今週末は 暦の上での立春。
少々気が早いが、日差しの雰囲気が次の季節へと移り始めた気がする陽気。
撮影時間帯の風速は1m/sec。工場の煙突から 立ち昇る水蒸気が、空高く
ゆったりとたなびく。
カメラアングルは、室蘭港の最も奥まった中央ふ頭付近傍。
風が、ピッタと吹き止まり薄氷が張る海面が 水鏡のように
静まり返る。
今日は、昼過ぎから時折雪が舞うが、数日ぶりに透き通る冬晴れの空が広がる。
撮影の立ち位置は度々画像を投稿している、家から至近距離の小高い丘の上に
広がる牧草地からの雪景色です。
上空は、新千歳空港から本州方面に向かう旅客機の飛行ルート。
推測高度は水平飛行体制直前、相当の冷え込みか?青空に航跡を描く。
雪とクマザサ・白い雲と冬の青空です。
今の時期にしては積雪は少なく、日差しが出るとアスファルトの路面が・・・。
例年、年間の降雪量は ほぼ同じになると聞く。この後2月3月に2~3回ほど
ドカ雪が降ると、当地では雪のシーズン閉幕となります。
※ 室蘭市の積雪量は14cm、道内にあって最も積雪量が少ない地域の一ヵ所です。
(29日18:00現在)
猛烈に渦巻く等高線を伴った低気圧は、遥か彼方の東の洋上に・・・あとに連なり
流れる雲が朝焼けに染まる。
吹き荒れていた風も止まり、キリッとした大気が漂う。室蘭港崎守埠頭 からの
夜明け直後の光景です。
撮影時の外気温は、車載式の温度計ではマイナス5℃。
25,26両日の10年ぶりの厳しい冷え込みに比べると穏やかな朝です。
今朝の日の出時間は6:55分、再び夜が明けるのが早まって来ました。
昨夜の未明から、早朝にかけて強く冷え込む。
朝の気温は氷点下12度、日中になっても気温は上がらず氷点下9.5度。
さらに、西の方角から吹き寄せる風は10m越え。体感温度は相当な
もの、近年まれにみる寒い一日。
降雪量を警戒していたが、幸いにも思っていたより少ない。午後に
なると時折、雲間から陽ざしが零れる。その一瞬を捉えての撮影です。
あえて、刈り取らずに残しておいた、枯れ穂を付けた風知草(フウチソウ)です。
玄関前に設置している、無暖房の風除室のガラスに窓霜が出現しました。
窓霜は、室内側のガラスに付着した水分が冷やされできた氷の結晶です。
風除室内の温度は、屋外より気持ち緩やかな氷点下10度ほど、
アイビーは、ものともせずに常緑の葉を生き生きと・・・寒さにとても強い植物です。
一方、ポトスの鉢の置き場所は暖房を利かせた室内。
育てているのは、ライムポトスとポピュラーなゴールデンポトス。生育に適した
室温を保つと、冬でも旺盛に生育するポトスです。
さらに、伸びすぎた茎を切り取り水に挿しておくだけで発根、株を増やす事も容易
な植物です。
きのうは、室蘭港の最も奥まったところの画像を投稿。今日は、そこから港の入口方面に
5kmほど車を走らせた「エンルムマリーナ室蘭」近傍からの冬景色です。
「エンルムマリーナ室蘭」は、
陸に約140隻、海上に50隻ほどのプ レジャーボートの保管ハーバー。
陸に、ズラッと並べられたプ レジャーボートは壮観です。
当ブログのシンボル画像とほぼ同じアングル。
カメラの被写体として度々レンズを向ける、プレジャーボートの係留桟橋付近からの眺望です。
今朝は、放射冷却も伴い外気温は氷点下7℃、この冬一番の冷え込み。
周辺の大気がビーンと張り詰める。室蘭港の一角、公船の係留施設近
傍からの朝景色です。
一挙に寒さが増し、海面に薄氷が張る。
室蘭港の冬の風物詩、蓮の葉に似た蓮葉氷の出現まぢかです。
薄氷を浮かべ静まり返る海面に、
周辺の景色や、遠方で雪を抱く室蘭岳が映り込む。
室蘭港の入口付近に位置する絵鞆漁港は ホタテ養殖漁業が盛ん。
漁港の前面に広がる噴火湾は、道内屈指のホタテ貝の養殖場が点在
しています。
ホタテ貝は12月初旬から今ごろの時期が旬。養殖場と漁港を行き
来する、ホタテ養殖漁船がエンジン音を轟かせて航行する。
ホタテ養殖漁船が波しぶきを舞い上げ、
港外や港内の養殖場から養殖場へと・・・
絵鞆漁港の直ぐ目の前の港内で操業するホタテ養殖漁船。
次々と海中から船上クレーンで吊り上げられるホタテ養殖カゴの中には、
丹精込めて育てあげた、2年貝や3年貝がビッシリと・・・。出荷され
るホタテは、貝殻の大きさが13cm以上。ブランド名は「蘭扇」国内
は元より、海外でも名を馳せるホタテ貝です。
今日は大寒、寒さも底を突き 次の季節へのハードルと思えば 心みなぎる。
さらに、立春が二週間ほど先に近づいているためでしょうか、太陽の光線
が勢いを増し始めて来ました。
時代が進歩しても、季節の道しるべとなる暦を考案した古人にただただ
素晴らしさを感じてしまう。
港の入口から、一番奥まった波静かな海面に うっすらと氷が張りました。
家の近くの空地、遥か昔に植栽された数本のエゾ松の木が佇む。
今の季節も常緑の瑞々しい葉を茂らせ、幹枝を凛とした樹形に心を惹かれます。
さらに、冬の青空を背景に枝葉に雪が積もったエゾ松の木は、待ちに待ってい
たカメラの被写体です。
プラタナスが 実の上に雪を積もらせました ‼
プラタナスは、別名のスズカケノキの方が馴染みのある落葉高木です。
このプラタナスは、公園や街路樹に植栽され管理されているプラタナスとは異なる。
自然のままで自生、樹高はゆうに20m越え。あわせて、幹枝を縦横無尽に伸ばす。
雪を載せやすいのは、実の表面の無数の突起が滑り止めの役割を・・・
樹高が高く、意識的に木を見上げないと小さな実に気が付きません。
今シーズンは例年になく、枝の先端に紐で吊り下げた鈴を連想させる
実が鈴生り状態です。
今年は例年になく小雪、二日前までは市内の積雪は全くありませんでした。
一方、昨日の夕刻から降り始めた雪、早朝までには 20cmほど降り積もる。
画像は、雪が積もり一面の雪原となった牧草地。雪の上の青い模様は防雪柵の影です。
雑木林の木々の幹枝に湿り気を含む雪が、白く縁取るように張りつく。
クマザサの緑・純白な雪・太陽光、
清々しさが 一際鮮やかに目に映り込みます。