならんでしょう。今日こそは未食の釜揚げです。ということでいつもどおり10時50分に家を出発しよう、でも念の為、まだ年末の休みに入っていないことをグーグルマップで確認したところ、なんと「閉業」の字が・・・うそでしょう。

 調べると12月10日に閉店していました。大将が腰を痛めていてもううどんを踏めないこと、募集しても人が集まらないことなどが書いてありました。店で張り紙の告知がされたのが11月21日のようです。急すぎる。知りませんでした。

 知る限り、首都圏で讃岐うどんに近いとか似ているではなくて、そのものズバリ本物を提供する唯一の店でした。だから香川同様に天ぷらも激うま。たまには美味い天ぷらでも食べたいなあと思うと、3千円ならあの店、6千円ならあの店、1万円ならと思いを巡らすのですが、でも、じょんならんで食べられると思うと専門店に行くのがバカらしくなりました。あの穴子天、ちくわ天です。

 スマホの写真を遡ると11月3日が最後でした。その時の写真をアップしているのですが、1か月後に閉店するとは・・・まさかです。

 じゃあ私達うどん好きは今後どうすればいいんでしょうか。以前なら本場香川のカトキチで代用できたのですが愕然とするくらいに食感が変わってしまいました。丸亀製麺も悪くはないけど本場香川そのものではないです。まさか、じょんならんが無くなるなんて。

 大将、これまで本当にありがとうございました。残念ながら釜揚げ、そして夜に寄って天ぷらをつまんで最後にうどんで締めるという極上の宴会を体験できませんでした。
 あの爽やかな若い男性スタッフ、天ぷら揚げの名手はどうするんでしょうか。アスカさん、大将から愛情ある厳しい指導がバンバン飛んでいましたがカウンターに座る我々はみんな応援していました。じょんならんの味がどこかで引き継がれるとうれしいのですが。

 最後にもう一度食べたかったけど食べられませんでした。たった20日間の引退興行なんて潔すぎです。




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