昨夜から降り出した雨、朝には降りやみ陽射しがこぼれる。
西洋カラマツソウ・デラバイ、庭の片隅で独創的で可憐な花を咲かせ続けています。
赤紫色の蕾や、薄緑色の葉も魅力的。
茎の高さは2メートルほど。僅かな風にも細い花茎を靡かせます。撮影時のピント
合わせが少々困難。
西洋カラマツソウ・デラバイは、花と薄緑色の葉とのコントラストが爽やかな耐寒
性宿根草です。
かぎりなく穏やかな夕暮れ時。
初夏の頃から天候不順の連鎖で西の空は精彩を欠く。
ようやく、この時期を迎え大気が透明感を増し始めました。
夜釣りに向かう小舟が、静まり返る海面を滑るように行く、
裏夕焼け‼。
夕日と真逆な東の空、室蘭港に架かる白鳥大橋が夕日に照らされる。
日の入り時間が日ごとに早まる。当地の日没時間は18:15分。
室蘭港外防波堤越し、残照に染まる 西空の光景です。
追直漁港は、室蘭市の中心市街に隣接する風光明媚な漁港です。
水揚げされる海産物は豊富。隣接する海域ではホタテ貝の養殖も。
追直漁港は市内は元より、近隣市町村への海産物の供給基地です。
漁港の周辺は岩礁地帯が連なる。
カレイやウニ、コンブ・ワカメ漁などの沿岸漁業も盛んです。
漁港の一角、小型漁船の船溜まり。陸揚げされた磯船がズラッと並ぶ。
追直漁港の沖合の人工島から、絵鞆半島の眺望です。
海面からそそり立つ100メートル前後の断崖が連なる。
一帯には、市内はもとより道内有数の景勝地が点在しています。
絵鞆半島の最高地点の測量山です。海面から頂きまでの高さは200メートルほど。
意外でしょうが、測量山の裏側には室蘭港と市街地が広がっています。
祝津公園展望台からの眺望です。
展望台に立つと、室蘭岳の山塊を背景に白鳥大橋や港周辺の風景が、目に飛び込んで来ます。
祝津展望公園は、海岸線から曲りくねる急坂を登った小高い丘の上。
沿道では、カンボク(肝木)の実がたわわに稔る。一足早い秋の訪れです。
登坂の途中の草むらで、ユウゼンギク(友禅菊)も花を咲か始める。
和の趣が漂う草名。明治時代に国外から観賞用に渡来した帰化植物です。
当地では、ユウゼンギクの花が咲き始めると季節は秋へと移っていきます。
オオノアザミ(大野薊)。
本州北部~道内の当地を含む南西部に自生するアザミです。
アザミの代表格のノハラアザミにそっくり。アザミらしいアザミです。
昨日に続き、アオバトが水を飲みに飛来する海岸へ。
ハヤブサの襲来を警戒、何度も岩場の上空を遠く近く猛スピードで旋回。
危険がないことを察知すると、海水を飲みに岩場に降り立ちます。
アオバト。羽の色はオリーブ色で、頭から胸にかけて明るい黄色。
さらに、腹部から尾羽の裏は白、くちばしや目の周は薄水色。
オスの翼の付け根には臙脂色のアクセントが、彩り豊かな野鳥です。
アオバトが海水を飲むのは一説によると、ミネラルの補給。
道内のアオバトは夏鳥、間もなく秋本番になると列島を南帰行。
長旅に備えて、小さな身体エネルギーをいっぱいに充填です。
夕日の投稿は半年ぶり。大気が透明感を増し始めてきました。
「エンルムマリーナ室蘭」近傍から、日の入り直前の光景です。
日の入りから20分ほどが経過した、「室蘭みたら道の駅」周辺の夜景です。
白鳥大橋がイルミネーションライトを点灯、夜の海面に光の影を映し出す。
マジックアワー。
周辺の全てのものが、あかね色のグラデーションに包み込まれる。
夕日・夕焼け・残照と時が進む中で、最も感動を受ける一瞬です。
早くも8月も下旬、今日の最高気温は 22℃。一挙に、透き通る空が広がる。
季節は、ゆっくりとした足取りで秋へと移り始めてきました。
秋の七草の一つのヤマハギ(山萩)。
細くしなやかな枝をを風になびかせ、花を咲かせ始めました。
葛も秋の七草の一つ。
大きな葉に隠れるように独創的な花を咲かせています。
蔓・葉・花・根の全てが利用されてきた万能つる性植物です。
朝から気温が上昇、涼を求め家から車を走らせること10分ほどの海岸へ。
海域一帯はウニ漁の最盛期。漁法は、箱メガネで海底を覗き込む。
長い竿の先に付けたタモ網で、ウニをすくい採ります。
10分ほどの短時間で、タモ網の中には20個ほどの大ぶりのウニが・・・・。
一帯は遠浅の岩場、撮影時はちょうど干潮の時間帯。
海底には、ウニが好んで食べるコンブなどの海藻がビッシリと生い茂る。
併せて、小魚なども豊富なこの場所は アオサギなどの水鳥の餌場です。
朝から夏空が広がり、北東からの風が緩やかに流れる。
昨日に続き、アオバトの水飲み場の海岸でカメラを構える。
7:30分ごろ、いつもの時間。
アオバトが、海岸の水飲み場の上を弧を描き高速で旋回。
まもなくすると渡りの時期、列島を本州方面に南下する準備。
猛禽類から身を守るため、群れは日毎に数を増しています。
水を飲みに岩場に降りるのは数羽。
群れは上空を旋回しながら交互に降り立ち飛び立つ。
おそらく、猛禽類から身を守る習性・本能のようです。
アオバトの珍しい習性。
下半身を意図的に海水に漬ける「尾浸け」。理由は解明されていません。
室蘭市の郊外、臨海道路沿いの海岸にアオバトが水を飲みに群をなして飛来する。
本州以西では通年、目にできる野鳥。当地では夏場から秋の渡りの時期までの限定です。
アオバトが、海水を飲みに海岸の岩場に飛来するのは・・・。
一説には、ミネラルを摂取するためと言われています。
頭から胸にかけては鶯色で、翼はオリーブグリーン。
さらに、くちばしは水色、腹部から足の付け根は白。
特段派手でありませんが、彩が鮮やかな野鳥です。
アオバトの生息地は九州方面から北海道。列島を夏には北へ、秋になると南へと移動。
海岸から道路を挟んだ小高い丘の上の雑木林はアオバトの営巣地。
ハヤブサが、枯れ木に止まり獲物のアオバトの群れを待ち受ける。
自然界の摂理、弱肉強食の世界を垣間見る。