グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

陽射しに勢いが・・・

2025年02月16日 | 室蘭・四季の野花&花木


等高線が渦巻く低気圧は遥か東の洋上にすすみ、西高東低の気圧配置も緩む。
まだ季節の進み方は混沌としているが、2月も中旬を過ぎると 陽射しに力強
さを感じる。



アラビス プロクレンス、長い間、雪をかぶっていたとは思えないほど、生き生きと
した常緑の葉を現わす。アラビス プロクレンスは、寒さにとても強いアブラナ科の
多年草です。



陽射しを受けた、ベニシタンの紅色の実と雪の白さは 一際鮮やかに目に映ります。



ヒューケラも、寒さをものともしない多年草です。



庭先のフェンスが日差しを受け、雪の上に映す影が濃淡を強める。



ヤブコウジ(藪柑子)も、先日の降雪で雪をスッポリとかぶっていましたが、
2月の陽射しで雪が融け、さわやかな葉と赤い実を現しました。

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雨上がりの空とツルウメモドキ・・・

2024年11月27日 | 室蘭・四季の野花&花木


夜半から早朝にかけてまとまった雨が降る。本来、この時期は雨ではなく雪。
今朝は、気温も13℃と高く春先のような陽気。丘の上に広がる牧草地から、
雨あがりの朝景色です。



牧草地の縁に自生する ツルウメモドキ(蔓梅擬)が、傍に自生する灌木の
幹枝に蔓を縦横無尽に這わす。


すっかり葉を散らしたツルウメモドキ。初冬の空の青さと橙赤色の種子との
コントラストが鮮やか。今の時期、枯れ葉色の山野に彩りを添える。



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秋の陽射しの中で咲くキクイモの花

2024年10月07日 | 室蘭・四季の野花&花木


キクイモ(菊芋)、鮮やかな黄色の花を秋の空を背景に咲かせています。
遠い昔に 原産地の北アメリカから導入。時代と共に需要が薄れ、今では
野に自生する帰化植物です。 
 
        

キクイモは、刻々と位置が変化する太陽に向かって花を咲かせます。

草丈は優に2m越す、時折そよぐ秋風に花をなびかせる。
 撮影に、少々 手間取る被写体です。
      

モンキチョウ、キクイモの花から花へと飛び交う。

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小さな入江の崖に咲く桔梗・・・

2024年08月13日 | 室蘭・四季の野花&花木


中心市街地からほど近い場所に小さな入江がある。季節毎に数種類の野花が、
断崖の岩の隙間に根を下ろし花を咲かせます。
断崖は 海面を挟み20mほど離れる。裸眼では花の色がおぼれげに見えるだけ。
結果、草花の画像は明瞭さをか欠きますが、雰囲気だけでも お伝えできればと
思います。




小さな入江の海面は、いつ見てもエメラルドグリーンです。



断崖の岩場に自生する「桔梗」が、清楚な花を 潮風になびかせ咲かせています。
一見、とてつもなく厳しい生育環境ですが、桔梗にとっては最適な場所のよう



桔梗が自生する断崖を背景に、磯の後方の草むらでオニユリが花を咲かせる。
市内で海辺に咲くオニユリは稀です。

自生している場所は、岩石や小石だらけの荒れ地。この場所は生育適地なのか、
内陸部で見かけるオニユリに比べて、花の色や花の形がシャッキと目に映る。

キアゲハが オニユリの花にとまる。

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雨上がりの庭に咲く・・・

2024年07月28日 | 室蘭・四季の野花&花木


久しぶりに昨晩から今朝にかけて、まとまった雨が降る。庭の土が潤い、
 生気を取り戻した草花が清々しく目に映る。
日本の夏を代表する花と言えば山百合。凛とした花姿に加え、心地よい
香りを周辺に漂わせ花を咲かせています。



マーガレットが 今シーズン2回目の開花です。6月上旬ごろに 花後の刈り込みを行う。
それから、一ヵ月半ほどが経過 再び花を咲かせています。



4品種のギボウシを育てています。それぞれの株が徐々に花茎を伸ばし蕾を膨
らませ始める。
我が家の庭で、まず初めに花を咲かせるのは、流通名が学名と同じHosta June

