かぎりなく穏やかな夕暮れ時です。秋が深まるに連れ、日の入り時間が日一日と早まる。
今日、当地の日没時間は16時32分。室蘭港崎守埠頭から茜色に染まる西空の光景です。
マジックアワー。日の入りから20分ほどが経過、夕日の残照が海と空を照らす。
白鳥大橋は馬蹄形をした室蘭港をまたぐように架かる。全長1380m、東日本最大の
吊り橋です。
日没時間に合わせてイルミネーションとスポットライトが点灯、夜の空と海に優雅な姿
を映し出します。
かぎりなく穏やかな夕暮れ時です。秋が深まるに連れ、日の入り時間が日一日と早まる。
今日、当地の日没時間は16時32分。室蘭港崎守埠頭から茜色に染まる西空の光景です。
マジックアワー。日の入りから20分ほどが経過、夕日の残照が海と空を照らす。
白鳥大橋は馬蹄形をした室蘭港をまたぐように架かる。全長1380m、東日本最大の
吊り橋です。
日没時間に合わせてイルミネーションとスポットライトが点灯、夜の空と海に優雅な姿
を映し出します。
11月も直前、例年に比べて日中の気温は高め。一方、季節は確実に進み、牧草地を
囲む雑木林のヤマモミジやカエデ、ミズナラなどの広葉樹が 一斉に葉を秋色に染める。
紅葉した樹々が、秋の陽射しを浴び 錦を織りなす。
緑モミジと紅モミジの競演です。
クルーズ客船「レガッタ」、 室蘭港にかかる白鳥大橋をくぐり抜け港内を滑るように
中央ふ頭に向かう。
室蘭港の地形はコの字型、眺める場所によっては大きな河川のようにも見えます。
標高199メートルの測量山の山頂から、眼下に室蘭港中央ふ頭方面と市街地を望む。
マーシャル諸島船籍のクルーズ客船「レガッタ」、室蘭港への寄港は初めてです。
総トン数30,277ton、全長181メートルの優美な船体が、中央ふ頭に着岸しました。
10月4日にロサンゼルスを出航。日本の秋を巡り、北海道や東北地方さらに到着地の
東京港への長い船旅の途中での寄港でした。
2023年の室蘭港に寄港したクルーズ客船は12隻、今シーズンの最終を飾る船舶です。
季節が進むにつれて 空気が澄みわたってきました。撮影時の気温は13度、緩やかに
南西方向から風が吹き寄せる。カメラアングルは、家から至近距離、丘の上に広がる
牧草地からの眺望です。
ギンドロの木、葉の表は濃緑色で裏は白色、秋の空との対比がとても清々しい落葉高木
です。
絵鞆岬の周辺は、市内を代表する景勝地。岬の突端、海にせり出す展望台に立つと
噴火湾の海原と雄大な景観が広がります。
絵鞆岬一帯は、これから来春にかけて 北西からの季節風が吹きつける。岬の広場に
植えられている樹木が、長年にわたり強風を受け幹枝を風下の方向に傾ける。
噴火湾の大海原を渡ってくる季節風が海面を波立たせる。
岬のそばを走る道路を挟んだ港側には、家々が軒を重ねるように建ち並ぶ。一帯は人々の
生活の場と大自然が交差する 特有な場所です。
10月も中旬を過ぎると朝の気温は一桁台、庭で育てている花のシーズンは閉幕を迎え
ます。そのなか、マリーゴールドは元気ハツラツ‼。毎年 秋に種を採取、春に種をまき
苗を育て花を咲かせています。
八重咲きアスターは、庭で育てているキク科シオン属のしんがり。秋の陽射しを浴びて、
やさしげな存在感を放っています。
ビデンス シャインボール。
シャッキとした株姿と黄金色の花の取り合わせが鮮やか。生育旺盛なキク科の耐寒性
多年草です。初夏の頃から花を咲かせ始め、真夏には花数を減らし、再び秋になると
花数を増す。開花の期間が長い植物です。
庭にも紅葉前線‼、鉢植で育てる、キリンソウが多肉質の葉を赤橙色に染める。
ヤブコウジ(藪柑子)、常緑の葉の下に隠れるように小さな花と艶やかな赤い実を
稔らせる。
庭木のオンコ、今年は例年になく実をたわわにつける。本来の樹名はイチイ(一位)、
