グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

港の朝景色

2016年03月27日 | 室蘭の景色

 

 早朝から限りなく晴れ渡る。室蘭港の外防波堤越し、噴火湾を隔て対岸の渡島半島に君臨
する蝦夷駒ヶ岳が美しい山容を現わしました。昨日は、まだら模様の残雪状態。今朝は、再び、
中腹から頂きにかけて、純白な雪をまといました。
 今日は、北海道新幹線の開通日。始発終着駅の新函館北斗は、ちょうど蝦夷駒ヶ岳の裏側
に位置します。 開通を祝福するように、清々しい3月の空が広がりました 。


 



 港の一日の開始です。外防波堤の沖合に停泊していた船舶が、タッグボートに導かれ入港
を始める。
 室蘭港は製鉄や石油化学工業に伴い、年間に入港する船舶数と取扱い貨物量は、道内で
数の国際拠点港湾です。









 港内の一角にある崎守漁港から、ホタテ貝の養殖場にエンジン全開で出漁する漁船です。
この漁港の主な水揚げ海産物は、近年脚光を浴びるブランド ホタテ貝の「蘭扇」です。
 「蘭扇」は、噴火湾の栄養豊富な漁場で3年間、手間暇かけて養殖されます。出荷される殻
の大きさは13cm以上。甘みが強く太い貝柱を持つホタテ貝です。

 

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室蘭港に大型クルーズ客船が入港しました

2016年03月24日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など

 

 大型クルーズ客船マリナー・オブ・ザ・シーズが、乗船客を3,000人ほどを乗せ正午過ぎに、
室蘭港の崎守埠頭に接岸しました。昨年の秋に初寄港して
以来 、2度目の入港です。









 埠頭には、札幌方面に向かう ツワーバスが約70台。 これほど多くのバスが、一ヶ所に整然
と並ぶのを目にしたのは初めてです。


 

 


  









 マリナー・オブ・ザ・シーズは、総トン数138.279トン・全長310mの超巨大なクルーズ客船
です。
メインマストには、船籍のバハマの商船旗がはばたく。この客船の所有は、アメリカのロイ
ヤル
カリビアン・インターナショナル社ファンネルカバーに 取り付けられいる、
トレードマークの
王冠と錨をデザイン化したエンブレムが誇らしげに見えます。 

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絵鞆漁港と近傍の風景

2016年03月22日 | 室蘭の景色



 絵鞆漁港は、室蘭港のほぼ入口付近に位置する。水揚げされる海産物は、 春夏秋冬を通し
毛ガニ・ウニ、ヤナギダコやワカメなど。沿岸漁業を主とする市内屈指の漁港です。









 漁港の前の海域は、特産のホタテの養殖場です。さらに、一帯には風光明媚な景観が広が
ています。









 カメラアングルは、絵鞆漁港からわずかに離れた「エンルムマリーナ室蘭」近傍からの港内
の光景です。
 撮影の時間帯は、風がピッタと吹きどまる。 海と思えないほど、海面が水鏡のように静まり
返り
ました。このように、油を流したような海面が出現するのは、年に数回 極めて稀な事です。


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早春のいぶき

2016年03月21日 | 室蘭・四季の野花&花木



 湧き水が流れる小川で自生するクレソンです。元もとは、ヨーロッパが原産のアブラナ科の
水生植物です。
当地での旬は4月の初旬ごろ。料理の引き立て役だけではなく含有する成分
からは、万能野菜の一つです。



 今が旬です。近ごろの暖かさで、フキノトウが一斉に芽吹きだしました。独特な芳香と苦味を
生かした料理方法は数多い、早春を代表する山菜です。


 



 縄文の森のエゾリスです。越冬はしません。冬の間も樹上の巣や木の洞などを棲みかとして
います。相変わらず、ひょうきんな仕草を見せてくれました。













 市内陣屋町の高木が茂る雑木林の中。林床は数多くの山野草の自生地です。近ごろの陽気
で山野草の一番バッターの福寿草が、花を咲かせ始めました。
 今日は快晴の一日でした。早春の陽射しを受け、光沢を発しながら花を咲かせる福寿草です。

 

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3月のイタンキ浜で・・・・

2016年03月20日 | 室蘭イタンキ浜





 イタンキ浜は、日本の渚100選にも指定されている風光明媚な砂浜海岸です。浜の総延長
は、1.7キロメートルほど。西と東側の浜は、著しく異なる景観を見せてくれます。
 今日は、好天に恵まれました。ウォーキングを兼ねて、潮の香がほのかに漂う浜を散策する。










 水生植物のミツガシワが水面に薄緑色の葉を出し始めました。意外でしょうがイタンキ浜に
隣接する海岸段丘には、ピオトープがあります。「NPO法人ピオトープ・イタンキin
室蘭」により
復元された広大な草地の中の湿地です。湿地には、周囲の丘から流れ
出る小さな沢水が流れ
込んでいます。湿地を好む植物、昆虫、野鳥の楽園です。



 2013年6月に撮影しました、この場所で咲いていましたミツガシワの花です。









 浜の前面は太平洋の大海原、水平線が弧を描くように広がっています。


 



 浜の背面には、高さ80メートル程の火山砕屑岩の白い断崖が、浜にアクセントを付けるか
のように連なっています。


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夕映えと夕陽

2016年03月18日 | 室蘭の夕日&夜景



 今日も穏やかな天候、併せて気温も二桁台。4月下旬並みの陽気となりました。夕刻になり、
風がそよぎ始めましたが この時期にしては、すこぶる穏やかな夕暮れ時です。





  



