グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

季節の変わり目・・・

2024年08月30日 | 室蘭の景色


今朝は初秋の穏やかな陽気。一方、遥か遠く大型の台風が列島の南に位置する。
その影響も加わり、噴火湾の大海原から波が うねりながら磯に打ち寄せる。



一帯の海域には海藻が生い茂る。波にもまれた昆布が 海中から見え隠れ・・・




当地では、季節毎に海の表情が変化します。例年今頃が、夏の海から秋の海へと
変わり始める時期です。   
磯の前に広がる広大な海は噴火湾(国土地理院の地図での正式名は内浦湾)です。

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アオバトが飛び交う海岸・・・

2024年08月25日 | 室蘭・野鳥&水鳥


市の郊外、臨海道路沿いの海岸では 今年もアオバトが飛び交う。右側の小高い丘の上、
鬱蒼とカシワの木が 生い茂る森が営巣地。
道路沿いには、アオバトが海水中のミネラルを補給に舞い降りる磯が広がっています。

大気が透き通る。遥か遠く、対岸の渡島半島に君臨する北海道 駒ケ岳が、
噴火湾の大海原越しに姿を現す。



アオバトは毎朝ほぼ決まった時間に海水を飲みに磯の岩場に降り立ちます。

アオバトの雄は目の縁を鮮やかな赤色の縁取り、翼の肩部には赤褐色のアクセント。
牝は、全身オリーブグリーン。さらに、雄牝ともに嘴は水色と控えめな色彩の野鳥。

今の時期は体力温存。あと1ヵ月ほどすると、冬の気候が温暖な地域を目指して
一斉に飛び立って行きます。



周辺一帯は コンブや海藻類が豊富な海域、海水中にはミネラルがいっぱい

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初秋の足音が・・・

2024年08月23日 | coffee break;(etc )


朝早くから透き通る夏空が広がる。つい先日までの暑さも何処かへ、
牧草畑の上を渡る風にも、日一日と涼やかさが増し始めて来ました。
 
農道沿いの草むらで ツリフネソウ(吊舟草)が、どこかホウセンカに似た花を
咲かせています。


ツリフネソウの草名は、細い花柄の先に付けた花を小舟に見立てたことが由来。



ススキが、ゆるやかに流れる風に穂をなびかせる。



秋の七草の一つ、ヤマハギも花を咲かせ始める。自生している場所により、
開花時期は異なりますが、この場所では一足早く花の盛りを迎えています。  
   


  



道すがら撮影した牧場の風景です。
この夏に収獲した牧草は、白色のビニールで梱包された牧草ロールの状態で、

酪農家の敷地内に積み上げられ長期貯蔵されます。

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季節の移ろいは天空から・・・

2024年08月19日 | 室蘭の景色


久しぶりに高気圧下の晴天に恵まれ、透き通る大気がまぶしく目に映ります。
日中は夏名残の暑さが続くが、朝晩はすっかり気温も下がり 秋の気配が漂い
始める。
家から至近距離、上空に高層雲が流れる 丘の上に広がる牧草地からの眺望で
す。
                            



モンキチョウ、セイタカアワダチソウの花から花へと飛び交う。



西の方角から東の空に向かって、高層雲がゆったりと流れて行く。

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西洋カラマツソウ・デラバイ・・・

2024年08月19日 | 室蘭の景色


朝から午前中にかけて霧雨が降る。西洋カラマツソウ・デラバイが
霧雨の雫を付け、独創的で可憐な花を咲かせています。草丈は2m
ほど、僅かな風にも細い花茎を靡かる。花と蕾、そして深緑色の葉
との取り合わせが絶妙な植物です。


草名から原産地は西洋を連想しますが、中国原産の耐寒性の宿根草です。



深緑色の葉の上にも霧雨の雫を・・・、清涼感イッパイ です。

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夏戻り・・・

2024年08月15日 | coffee break;(etc )


朝から、数日ぶりにスカッとした空が広がる。湿り気いっぱいの大気は何処
かへ。日中の気温は30℃を超し真夏なみの一日でした。

一方、陽射しは強いが季節は夏から初秋への時期、周辺の景色がどことなく
清々しく映り込んできます。



ベニシジミが、オオハンゴンソウの花から花へと飛び交う。           



朝の時間帯、道端に咲くツユクサの花は目に爽やかに映ります。




初秋への道しるべ、ハンゴンソウが花を咲かせ始める。草名が外来種
のオオハンゴンソウと似ていますが、ハンゴンソウは 我が国の在来種。
秋の初めに咲くキク科の野花です。



秋の七草の一つ、ヤマハギも花を咲かせ始めています。

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小さな入江の崖に咲く桔梗・・・

2024年08月13日 | 室蘭・四季の野花&花木


中心市街地からほど近い場所に小さな入江がある。季節毎に数種類の野花が、
断崖の岩の隙間に根を下ろし花を咲かせます。
断崖は 海面を挟み20mほど離れる。裸眼では花の色がおぼれげに見えるだけ。
結果、草花の画像は明瞭さをか欠きますが、雰囲気だけでも お伝えできればと
思います。