岐阜県飛騨地方の国指定の伝統工芸品「一位の一刀彫」の素材木です。
「一位の一刀彫」ライチョウ、53年前の一品です。
居住地には、1965年頃に山野を宅地に開発する以前からの自然林が今も残る。
今日は、道端に生える秋色に染まる草花をカメラに撮り込みながらウオーキング。
携帯アプリの表示では、歩行距離6,1km 歩数7,916。外気温17℃のなか、
心地よい汗を流す。
ヤマブドウが、道路沿いの藪で実を付ける。
ツリバナ、すでに実は野鳥に食べ尽くされる。今の時期は、ほかの樹木に先駆け紅葉の
時期を迎えています。
道沿い、足元で ユウゼンギクとエゾノコンギクが花を咲かせる。
2羽のカケスが公園で餌探し。野性的なさえずりから想像できない、羽の色が美しい野鳥
です。
マユミ(真弓)の紅色の実は秋の空に鮮やかです。
当地の日の出時間は5:50分。秋が深まるに連れて、すっかり夜が明けるのが遅くなる。
家から僅かな距離、丘の上に広がる牧草地からの朝景色です。
エゾシカのメスの群、初夏の頃に誕生した小鹿を連れて 朝の採餌の時間です。
ちぎれ雲がゆったり、次からつぎへと東の方角に流れる。
牧草地を縁取る雑木林の中で、アカゲラが木々の間を飛び交う。
後頭部は紅色、黒と白い羽のコントラストが鮮やかな野鳥です。
2羽のアカゲラが、じゃれ合いながら木々の間を飛び交い、幹に止まる。一般的には
単独行動。このように、一本の幹に2羽が止まっているのを見るのは初めての事です。
秋風が緩やかに流れる室蘭八景の一ヵ所、トッカリショ浜からの眺望です。道路沿いに
設置されている展望所に立つと、青い海原を前面に海面からそそり立つ奇岩と断崖絶壁
が目に飛び込んで来ます。
トッカリショ浜の地名はアイヌ語を語源とする。市内に限らず道内各地にはアイヌ語に
もとづく地名が多く存在しています。
トッカリショ浜の断崖の上で、コハマギク(小浜菊)が清爽な花を咲かせています。自生
している場所は、凝灰岩の上の薄い表土や岩石の隙間など。過酷な環境下で健気に花を咲
かせています。
コハマギクは 道内の太平洋側の海岸部の岩場や崖に自生する、キク科の多年草です。
オオノアザミ(大野薊)。鮮やかな紅紫色の花を上向きに咲かせます。自生地は本州の
北部から道内の南西部、冷涼な地域を好むアザミです。
トッカリショ浜に隣接する 地球岬は道内を代表する景勝地。眼下にエメラルドグリーン
の海面と遥か遠く、太平洋の大海原が広がる。視界を遮るものがなく水平線が湾曲して
見える事が地名の由来です。
八角形の白亜の灯台は海抜131mの断崖の上にそそり立つ。展望台は海面から147m
の高さ、全国的にも展望台が灯台より高い位置に在るのは稀な光景では⁉
穏やかな秋の海です。遥か遠くの水平線が横に長く弧を描く。
灯台は、土木学会選奨土木遺産や「日本の灯台50選」に選定されています。
展望台のすぐわきには、海面からの高さ156mの馬の背がそそり立つ。岩石だらけの
急斜面で、コハマギクが岩石の隙間に根を生やし可憐な花を咲かせています。
帰路の道すがら・・・
カエデ類の紅葉が始まる。ガマズミの実が 秋の陽射しを受けて輝く。
市の郊外を走る臨海道路沿いの海岸。
初夏から夏にかけてはアオバトが本州方面から飛来。今の時期はヒヨドリの群れが連日、
本州方面の温暖な地域を目指して飛び立っています。
この海岸線は 間もなくすると西寄りの季節風が打ち寄せる。今日も風はやや強いが、
10月としては例年に比べて気温は高め、岩に砕け散る波飛沫が目に清々しく映る。
左側のカシワの木が生い茂る丘が、ヒヨドリの渡りの集結地です。
ヒヨドリの渡りの習性。天敵のハヤブサなどの襲撃を避けるため、群れは海面をすれすれ
に飛ぶ。
まず、ヒヨドリの群れが目指すのは道内の日本海方面。その後、津軽海峡を渡り本州方面
へと移動して行きます。