トッカリショは、室蘭八景の一つ。地名の語言はアイヌ語。周辺は海面から垂直に切り立つ断崖絶壁が、小さな入り江を取り囲む。さらに、紺碧の海と擬灰岩かなる奇岩が、独特の景観をみせる市内屈指の景勝地。画面の左奥は、イタンキ浜の遠望です。 コハマギクは、東北地方から道内の太平洋側に自生する。自然環境の
厳しい断崖絶壁の岩礫に、しがみ付くしように根を張る。
吹きつける潮風に打ち勝つためか、花の大きさに比べて草丈が低い。可憐な
花を咲かせるキク科の山野草です。
連日、秋の爽やかな空が広がる。陽気に誘われ、トッカリショの草原に秋を求めて散策。
潮風が緩やかに流れる、海面から80メートルほどの高さの草原に咲く野花達です。
アザミの種類は多く、なかなか判別しずらい。オオノアザミは、本州北部
~道内の太平洋側に自生する 秋に咲くアザミです。
アキノキリンソウ。群生する事はあまりないが、小花を密に集めて咲く
草姿は遠くからでも良く目立つ野の花です。
道路沿いの藪の中で山葡萄が実っている。今年は、ブドウの裏年なの
か房を付けている株を見つけるのが困難。早くも葉の一部が赤橙色に色付
き始めている。
クサギ、再UPです。秋の陽射しに照らされ、瑠璃色の実と実を包んで
いた殻のコントラストがとても鮮やかな木の実です。
切り立つ断崖上に広がる草原を隔て、観光道路が縫っている。道路脇
の草むらは、秋風に穂を波打たせるススキの群生地です。
今日も高気圧に覆われ一日中、爽やかな秋の空が広がる。このところ
連日、ダイナミックな夕日が 西の空を茜色に染める。
当地の今日の日没時間は17:35。カメラアングルは、室蘭市絵鞆臨海
公園からの夕日の光景です。
夕日を撮影している場所から背面にカメラを振ると、イルミネーション
に輝く白鳥大橋が夜の海に浮かび上がる。
この場所で夕日を撮影すると、何時もカメラに撮り込みたくなる夜景です。
太平洋の大海原から昇る朝日。 9月も中旬を過ぎ、大気が澄み渡って来た。
爽やかな潮風が緩やかに吹き抜ける早朝のイタンキ浜です。
浜の東側には、浜を抱きかかえるようにクジラ半島が海に突きだす。
この浜は、夏の間は海水浴客やサーファーで賑わう。イタンキを代表する浜
辺です。
西側の浜。浜から切り立つ海岸段丘を朝日が照らす。さらに、西側には
市内を代表する風光明媚な海岸線が連なります。
何度かUPしている、ヒダカミセバヤ。秋の陽射しに星形の小さな花を一斉に
咲かせ始めた。
初夏の頃の白緑色の葉、夏が終わる頃に 株一面を覆うように紅色の蕾を付け、
この時期に花を咲かせ、さらに 秋が深まると葉を橙色に紅葉させます。
植え場所で、異なった趣きを醸しだしてくれる花です。
ヤブランに遅れること半月。斑入りヤブランが花穂を伸ばしている。元々、
温暖な土地が栽培適地。広島の知人宅の庭から我が家の庭に移植して6年。
株の広がりは到って遅いが、この季節が訪れると花を咲かせてくれます。
斑入りヤブランに比べ、一足早く実を付けているヤブランです。
列島を北上中の台風15号から湧き出す雲。遥か遠く離れている当地の
上空にも流れ着く。 今日は、日中から夕方に かけて独特の雲が空に漂う。
カメラアングルは、室蘭港外防波堤の基部にある小さな浜辺から西空の夕景です。
今日、当地の日没時間は17時37分。
夕日が、対岸の渡島半島の山並みに消えた後に残照を放す。
空も海も、全ての物体が茜色と言うより鮮やかな深紅に染まる。
昨夜から降り続いていた雨。庭の草花の葉と花に雨の雫を残し、午後になって
ようやく降り止む。曇り空の元での写真撮影は稀、あえて挑戦と思いカメラを被写体
に向けてみた。
ベニシタンの木に、蜘蛛が張った糸に 雨の雫が水玉を付け、小宇宙を出現させてく
れた。
ミヤギノハギ(宮城野萩)。一時花を絶やしていたが、秋の気配を感じ
取ったかのように再び花を咲かせ始めた。
オンコの実が早々、色付き始めた。正式な和名はイチイ(一位)、当地
では、庭木とした親しまれている常緑の針葉樹です。
ヒダカミセバヤ。球形に寄り集まり、小さな星型の花を雨の中で咲かせ
始めています。
毎年この季節は天候が定まらないが、今日は朝から夏の名残り雲と爽やか
な初秋の空が広がる。
祝津公園展望台への道すがら・・・。
ガマズミ。薄緑色の夏葉と色付き始めたルビー色の果実のコントラスト
が、美しく空に映える。
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)。総状に咲く黄色の小花が初秋の陽射
しに輝く。
ナンテンハギ。草名の由来は葉の形がナンテンに似ている事から。
草むらの中で、見過ごしそうな小さな赤紫色の花を咲かせている。
カンボク。鮮やかな赤い実が印象的、当地の秋を代表する木の実。
祝津公園展望台を下ると室蘭港。空に浮かぶ雲も夏から秋へと移ろう。
カメラアングルは、エンルムマリーナ室蘭の船溜まりから白鳥大橋と室蘭岳
方面の眺望です。
富貴蘭が昨日から花を咲かせ始めた。白い小さい花は、夕方になるとバニラ
のような甘い香りを周囲に漂わせる。
富貴蘭は、日本原産の風蘭の園芸種。風蘭の自生地は関東以西の温暖な地方。
この富貴蘭の品名は富嶽(ふがく)、育て始めてから6年。当地の涼冷な気候にも慣
れ、毎年この時期になると花を咲かせてくれます。
ブラキカム ディヴェルシフォリアの流通名はヒメコスモス。赤紫色の
小さな可憐な花を咲かせている。蕾は、明るい紅色で少々、ユニークな形。
冬季は、屋内で鉢植え栽培。初夏~秋までの長い間、花を咲かせてくれる。
高温多湿を好まないが、育て易く 丈夫なキク科の耐寒性常緑多年草です。