葉は やや大型で明瞭な葉脈が鮮やか。さらに季節ごとに、葉の色を微妙に変化
させるギボウシです。



春、園芸店で購入。夏の暑さにも強く 春から花を咲かせ続ける。とても花の期間が
長いビオラです。



当地では今が、夏を代表する アサガオやアジサイの花の季節です。


ガクアジサイ(城ケ崎)は、温暖な地の伊豆半島東海岸が原産地。咲き始めてから、
日が経つに連れて、花の色を微妙に変化させる紫陽花です。



ペチュニア。毎年初夏の頃に苗を購入プランタンで育て続けています。
花は雨に打たれやすく花弁の形を崩しますが、次から次へと花を咲か
せる、我が家の夏の定番植物です。

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町中の小さな池に咲く睡蓮・・・

2024年07月09日 | 室蘭・四季の野花&花木


今日は朝から、数日ぶりに夏の空が広がる。近くの公園の一角、湧水が流れ込む
小さな池に自生する睡蓮が花を咲かせ始めました



スイレンの花が咲く池の縁に生える高木の梢電力、アオジが周辺に美声を響かせる。



例年この池の睡蓮の開花時期は不規則。それにしても 今年は早い開花、
数日ほど前から、清々しい花を咲かせ始めています。


株数の多い赤系統の睡蓮と競うように、今年は白色系の睡蓮の花が存在感を
見せています。


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公園に咲く八重桜・・・

2024年05月16日 | 室蘭・四季の野花&花木


居住地の中にある公園の 八重桜が見ごろを迎えています。園内に植栽されて
いる八重桜は約400本。
今年は例年に比べて、どの木も花数が多く枝をたわませながら 花を咲かせて
います。


ほぼ 満開です。



アカハラが公園のすぐわきに生える松の木の梢で囀る。朝の静けさの中、
透き通るさえずりが、周辺に響きわたる。



コムクドリも 桜の花の蜜が大好物です。



当公園は、市内有数の八重桜の名所。19日には、桜の季節のしんがりを飾る
22回目の『白鳥台桜まつり」が開催されます。

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シラネアオイの花が咲く季節です・・・

2024年05月15日 | 室蘭・四季の野花&花木


市の郊外の雑木林の林床で、シラネアオイ(白根葵)が 花を咲かせ始めました。
本来の生育適地は、標高1500mを越す亜高山帯。この自生地の標高は僅かに
30mほど。緯度が高い当地では、このように標高が低い場所でもシラネアオイ
が自生しています。





花色は淡い赤紫色がほとんどですが、株によって微妙に濃淡が異なります。



株数は少ないですが、ほぼ純白な色をしたものも。



咲き始めです、ほのぼのとした可憐さを感じる山野草です。


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風薫る・・・

2024年05月10日 | 室蘭・四季の野花&花木



爽やかな 風がそよぐ、家からわずかに離れる広大な牧草地からの眺望です。

今日、日中の気温は19℃と 一挙に春を飛び越し初夏の陽気の一日。

先日記事を投稿しました、牧草地の西洋タンポポがほぼ満開になりました。



近頃の気温の上昇に伴い、雑木林の木々が一斉に若葉を萌えたたせる。つい先日まで、
花を咲かせていたヤマザクラの大木も葉桜の状態に・・・。当地にも、新緑の季節が訪れ
て来ました。



ヒヨドリ、木の新芽を啄む。



今年初めて目にしたシラネアオイ(白根葵)の花。例年に比べて、だいぶ早い開花。
元々の生育適地は亜高山地帯から低山。一方、本州方面より緯度が高い当地を含む
道内では、標高の低い平地部でも自生しています。

 この場所は、牧草地に隣接する雑木林の林床。身近にシラネアオイの花を見る事が
出来る貴重な場所です。

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牧草地の中に咲くセイヨウタンポポ

2024年05月06日 | 室蘭・四季の野花&花木


牧草地の上空を五月の爽やかな風がゆったりと流れる。
毎年この時期になると、牧草地はセイヨウタンポポの花で埋め尽くされます。
牧草の緑とタンポポの花色が 一際鮮やかに目に映る。今年は、例年に比べて
一週間ほど早い開花です。





エゾシカも気持ちよさそうに牧草地を飛び跳ねる。一方、このような見事な跳躍を
見るのは初めてです。



ホオアカ、澄んだ囀りがが周辺に響き渡る。頬に赤茶色の斑がなければ、スズメに
そっくりな野鳥です。



カエデの若葉です。



今日の日中の最高気温は19℃迄上昇、この陽気で野鳥も頻繁に飛び交う。
画像の野鳥は、ノビタキとアカゲラです。



遠く離れた内陸部に君臨する羊蹄山、山腹を春靄で覆い隠し残雪を抱く頂を見せる。

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