 久し振りに、西の空がやわらかな茜色に包み込まれました。













 今日、当地の日の入り時間は17:50分。日没の時間が日毎に遅くなる。 カメラアングルは、
室蘭港崎守埠頭の最西端から、穏やかに暮れゆく西空の光景です。


 

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高速船・「さんらいなぁ2」

2016年03月16日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など

 

  今日は、全道的に高気圧に覆われる。当地でも日中の気温は13℃、四月中旬並みの陽気
となりました。このまま一挙に、春の季節に進んでほしいと思いますが、例年、今の時期は一筋
縄ではいかない季節の狭間。カメラアングルは、室蘭港フェリーターミナル近傍からの眺望です。 
 


 

 

 目を惹く、彩色を施した船舶が桟橋に係留されています。
総トン数122トンの高速客船「さ­んらいなぁ2」です。噴火湾を挟む対岸の森町と、室蘭を結ぶ
新設航路の試験運行のための寄港です。

噴火湾                「森町から 室蘭 ...」の画像検索結果 

 対岸の森町と室蘭間は、国道距離で約140kmほど。高速道路を利用
しても所要時間は約2時間ほどかかります。
一方、海上直線距離は約30kmほど。高速船を利用すると所要時間は、
1時間15分程と近さが増します。さらに、噴火湾の洋上からは駒ヶ岳を
始め、周囲の山並みを配した景観や、イルカ、クジラ
ウオッチングを楽し
む事が出来ます。
 

  

 

                                  

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木材チップヤード

2016年03月15日 | coffee break;(etc )



 室蘭港崎守埠頭からの朝景色です。
埠頭の岸壁の最大水深は14メートル。巨大豪華客船、ボイジャー・オブ・ザ・シーズ(総トン数
137,276)の巨体も接岸できる道内屈指の埠頭です。
   今日も、超大型の木材チップ運搬船が接岸。早朝に関わらず、積み荷の陸揚げ作業が行わ
れていました。









 木材チッ プ運搬船は、甲板上に設置されている3基の大型ク レーンと、荷下ろし用のベルト
コンベア用の
ホッパーが特徴的な船舶です。 


  



 3基の大型クレーンに吊り下げている、「UFO
キャッチャー」にそっくりなクラブ バケット。
物庫から木材チップを掴み上げ、荷揚げ用のベルトコンベアのホッパに運び入れます。













 木材チップは、ベルトコンベアで運ばれ船から陸上に荷揚げされます。





 大型のシャベルローダーが、エンジン音を轟かせヤード内を走り回る。
陸揚げされた木材チップはルプの原料となります。この後、木材チップ運搬車に積み込まれ
白老町にある大昭和製紙北海道工場などに運ばれて行きます。

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早春の絵鞆岬

2016年03月14日 | 室蘭の景色



 今日は、朝から気温が上昇。気象台の発表では、4月上旬並みの暖かさ。陽気に誘われて、
久しぶりに
絵鞆岬の
展望台の上に立つ。遠方の景色は霞んでいましたが、活火山の有珠山や
羊蹄山。さらに、噴火湾を隔てた
対岸に君臨する駒ヶ岳の雄飛が目の前に広がる。一帯は、室
蘭八景の一つ、
市内を代表する景勝地です。

 早春の風物詩、ウニ漁が始まりました。展望台の前面の海域は岩礁地帯。ウニの餌となる、
ワカメなどの海藻類が豊富な良漁場です。




 ウニ漁は資源の保護から、時期は元より採集時間・量などの厳しい規制がかかっています。
採集の方法は、一人で
小舟に乗り、巧みな足さばきで操船。箱メガネで海底を覗きながら長い
柄の先に付けたタモ網で、ウニをすくい上げます。ウニ漁は熟練を要する漁法です。




 採集しているのは エゾバフンウニ。身は、見ただけで味覚が伝わってくるオレンジ色。さらに、
濃厚な味わいが特徴的なウニの中のウニです。









 展望台の直下の海面で、コクガンが羽を休めています。潜りは、あまり得意のようには見え
ませんが餌は海藻などが好物。主に、
海を生活の場としている渡り鳥です。









 撮影角度からも、お分かりかと思いますが展望台の真下の磯。突如、飛来してきたアオサギ
です。獲物を見つけたのでしょうか、抜き足、差し足、忍び足です。一方、下の画像は飛び立とう
としているのではありません。足を滑らせ、懸命に羽根を広げバランスをとるアオサギです。

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漁 港

2016年03月11日 | 室蘭の景色



 追直漁港は、この景色から想像できないでしょうが、室蘭市の中心市街地と隣接しています。
漁港の前面には太平洋の大海原が広がる。
沖合の海域は好漁場、スケソウダラ底引き漁など
を主とする漁港です。さらに、漁港内では、ホタテや高級魚のクロソイなどの養殖が行われてい
ます。
 一方、沿岸の岩礁地帯では、 コンブ・ワカメやウニ漁なども盛んです。追直漁港漁は、室蘭市
を代表する風光明媚な漁港です。













 漁港の一角。布海苔やマツボなどの海藻がぎっしりと磯に張り付く。料理した時の磯の香り
と歯ごたえは絶品です。
 今が旬ですが、採取ができるのは漁業関係者に限定されています。



 漁港の沖合にある、人口島Mランドに架かる橋の上からの眺望です。眺める角度によっては、
海上や上空に突き出ているように
見えます。

 

 人工島Mランドから眺める、絵鞆半島の最高地点の測量山です。海面から頂きまでの高さは
199m。この景色からは全く想像が出来ないと思います。裏側には室蘭港や市街地が広がって
います。

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