小さな入江の海面は、いつ見てもエメラルドグリーンです。



断崖の岩場に自生する「桔梗」が、清楚な花を 潮風になびかせ咲かせています。
一見、とてつもなく厳しい生育環境ですが、桔梗にとっては最適な場所のよう



桔梗が自生する断崖を背景に、磯の後方の草むらでオニユリが花を咲かせる。
市内で海辺に咲くオニユリは稀です。

自生している場所は、岩石や小石だらけの荒れ地。この場所は生育適地なのか、
内陸部で見かけるオニユリに比べて、花の色や花の形がシャッキと目に映る。

キアゲハが オニユリの花にとまる。

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アマツバメ・・・

2024年08月11日 | 室蘭・野鳥&水鳥


追直漁港の一角、漁業関連設備が備わる人工島Mランドからの眺望です。
この画像からは想像しがたいでしょうが、半島の内側には室蘭港や中心
市街地が広がっています。
一帯は、海面からそそり立つ100m前後の断崖が連なる、アマツバメ
の最適な営巣地です。


  
アマツバメのさえずりが周辺に響き渡る。
急上昇 急降下を繰り返し 縦横無尽に飛び交う。



さらに、海面スレスレ 猛スピードで飛ぶ。



アマツバメの餌となる虫が上昇気流にのり天高く・・・。
それを追い、群れとなり 瞬く間に高度50m程の上空に舞い上がる。



アマツバメは夏鳥として、毎年6月頃になると列島を北上し当地に飛来。
秋になると列島を南下し、遥か遠く東南アジア方面の越冬地を目指して
飛び立って行く渡り鳥です。

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かすかに 秋の気配が・・・

2024年08月09日 | 室蘭の景色


から、数日ぶりに青空が広がる。今の時期にしては、日中の気温は30℃弱
と高目。
積乱雲が形を変えながら 西の方角から東へと流れる。季節はゆっくりと夏から
秋へと移り始めてきました。
  



今年はオオハンゴンソウが大繁殖、群がるように方々で花を咲かせています。
元々は、観賞用として国外から導入される。とても、繁殖力が強く庭から野に
飛び出す。近年  各地で特定外来植物として駆除の対象となっている植物です。



秋の七草の一つ葛、大きな葉を茂らせ、あたりかまわず蔓を伸ばす。
草姿からは想像できない、あでやかな花を咲かせています。
下の画像は、偶然目に止まった 変わり咲きの葛の花です。長く伸ば
した蔓の先にボンボリのような花を垂れ下げる。  
 




クサギ(臭木) 、樹名は葉から放つ臭気に由来。純白な花は樹名と異なり、
かぐわしい香りを周辺に漂わせる。
これから季節が進むに連れて、紺色に色づいた実と赤い蕚とのコントラスト
が、見ごたえある落葉低木です。



アメリカオニアザミが、牧草地沿いの草むらで鮮やかな花を咲かせています。
一方、何故と思うほど 全草が鋭い棘に覆われたキク科の植物です。



家から車を走らせ5分ほど、小高い丘の上に広がる牧草地からの空景色です。

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立秋の庭に咲く・・・

2024年08月07日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


今日は暦の上では立秋だが、週間天気予報では 例年になく当分気温は高めの
日が続くとの事。

画像は 、2~3日ほど前から花を咲かせている ホスタ(ギボウシ)ジューン
です。

     
ギボウシの
草名の由来は、蕾の形が和式橋の欄干の装飾金具を連想させることから。

我家の庭では4種類のギボウシを育てる。品名が分かっているのは、
このスジギボウシと冒頭の画像のホスタ(ギボウシ)ジューンだけ
です。
スジギボウシ(筋擬宝珠)は野趣あふれる。茎を長く伸ばした先端に、
赤紫色の筋が入る 花を咲かせています。
 



マルバアサガオ、毎年 こぼれ種が発芽し花を咲かせます。
アサガオは、我国が原産地の植物かと思っていましたが、意外
にも熱帯アメリカ原産、江戸時代に観賞用として渡来した帰化
植物とのこと。   



マリーゴールド。春になると園芸店に苗が並びますが、我が家では毎年、
種を採集して、初夏になると庭に種をまき育て上げています。

 結果、7月下旬から8月初旬頃から花が咲き始め 秋遅くまで花を咲かせ
る奥手です。



ツユクサ、当地では今が花の時期です。清々しい 青い花は 夏の朝に良く似合う。
庭に生えるツユクサは抜き取りますが、 一部は、そのままにして花を楽しんで
います。



ブラキカム。正式名はブラキカム・アングスティフォリアと覚えられないほど
長い花名。キク科の植物、夏場の高温多湿が苦手な常緑多年草です。

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