グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

今シーズン1隻目の大型クルーズ船が入港しました

2024年04月30日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など


春靄が漂う室蘭港に、オランダ船籍のウエステルダム(8万2500トン)が入港。
今シーズンに入って 初めての大型クルーズ船の寄港です。



ファンネルマークは船体のシンボル。
二対のファンネルカバーには「客船」の図柄が描かれた独創的なデザインです。

メイーンマストに掲げた、船籍のオランダ国旗と海運旗が潮風にたなびく・・・



出航時間は17:00、室蘭祝津ふ頭から離岸直前の風景です。



17:00、ウエステルダムが室蘭港祝津守埠を離岸。茜色に染まり始め、静まり返る
海面に285mの船体が航跡を描き、次の寄港地に向けて船首を外洋に向ける。

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牧草地の中の一本桜

2024年04月29日 | 室蘭の景色


室蘭岳の裾野に広がる牧草地の中で、今年も一本のベニヤマザクラが花を咲かせて
います。本州方面と比べて、1ヶ月ほど遅れてサクラの季節が訪れて来ました。

昨日は八分咲き、今日は見事に満開となりました。

推定樹齢は100数十年ほど、樹高は約10m、5本の幹を束ねた根回りは5m弱。
永年、厳しい風雪に耐えてきた風格を漂わせるベニヤマザクラです。

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絵鞆半島に咲く山野草

2024年04月28日 | 室蘭・四季の野花&花木


絵鞆岬の展望台からの眺望は春日和 ‼  岬を後に、半島の尾根部を縦走する観光道路
を東の方角へと・・・。 半島は
山野草の群生地が点在する。毎年、カメラの被写体
として楽しみにしている 山野草の花の季節が到来しました。



岬は噴火湾の大海原に突き出す。周辺には家々の軒が連なる、自然と人々の日常が交差

する稀な場所です。


          
岬から僅かに走る観光道路沿い、雑木林の林床にコジマエンレイソウ(小島延齢草)
の市内屈指の自生地がある。
花は紅色で葉も大きく、普通のエンレイソウに 比べて華やかさが際立つ。草名の由
来は、 道南の松前沖に浮かぶ渡島小島で発見された事に由来しています。




萌え立つ木々の新芽、見る目に清々しさを感じる。



青花キクザキイチゲが花を咲かせています。本来、キクザキイチゲ(菊咲一華)の
花色は純白。市内で、青花キクザキイチゲが自生地するのは絵鞆半島に限られてい
ます。



半島を縦走する観光道路沿い広葉落葉木の林床では、ニリンソウ(二輪草)も 可憐な
花を満開に咲かせています。


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エゾヤマザクラが開花・・・

2024年04月23日 | 室蘭・四季の野花&花木


列島を約1ヶ月ほどかけて北上して来た桜前線が到達。当地では、エゾヤマザクラの
開花は、ソメイヨシノより 一足早く花を咲かせ始めます。



エゾヤマザクラは、開花とほぼ同時に紅色の葉が展開します。彩が華やかな事
から、別名では ベニヤマザクラとも呼ばれています。

丘陵地帯に住宅地が造成されたのは昭和40年初頭、その以前から町の公園
に隣接する雑木林に自生。毎年、花が咲くのを多くの人たちが楽しみにして
いる桜です。


 


                
一つの株から太い7本の幹が・・・。永い歳月、風雪に耐えて来た樹齢不詳の
古木です。



「春が来た ヒヨドリやシジュウカラのさえずりが周辺に響き渡る。



エゾヤマザクラを撮影した帰り、道沿いに咲くレンギョウが目に止まる。
当地では、春一番に花を咲かせる花木です。    
 

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春を拾う・・・

2024年04月20日 | 室蘭・四季の野花&花木



近ごろ日中の気温も平年並みに戻り、陽気が春めいてきました。
家から至近距離、小高い丘の上に広がる牧草地からの眺望です。
先日まで、冬枯れ色をしていた牧草地にも、緑の世界が戻って
来ました。



キタコブシが花を咲かせ始める。青空を背景に咲く花姿は清々しさいっぱい、
北国に春が訪れたことを知らせてくれる花木です。
  



花びらの裏側にはアクセントの紅色の筋が入る。薄い花弁は、わずかな風にも
なびく。どこか白モクレンの花に似る、モクレン科モクレン属の落葉高木です。       
       



春の山野草の定番、カタクリが ほのかな香りを漂わせ花を咲かせる。





キクザキイチゲ(菊咲一華)、道路わきを縁取るように群れ咲く。



家からわずかに離れた杉林の林床は、市内のどこよりも早く花を咲かせる
ニリンソウの自生地です。



沢沿いの湿地に自生する水芭蕉、群生地ではありませんが、身近に水芭蕉の
花を見れる貴重な場所です



当地の野山に咲く桜はエゾヤマザクラが主役。明日には開花しそうに蕾を
膨らませる。この桜が開花すると季節は春本番です。

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庭の草木もシーズン開幕です・・・

2024年04月17日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


霧雨に濡れた庭の草花が目に清々しく映る。
花びらに雨の雫を付けた チオノドクサが満開になりました。花名はどこか和の趣を
感じさせるが、原産地は国外 花名の由来はギリシャ語のChiono(雪)とdoxa(輝き)
二つの言葉が組み合わさる。

我家の庭に春が訪れると、シラー・チューベルゲニア、クロッカスに次いで3番目
に花を咲かせる球根草です。



クリスマスローズも、薄紅色の花を咲かせ始めています。



コーカサスキリンソウ トリカラー、若葉は爽やかな緑色。生育が進むにつれて
葉の縁を薄赤く染める。耐寒性がとても強い多肉植物です。



この時期のミヤマオダマキの若葉は、 葉の上に 雨のしずくを見事にのせます。


             
木花も蕾を膨らませ始める。
ボケの生育適地は本州以西。当地は道内では温暖な地域、植えてから30年余りが
過ぎますが、毎年 鮮やかな深紅色の花を咲かせてくれます。



庭木のチシマザクラの蕾が開花寸前です。

列島を北上して来た桜前線が道内に上陸、16日に道南地方でソメイヨシノ
が開花。一方、2024年の室蘭での ソメイヨシノの開花予想は4月24日。
当地では。チシマザクラ・エゾヤマザクラ・ソメイヨシノの順で桜が花を咲
かせ始めます。

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海霧・春から初夏の風物詩

2024年04月16日 | 室蘭港・海霧


海霧の季節の到来、多くのカメラの愛好家が待ちに待っていた被写体です
早朝から清々しい空が広がる。噴火湾の洋上を渡って来る南西からの暖かく
湿り気を帯びた大気が、海霧となって室蘭港内に流れ込む。
当地では、毎年4月初旬から7月初旬ごろにかけて出現する、海霧の季節が
訪れて来ました。


海霧は 室蘭港と外海を隔てる絵鞆半島の先端をかすめ、噴火湾の大海原から
室蘭港内に流れ込んで来ます。



室蘭港は独特の地形、刻々と周辺の景色を幻想的に変化させながら海霧は流れ込む。



時間が経過、港の入口に浮かぶ標高35mの大黒島が現れ始める。状況にもよりますが、
海霧が港内に流れ込む最終段階の目印となります。


【参考 撮影データ】
 撮影日時は 2024.4.14(8:00~11:00)
 気象条件:天気と気温 晴れ9℃~20℃・風向風速 南西・1m/sec 
 撮影場所:祝津展望公園と測量山の展望台



毎年この時期になると、地方紙にも海霧の記事が掲載されます。
                                 ( 北海道新聞、 4/26日の朝刊より引用)

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朝 霧

2024年04月14日 | 室蘭港・海霧


早朝から港周辺が薄らとした霧に包み込まれる。当地では、これから初夏にかけて
霧の日が頻繁に出現します。
朝霧が立ちこめるの港の一角、プレージャーボートの船溜まり周辺を散策。幻想的
な風景は興味を惹く被写体の一つです。



絵鞆臨海公園の一角、港内外を周遊するクルーズ船の船着き場から。
白鳥大橋や、さらに 後方にそそり立つ室蘭岳も朝霧に包み込まれ。



陸上に保管されていた、プレージャーボートがクレーンで吊り下げられ海上に。
釣り人の朝は早い、次々と朝霧が漂う港外のポイントへとエンジン音を響かせる。



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庭に咲く 春の一番花です・・・

2024年04月11日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



ようやく、当地でも庭植えの草花が花を咲かせ始めました。今シーズンは、
3月下旬頃の気温の低下に伴い、例年に比べて一週間ほど開花が遅めです。
シラー・チューベルゲニアは、春になると、我が家の庭では一番初めに花
を咲かせる球根草。白い花びらに、薄水色の斑が入る清楚な花を咲かせて
います。


 
春の代表的な庭花、今となっては球根をだれから貰ったのか何処の園芸店で
購入したのか不明
特に、上の画像の黄花クロッカスの正式名は数十年間 分からずじまい。毎年
この一株だけが花を咲かせる 貴重なクロッカスです。



ミヤマオダマキ。開花はもう暫くしてからですが、庭で育てる草花の中では
いち早く、新葉を萌え立たせます。



室内で育てる ミニセントポーリア。2~3か月のインターバルで可憐な花を
咲かせ続けています。
生育環境は、室温は18~23℃ほどでカーテン越しの明るさがある場所で
育てています。水遣りは鉢が軽くなったのを見計らい、取り置きの水を施し
ています。
株を増やすのは我が家では葉挿し、葉柄を付けた葉を切り取り、他の鉢植え
の隙間に挿しておけば、容易に増やすことが出来ます。
                        (4・12一部の画像を更新しました)

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4月の夕日

2024年04月09日 | 室蘭の夕日&夜景


今日の午前中は、小雨が降るあいにくの天候でしたが、午後になると降り止む。
さらに 夕刻になると西の空が澄みわたり、絶好の夕日の撮影日和となりました。

今日、当地の日の入は18時12分。室蘭港 崎守埠頭から茜色に染まる西空の光景です。

マジックアワー。日の入りから20分ほどが経過、夕日の残照が海と空を照らす。

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